【イントロダクション】あなたは気付いてる? 「対人関係にひそむ10のゆがみ」
デビット・D・バーンズの「10の認知の歪み」を連載で紹介していきます。
あなたはこのような場面に遭遇したことはありませんか?
相手の言葉をネガティブに捉えてしまう。
ネガティブな感情に飲み込まれやすい。
人間関係がうまくいかない。
距離感がつかみづらい。
生きづらい。
この他にも貴方が悩んでいる出来事には、実は「認知の歪み」が隠れているかもしれません。
こんにちは
手術室看護師を経て心理カウンセリング・コーチング業HOLISTIC CURE JAPAN代表のChica Yoshikawaです。普段は仕事以外で学んだことや個人的なエッセイ、3分書評、映画評などなど興味あることを書いていきますが、今回は医療観点を踏まえた真面目な「認知」の話をしていきます。
私は看護師として、精神疾患を持ちながら生活している方々に寄り添う形で看護をしてきました。看護師として働きながらカウンセリングするに従って、”人々のコミュニケーションエラーが生じる場面はいつだろう?”と考えるようになりました。
私が気づいたことは、「貴方が今こうして文章を読んだり、他者と話をしたりする場面にも、コミュニケーションエラーは「認知の歪み」に起因して生じていることが多い」ということです。
認知の歪みとは
人びとは世界の物事を脳内でキャッチするために、多くの情報処理を行なっています。情報処理を行わないと、自分を含めた世界の情報が一緒くたにして押し寄せます。
イメージは大きな河川の流れです。それを堰のようなフィルターを通して、自分がモノを認知しやすいように情報を消去・歪曲・一般化して処理しています。物事の捉え方は十人十色ですが、その中には貴方が苦しんでいる要因である認知の歪みが隠れているかもしれません。
「認知の歪み」とは、簡単にいうと”考え方のクセ”です。他者は否定として言ってないのにネガティブに捉え、貴方はそのネガティブな感情に飲み込まれてしまうなど、往々にして他者と自分との関係性がうまくいかない、距離感が掴みにくい、など自分が生きづらい状況になっている場合があるでしょう。
代表的な10の認知の歪み
そもそも「認知の歪み」という考え方は、精神科医アーロン・ベックが基礎を築き、弟子のデビット・D・バーンズがその研究を引き継ぎました。
代表的な10の認知の歪み
全か無かの思考
行き過ぎた一般化
心のフィルター
マイナス思考
論理の飛躍
拡大・過小解釈
感情の理由づけ
「~すべき」思考
レッテル貼り
誤った自己責任化(個人化)
終わりに
これらに気づき、認知の仕方を改善していけば世界が今までと異なった世界に見えてくることでしょう。
私自身の話も交えつつ、「認知の歪み」の詳細をお話ししていきます。
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参考書籍:David D. Burns著『Feeling Good:The New Mood Therapy』
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