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僕のnoteが浅漬けになれればそれがいい

毎日投稿!なんて言ってた元日が懐かしい。毎日書くほどまあネタがない。1月30記事、2月23記事、3月21記事、見事に右肩下がりのグラフを描いている。脳の中にあった全てを文字に起こしても合計74本程度で書くことがなくなってしまう自分の脳が少し恥ずかしい。

一般に脳は17.5TB(テラバイト)の容量があるらしいが、そんなわけない。全角文字の容量は2バイトだそうだ。だいたい僕のnoteの平均文字数を800字ほどとすると、今年書いた記事の容量は2バイト×800字×74本で118,400バイト。たった0.0001ギガバイト。人間の平均脳容量のわずか1億7,500万分の1だ。黎明期パソコンより少ない。

1.人生の箸休めに

そんな搾りかすのような文章を読んでくださっている方々がいる。こんなにありがたいことはない。

正直言って、僕の文章から得られる学びなんて一つもないと思う。自虐でも卑下でもなく、事実だ。話は変わるが、「ただ事実を言ってるだけなんだけどなあ」と得意げな顔して言う人間は往々にして性格が悪い。

生産性が叫ばれ、ファスト映画や本の要約動画、倍速再生が流行るこの時代に、なんの学びもない僕のnoteをぜひとも箸休めとして使っていただきたい。

短時間で情報を詰め込むだけではいくら17.5TBの情報を入れられる皆さんの脳でも疲れてしまう。何も考えず、ただ文字だけを流し込むぼくのnoteで息を抜いて欲しい。大丈夫、今年のを全部読んでもたったの1万分の1ギガバイトしか消費しません。

2.だからこれからも

「3分でわかる!○○のすべて!」みたいな記事がnoteに溢れている。素晴らしいことだと思う。知識は人を裏切らない。ただ、何分、いや、何時間かけて読もうとなんにもわからない、なんにもタメにならない文章があってこそ彼らの文は輝く。

街中を歩いていて、SNSを見ていて、何か本を読んでいて、ああ、なんか情報過多だなあと思ったときに僕の文章を使ってやってほしい。きっといい休息になるはずだ。

中身のない文章を読んだ次にインプットする情報は通常時よりも脳に入りやすい、という科学的論文かなんかがあってもいい。いや、あるに違いない。

何が言いたいかと言えば、僕の文章に内容がないのは意図的だということ。箸休め日本代表の浅漬けはわざと"浅い"味を出している。

「こいつのnote学びがなにもねえな」というのは「この浅漬け味あさーーい」と言っているようなもん。

ここまで浅漬けを食べていただきありがとうございました。飽きたころでしょう。大丈夫、次に読むコンテンツはきっと頭に入ってきます。さあ、行ってらっしゃい、さあ。

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