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最近よく聞く「エンパス」と私

うつですね〜HSPですね〜と病院で診断されるものだと思っていたんですが
エンパスはなにかの流行なんでしょうか、
WEB上にいくつも『エンパス診断』なるサイトが存在しているんですね!

実際にいくつも拝見したり、診断してみたり
とにかくどれも当てはまるのでもう笑うしかありませんでしたが…

エンパスって何なのか、病気なのか、症状なのか
そういった説明もおおよそどのサイトも一緒でしたので、参考として紹介します↓

「エンパス(empath)」とは、「エンパシー(empathy)=共感、感情移入の力」とも呼ばれる、「共感力、共感力の高い人」という意味の言葉です。
人並みはずれて共感力が高く、生まれながらにして人の感情やエネルギーに敏感な気質の人をそう呼びます。
新宿ストレスクリニック/https://bit.ly/3gFHUkN

「相手の体調が悪いとき、自分も同じような症状で具合が悪くなる」「相手の感情が、自分の感情のように感じられてしまう」などなど…

近くにいる人と波長があいやすい
という表現がわたくし個人的にはしっくりくる気がします。

共感してるって意識がそもそもないんですね。
無意識に自分のことのように思ってしまう体質みたいなものだと


そして、なんだか昔のことを色々と思い出しました。

赤ちゃんが何を理由に泣いているのか、何を言いたいのか
鳥が、木が、花が
何を言いたいのかわかる気がしていて
私はまるで会話している気分
だったんですね。
 
変な子だと思われていたのも、今となってみれば納得がいきます。
どうしてあんなことしていたの?って成人を迎えてから
時をあけてからそのころの友人が質問してくれたこともあリます。

鳥さんって
動物や草木花に対して「さん」「ちゃん」と付けて呼んだり
3人称として見ることがあったそうです。
 
かくいう当の本人であるわたしは
「あ〜そうだったね〜」
っていうくらい、なんてことないこと。 
 
TV番組、ドラマ、小説…
登場人物ごとの感情を捉えすぎてぐるぐるしてしまって
しばらく放心状態になってしまうことがしょっちゅうだったり
相談してくれる人が話してくれている状況や場面が映像化されて
自分も深く傷ついたり、号泣してしまったり 
 
実は、世の中的には変わったことだったのですね
それ自体を知りませんでした。
そのくらい自分にとっては当たり前だったので…
(当たり前って認識、改めて怖いですね) 

これを当たり前としか捉えられないままでは
この世の中では、人生難しい流れになってしまうよ〜

ということを、これまで辛いと思っていた過去
例えば。いじめ、悪口、妬み、嫉み…
目に見え、体を通して感じることのできるかたちで経験させてくれて
こうして今気がつかせてくださったんですね。
 
これまで経験してきたことは
ただ、学びに気がつくためのきっかけに過ぎなかったんですね。
 
これは、エンパスだからと限ったものでもないと思います。
エンパスの人がすごいということではないと私は思います。
エンパスの人が劣っているとうわけでもないと私は思います。
 
今の時代は
うつ、ADHD、HSP、エンパス
こうした概念が世間に広まってきて生きやすくなってきたというか
自分を受け入れやすくなってきた気がします。
 
でも、これらの名前は
溢れる世界の中から特定のもの、概念を区別をするための固有名詞でしかないと思います。
 
これらに当てはまらなかったからといって絶望する必要はありません。
これらに当てはまったから安心できるというものでもありません。
 
これらは、生きている中の学びのひとつであり
生きたお守りに過ぎないと、私は思うのです。
 
このお守りと出逢えたこと、与えてくださったことを感じると
胸の奥底から、じんわり暖かくなってきます…
ありがとう。
 
これからさらに、素敵な人生、人として生きることができる気がします。

エンパス万歳!

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