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英語を勉強するメリット

英語を勉強するといいことがたくさんあることは誰でもわかると思います。海外の人とコミュニケーションが取れることで新しい友達が出来たり、価値観が広がったりといいことばかりです。

ですが、そんなことには興味ないという人も多いと思うので今回は就職とお金を絡めた英語を勉強するメリットを5つ紹介します。就職とお金は誰にとっても切っても切り離せないトピックです。

英語を勉強するメリット

1,生涯収入があがる
2,より良い就職先に就ける
3,仕事の機会が増える
4、英語の情報にアクセスして理解することができる
5,認知症になりにくい


1,生涯収入が上がる

英語ができる人の収入は英語ができない人よりも高いという事は想像がつくと思います。

ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレント株式会社が英語力が年収に与える影響について独自調査を行いました。

2020年10月~2021年9月の間、Daijob.comに掲載している企業からスカウトを受けた日本国籍で20代~50代のDaijob.com登録者14,008人(男性・6,271人 女性・7,737人)にWEBフォームを通して行われた調査によると

(1)企業からスカウトを受けた人材の約90%以上が英語レベルビジネス会話以上(TOEIC735点以上)
(2)英語力の違いで50代の男性で1.3倍、40、50代の女性で1.6倍の年収差

平均すると英語ができる人のほうができない人よりも役1.5倍高い年収を得ているということになります。また外資系企業は日系企業よりも年収が高い事も関係していると思われます。

コロナ渦に於いても圧倒的な高収入と転職率を見せたのは英語レベルがビジネス会話以上の方でした。

しかし、一年目の給料は英語ができても差は殆どないことも分かったそうです。年齢を重ねるにつれ、英語ができる人とできない人の差が広がるようです。

英語ができるだけで生涯収入が1.5倍も変わると考えてみて下さい。英語を勉強しない理由がありませんね。

2,より良い就職先に就ける

1番にも関係してきますが、英語ができると外資系の企業で働ける可能性が上がります。なぜ外資系が良いかと言うと、日系企業の社員の平均年収が400万円台であるのに対し外資系企業の平均は800万円台だからです。

それだけではありません。外資系のほうが日系企業にある年功序列といった文化が少ないので、面倒くさい人間関係のしがらみも少ないです。給料が上がって、仕事の人間関係によるストレスが少なくなる。いい事ばかりです。

筆者は日本で働いた経験と日本の外資ではなくアメリカで現在働いている経験があります。個人的にはアメリカの企業で働くほうが人間関係が軽くて、仕事さえできていれば人に気を使わなくていいのはかなり楽です。

3,仕事の機会が増える

言うまでもありませんが、外資に限らず日系企業でも英語ができる人は仕事の機会が増えます。日系企業でも海外に子会社がある企業は、英語ができる人はできない人よりも優先されます。

また会社の幹部クラスにいる人は日系、外資にかかわらず英語ができる人が多い傾向にあります。

TOEIC試験を行っている一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が2013年に行った調査によると上場企業の75%が英語を業務で使用するという結果が出ています。

五割以上の企業が海外勤務をする上で最も重要視する項目に英語力をあげています。昇進する際に英語力を一つの基準としている企業も多くあり、外資、日系に関わらず会社で幹部職を目指す際に英語力は必須であります。

またこの調査は2013年に行われたので、国際化が進む現在は更に必要なスキルになっていると言えるでしょう。


4、英語の情報にアクセスして理解することができる

世界最先端の文献や情報は英語で世界に出ているということを知らない人は多いのではないでしょうか?最先端の研究、情報、そして知識が英語で世に出ています。

日本語に翻訳されるのを待っていれば早い速度で変化する世界に取り残されるでしょう。

またそんな最先端の研究に興味がない人でもYouTubeを見る人はいると思います。新しいことを学ぶにしても、日本語の動画にはないリソースが英語ではたくさんあるということもよくあります。

実は英語ができるだけで、自分の興味のある分野に対する知識や情報をいち早く手に入れることができます。

積立ニーサなどの制度が始まり日本でも投資に注目する人が増えたと思います。アメリカの投資指標の一つであるS&P500は歴史的にみると一年で8%から10%程度の利益をもたらします。

またアメリカの経済は上昇傾向にあるので一つ一つの会社の情報は日本語に訳されていないものも沢山あります。そしてそういった注目すべき会社の株の値段が一年で3倍になることもあります。

投資は筆者の趣味ですがそういった英語でしか得られない情報はかなり貴重です。情報化社会といわれるだけあり情報にはお金と同じかそれ以上の価値があります。


5,認知症になりにくい

カナダの科学者がバイリンガルは1ヶ国語しか話さない人に比べて、認知症になるのが4年も遅れるという報告をしています。Baycrest老化及び脳研究所のEllen Bialystok博士らがみつけたもので、神経心理学誌Neuropsychologiaに報告されたものです。

二つの言語をしゃべることによって脳機能の低下を防ぐことが主な要因だそうです。

また慶應義塾大学と厚生労働省の研究によると認知症の治療には月額34万4千300円かかるそうです。年間で413万1600円になります。どうでしょうか?これだけでも年齢にかかわらず英語を勉強するメリットはあると思います。

もう40だから英語を勉強してキャリアアップするのは遅いと思う人もいるかもしれません。しかし、40だからこそ今までの業務で得た経験に加えて英語が出来ることで新たな可能性に挑戦できます。

そしてもしキャリアアップできなかったとしても、定年後の認知症予防のために長く元気で健康でいるためにも勉強していると思えばまったく無駄にはなりません。

そして定年をこれから迎える方、もう定年後の生活を楽しんでいる方は英語を勉強する事で認知症の予防ができます。


最後に

英語を勉強する事は年齢にかかわらず一石二鳥以上のメリットがあります。まだ学生であれば良い就職先への切符であり、中高年世代と呼ばれる年齢であれば新たな就職先への挑戦と認知症予防にもつながります。

筆者自身英語を本格的に勉強し始めたのは20歳になってからで、遅すぎると思った事もありました。今更英語を勉強してどうなるの?笑と周りから思われていたことでしょう。

ですが、何をするにも遅すぎるということはないと思います。例えそれが100歳であっても新しいことに挑戦出来るのは素晴らしいことで、挑戦して努力した人にだけ見える景色があります。

やる後悔よりもやらない後悔と言うように、人生行動あるのみです。

私のブログでは、英語勉強、留学、就職、転職に関わるトピックを扱っているので、下のリンクから他の記事も参考にして英語勉強と就活の助けになれればと思います。


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