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優しいおしごと。

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初めての小説を書いてみます。 少し私の経験も混ぜますが、基本はフィクションです。 外出自粛の世の中だからこそ癒やしが必要。 家族の優しい繋がりを表現できたらと思い作成しまし…
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#昭和

優しいおしごと。(3)

優しいおしごと。(3)

祖母の料理は絶品だった。

そして様々な料理が作れる人だった。

「今日は何が食べたい?」と聞かれ「ハンバーグが食べたい」と答えた。

次の日は「焼きそば」
そのまた次の日は「オムレツ」

まるで食堂がそこにあるみたいだった。

ある日、おやつに「ポップコーン」を作ってくれることになった。

ポップコーンなんて、初めて聞く言葉だったからワクワクした。

どんなふうに作るかみたくて、わがままを言って

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優しいおしごと(2)

優しいおしごと(2)

祖母のためのお手伝い。

さて、何をやったらいいのだろうか?

日頃祖母は、料理、掃除、洗濯、買い物と主婦の行うことを全てこなしていた。

空いている時間は、福祉会館で開催されている踊りのサークルに参加していた。

(私が出来ることは何もないじゃないか!)

そう、小さな私には全てが未知の世界。
出来ることなんてなかった。

夜になり夕食を済ませてからは入浴までは少し時間があった。

私は祖母に

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