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バスケットを通して社会に貢献する。 バスケのコーチを目指しています。

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バスケットを通して社会に貢献する。 バスケのコーチを目指しています。

最近の記事

漠然と

26歳目前。結婚願望はないのだが焦燥感に駆られている。 ちょうど2年前誕生日に書いたnoteが好評で味を占めた僕はひとりながらも充実した日々を過ごしていると綴っていた。今思えば当時はまだ京都市内に住んでいたので、都会の文化的恩恵を受けまくっていたのだろう。田舎に帰ってきて早2年。毎日同じルーティンにどうしようもない重みを感じる。 2年あればいろんな事が変わる。僕の憧れのコーチはチームを移籍された。僕も毎月何百キロと運転しながらバスケのコーチ業に関わっているとは想像もつかなか

    • 世界からボクが消えたなら

      25歳になりました。あっという間でした。気づけばもう三十路です。怖い。 人生100年時代なので25%が終わりましたね。 まあ、100歳まで生きたくはないですけど。 ちょうど10年前、あるアーティストさんが出ていたTVで やっぱ中学生の時、高校生の時っていうのは、自分の嫌なところが10倍にも100倍にも思えちゃったりする時があると思うんですけど、でもそれが後々大人になるとすごく愛おしくなってくると思うので、そのいいところもたくさん伸ばすんですけど、自分の嫌いなところとか苦手

      • ザラジョ

        ザラジョという言葉をご存知だろうか。ZARA女子の略らしい。ハマダーやアムラーという言葉は随分昔のものに思えるが、そう考えると今も昔も流行りの形にコーディネートすることはファッションにおける常識でもある。別に流行りのものを否定したいわけでもないし、ZARAが嫌いなわけでもない。 どちらかと言うと僕はZARAによくお世話になっているし、昔から好きなブランドだ。しかしこのザラジョというのは由々しき問題である。 インスタでタグを検索すればもの凄い数の投稿にヒットする。そこにあるZ

        • 何のために戦おうとも動機は愛がいい

          ベタですがどんぐりが転がっているのを見かけて秋を感じました。 オードリーさんのラジオで昔ベタに12月に住職さんが走っているのを見かけたという話を思い出しニヤつきながら帰路につく。もう年末まで予定が埋まり出し年の瀬を感じますね。僕はまだ走ってる住職さんを見たことはない。いつか出会ってみたいな。 ありがたい事に最近は人と会う機会が多く充実しています。いま人生で1番楽しいかもしれない。僕のことを知っている人は、僕は人嫌いなのにどうしたんだと思うかもしれないけど。 最近はむしろ人

        漠然と

          リーダーシップ

          僕は子どもにコーチとして教えるとき、必ず身振り手ぶりを踏まえて指導します。ビジネスマンの話で、手の動きを入れたり壇上を移動しながら話した方が聴者は話に聞き入ってくれると聞いたことがあります。特に意識しているわけではないですが、小学生が相手の場合その格好が面白いようでよく真似してくれています。 なぜそうなったかというと僕は高校や大学など学生スポーツではなくbjリーグやNBAなどプロの試合をよく見て育ちました。プロの試合で見かける選手のハドルやベンチの様子では、声をかけている選

          リーダーシップ

          バランス

          僕は11歳からバスケットボール選手をはじめて22歳までの11年間続けてきました。元々運動能力の低い僕が11年もの間続けることができたのは、本格的にはじめた13歳ごろの努力があったからだと思います。チームでの練習時間以外にもシュート練習やランニング・筋トレなど毎日当たり前のようにしていました。最初はバスケットリングが家の近くになかったので、道路標識の看板にボールを当ててシュート練習していました。 真剣さや情熱、努力といったものは素晴らしく、自分にとってかけがえのない経験をもたら

          バランス

          美しく生きること

          田舎の実家と都会で借りているマンションの距離はおよそ85km。車で約1時間半。こまめに帰省することにも慣れた。 夏がくる前に、実家の手伝い。木を切り倒して、草むしりをして除草シートを敷く。この時期に除草剤を撒いておかないと夏が大変だ。まあ、それでも草むしりは必須なのだけれど。 田舎で生まれた僕にとって自然はごく当たり前にそばにあった。夏は川に沢蟹やザリガニを取りに行き、冬はおばあちゃん家の裏山を駆け回っていた。元々病弱だった僕が10年以上バスケを続けられた体力はここで培われ

          美しく生きること

          ”伝える”むずかしさ

          こんにちは。 最近はエッセイもどきをよく書いていましたが、高校のインターハイ予選が始まり、プロもプレーオフに入りバスケが最も盛り上がる時期になったので、今回はバスケのお話です。 詳しく説明していませんでしたが、僕は今U15のクラブチームでコーチ活動をしています。本格的なコーチ活動を始めて今年で3年目になります。徐々に子どもの特性や年間の流れを掴めてきましたが、毎回の練習・ゲームで反省してばかりの日々です。 さて、今回は子どものために叱ることの難しさの話です。あくまでも”怒

          ”伝える”むずかしさ

          ”頑張れ”は愛情がないと言えない

          2013年の4月、母親が運転する車に揺られながら、僕は学校に向かっていた。この春から通う高校には、車なら実家から山を越えて行かなければならない。普段は電車で1時間かけて向かうところ、この日は祖母の用事があったので3人で車に乗っていた。普通なら、高校が始まってすぐは楽しいことがいっぱいで、学校に向かう足取りは軽いはずだが、僕は憂鬱だった。部活で選んだ高校で、入学前は今まで以上に部活に打ち込めると期待していた。 だが実際に入学すると、上下関係が厳しく、いわゆる昔の体育会系の雰囲

          ”頑張れ”は愛情がないと言えない

          "非売品"という魔の言葉

          自宅の本棚には、自分好みの本が並んでいる。箪笥を開ければ、同じブランドの服ばかり。Tシャツからスウェットまで同じブランドで揃えられていて、我ながら笑ってしまう。音楽のサブスクはかなり前から存在していたが、最近では衣服や家電のサブスクなんかもあるらしい。実際に自宅の電子レンジと洗濯機はお借りしている。便利な時代になったもんだ。 昔はたくさん稼いで、いいモノを買うことが全てだったかもしれない。だけどこうも身の回りのモノが借りることで済むのなら、生活の中のどこに価値観があるかは人

          "非売品"という魔の言葉

          本を読めば子どもに戻れる

          みなさんは1日にどれくらい本を読みますか? 最近ぼくは給料を貰うたびに本屋に行っていろんな本を買ってます。元々読書は好きですが最近は給料のほとんどが生活費と本に消えていってます(笑) 本にも種類がたくさんあって、自分が高めたいスキルのための本、教養を身につけるための本、自分の暮らしに関わる本など自分の為になる読書をしている意識の高い人も多いですね。ネットで検索すれば済むと言われがちですが、やはり本を読むことは大事で賢い人ほどネットに頼らず本を読むと思いますね。 ただ読書っ

          本を読めば子どもに戻れる

          自分が恵まれていると気づいた話

          僕は生まれてから、自分が恵まれているとは特に思わずに過ごしてきました。 なぜなら上には上がいるので、自分より良い環境だなと思う人はたくさんいたからです。 自分が恵まれてると気づいたきっかけは大学に入ってすぐの授業でした。 教職課程のどの授業かは忘れましたが、もし貴方が小1の担任で教え子の入学式と自分の子の入学式が被ったら、仕事と子どもどちらを選びますかというお題についてのディベートの授業でした。 僕は迷わず子どもを選ぶと決めましたし、それが当たり前だと思いました。とこ

          自分が恵まれていると気づいた話