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漠然と

26歳目前。結婚願望はないのだが焦燥感に駆られている。
ちょうど2年前誕生日に書いたnoteが好評で味を占めた僕はひとりながらも充実した日々を過ごしていると綴っていた。今思えば当時はまだ京都市内に住んでいたので、都会の文化的恩恵を受けまくっていたのだろう。田舎に帰ってきて早2年。毎日同じルーティンにどうしようもない重みを感じる。

2年あればいろんな事が変わる。僕の憧れのコーチはチームを移籍された。僕も毎月何百キロと運転しながらバスケのコーチ業に関わっているとは想像もつかなかった。さすがに先月のETC請求が5万を超えていたのには笑ったが。
しかし仕事に関してはいまだに報連相しろというような内容でよく怒られる。もちろんテキトーにこなそうとしているわけではない。ただちょっとした気の緩みがミスになっている。そしてそれが多い。もっと成長しなければ。

僕より忙しい人はたくさんいるはずだが、僕のキャパはそんなに多くなく、疲労からくる風邪を久々に喰らった。事務手続きも溜まっていたし、1日休みをいただいた。昼過ぎに外に出るといつもなら〜している時間だなと考える。普段なら仕事をしているはずだ。でも、目の前の光景は途方もなくのどかだ。いや田舎だからということもあるけど。仕事でルーティンをこなしている時も、ゆっくり外の景色を眺めている時も同じ時間だということを思い知らせれる。

体力も戻ったので運転免許の更新に隣町まで出かけた。同じ田舎でも海沿いで商業施設のある町だ。こんな平日でも同世代の人をちらほら見かける。僕の町ではあり得ない。不思議なことにこっちで見かける同世代の人は決して悲観的ではなのだが楽観的でもなく落ち着いた表情をしている。都会だともっと十人十色に表情があるように見えるのだけど。

他人から見た僕の表情はどう映っているんだろう。

更新の担当をしてくださった方も若い女性の方だった。特に何かあるわけではないが、若くて女性の方というだけで気を使うというか気が滅入るのでなるべく年上の人にしてほしい。オードリーの若林さんはガールズバーに通って人見知りなんかとっくに克服したと言っていた。
帰りにマックでマカロンを新発売していた。これはきっと味自体はビミョーで、子どもと食べたりするから美味しいんだろう。僕はいつも通りダブルチーズバーガーのセットを買った。

明日から、また同じ日常に戻る。

#エッセイ

noteが人生の息継ぎなのでまた書きます☺︎

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