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ひとりで死にたい

めちゃくちゃ私ごとですが、10月31日のハロウィンをもって24歳になりました。中学生の頃なりたいと思っていた理想の大人とは程遠く、10代の頃と何も変わってない自分に落胆してる日々です。

ただ10代の頃と比べると出来ること・出来なくなったことがあるのも事実で。謎にあった自信はなくなり、どうすればリスクを回避できるか。うまく立ち回れるか考える力はだけは付いてきました。

変わったところは探せば色々あるけど、1番は1人でいることが圧倒的に増えました。映画を見にいくのも、服を買いに行くのも展示会を見にいくのも誰かといるより1人でいるほうがよっぽど気楽で、充実する。
僕は自分と会話するタイプの人間なので、むしろ他人と会話することは自分との会話の邪魔になるだけなんです。1日のなかで自分と会話する時間が足りないとよく思うけど、それはきっとスマホを見た何かについて誰かと話しているように、頭の中で考えることで自分の意見をまとめているから。結局は話したがりです。

僕は隠すこともなくオタクなのですが、オタクは推しがいてくれる限りなんでも出来るっていうのは本当です。
この間も現場に行きました。そのグループは女の子に憧れられる系のアイドルなので、現場はいわゆる地雷系の女の子ばかりで男は1割ほど。僕はそういうの気にしないタイプなのでノリノリでライブを楽しんで特典会で推しとチェキ撮ってお話して帰りました。昔はオタクって男ばかりなイメージだけど、今や女の子の方が多いように思います。でもオタク女子ってあんまり表に聞かないのでウケが移行してるわけではなさそう。どちらにしろ肩身は狭い。

地雷系女子の間をすり抜けて知り合いの小学生の誕生日プレゼントを買いにポケモンセンターに行って、ちょっと奮発してゲームを買ってあげました。今思うとここでもお客さんは家族やカップルばかりで1人の人っていなかったように思います。レジのお姉さんが喜んでくれますよって言いながらラッピングしてくれたので救われました。たぶん僕より歳下だったけど、慰めてくれるだけありがたい。

その後プレゼントを持ったまま仮装集団をすり抜けてコンカフェに行きました。コンカフェといってもカウンターのみのバーに近いお店で17歳の子に話を聞いてもらうという。しかも小学生へのプレゼントを抱えながら。とんだおじさんになったなと思うと同時にオードリー若林さんの「おじさんってキャラなんだよね」という言葉を思い出す。昔はどこかの枠にはめられたり、貴方はこういう人だねって言われるのが死ぬほど嫌だったのに、今の自分は演じているのかと考えに耽るばかりです。

結局なにが言いたいかわからない日記になってしまいましたが、最後にタイトルの「ひとり」を漢字変換しなかったのは「1人」がいいけど「独り」は寂しいんですよね。

#エッセイ
#アンハッピーハロウィン

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