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❀❦魔物の心〜愛とハロウィン❦❀ L'amour et Halloween ラムール エト アロウィン

♢♢テーマイメージ♢♢
愛と憎しみは良く似た双子
悲痛を知らない楽園に満ちるのは浅はかさ

過ぎたる華麗な綺羅びやかさは目の毒に
暗闇のない世界の光は空気か塵芥のよう

終わりなき始まりは希望の仮面を被る絶望
終わりの始まりはパンドラの箱

遠いものだからこそ慕わしく、
違うものだからこそ必要とするのなら、
魔物の心は誰に捧げようか?

箱の底に見えた希望は、
堪らなく美しく醜い喜びと悲しみが彩る、
何処にでもあるたった1つの恋だった

❀❦魔物の心〜愛とハロウィン❦❀ 耳飾り
L'amour et Halloween ラムール エト アロウィン
(minneリンク画像)

ハンドメイド作品のテーマイメージについて、今回は、春、夏、秋に咲く花の花言葉を思い浮かべながら、愛とハロウィンを題材に考えてみました。

イメージに取り入れた花は、春の藤、夏のユリとアガパンサス、秋のペンタスです。
それぞれの花言葉を一部抜粋すると、次のような感じです。

    ──── 花言葉 ────

  • 藤…あなたの愛に酔う、決して離れない

  • ユリ(橙色)…愉快、華麗、軽率、憎悪

  • アガパンサス…恋の訪れ、誠実な愛

  • ペンタス…希望が叶う、願い事

ユリは古くから人気のある花ですから、花色ごとの固有の花言葉もとても豊富です。
それでも「憎悪」 “hatred” (ヘイトレッド) という強く重い言葉がつけられていると、その他の言葉とのあまりの寒暖差にビックリしてしまいます(笑)。

オレンジ色は色彩だけなら元気なビタミンカラーという印象があるのですが、贈答用の花を選ぶ場合は花色ごとの花言葉にも注意が必要だと良く言われているので、気をつけたいですね。

イメージに取り入れた藤、ユリ、アガパンサス
※画像面積の都合でペンタスは省略させられました
ペンタスよ、ごめんね(´・ω・`)

今回、花言葉を踏まえてテーマイメージの軸にすえたのは『正反対に思えるものが意外に近しく、違うものだからこそ必要である』という考え方です。

「可愛さ余って憎さ百倍」なんて言葉が昔からあるくらい、愛憎は存外に近しく、時に簡単に入れ替わる感情です。

夜の安寧のように、暗闇が救いをもたらしてくれることもあります。暗闇が苦手な方には光が安らぎと救いをもたらしてくれますが、昼の光とはまた違う優しさが闇夜にもあるものです。

皆様は終わりのない物語を読みたいと思ったことはあるでしょうか?私は、とても楽しんでいるお話がある時は、長く続いて欲しい、まだ読んでいたいと思うことがあります。
とは言え、初めから「この物語に終わりはないのだ」と知っているとしたら、きっとそれを苦々しく感じることもあるでしょう。どのような結末をつけるのか、その結びの言葉まで含めて1つの作品となるのですから。

光も闇も、生誕も終焉も、どちらかだけではなく双方があるから意味があるのでしょう。

遠く近しく、多くの異なる物事があるからこそ、森羅万象、世の中のすべてにおいて選択は重要なことです。パンドラの箱の絶望と希望のように、時には対価を支払い、犠牲の後に得るものもあるはずです。

美しくも恐ろしいハロウィンの夜に、あるいは人生そのものにおいて。
何を望み、何を失い、何を手に入れるのかはきっとあなた次第でしょう。

皆様が素敵な1日をお過ごしになることを願っています。Happy Halloween ! (⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡

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