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今年はオーディエンスを裏切る!和樂web、2021年3つの目標

友人に和樂webの活動を話すと「え、思ってたのと違う!」と言われます。日本文化=お堅いイメージだからでしょうか。「日本文化の入り口マガジン、和樂web」と謳っていますが、活動が「マガジン」の域から飛び出ているからでしょうか。都合よく解釈してポジティブに受け取っています。

こんにちは、和樂webのディレクター鳩です。先日これまでの取り組みをnoteで紹介しましたが、これからの取り組みについてお話しするのをすっかり忘れてました。

遅ればせながら、今回のnoteでは和樂webの2021年の目標を公開します!

和樂webのミッションをおさらい

2021年もこれまでどおりの日本文化の民主化運動、日本文化の入り口づくりを続けます。映画や漫画のように、専門家でない人もわいわい日本文化を語り合えるような世界をつくることが、私たちのミッションです。

また、活動指針である「馬鹿馬鹿しいことを真剣に」も続けます。

工芸も茶の湯も歌舞伎も。オーディエンスを喜ばせるために技やパフォーマンスを命がけで極めてきた日本文化。和樂webもその姿勢にならい、真剣に馬鹿馬鹿しい(即効性のある実用的な情報じゃないけれども、知的好奇心をくすぐるような)コンテンツを追求します。

というわけで、馬鹿馬鹿しいことを真剣に。日本文化の民主化運動を変わらず続けながら、2021年は、さらに3つの目標に向かって活動します!

目標1.社会にインパクトを与える存在になる

2019年はオウンドメディアを続けるための基礎体力づくり、2020年はオーディエンスの層を広げるためのチャネルの拡大に注力してきた和樂web。

2021年は、ずばり社会にインパクトを与えることが目標です。

社会に対するインパクト、とはつまり。日本文化の入り口づくりに賛同してくださる人を増やしたり、これまでの日本文化のイメージを変えたり。私たちの発信力をパワーアップして、社会に変化をもたらす存在を目指します。

なぜこの目標を掲げるのかといえば、和樂webの現状課題のひとつが「発信力不足」だと思うからです。日本文化の入り口づくりに集中してきたことで、後まわしになっていたメディアの広報活動。もっと自分たちのことを知ってもらわなくては、社会にインパクトを与える存在にはなれません。

というわけで今年は、noteや音声コンテンツを使って「日本文化の民主化を馬鹿馬鹿しく真剣に進めている和樂webってメディアがあるんだよ〜」と積極的に私たちの活動を発信します!

目標2.ルーティン化せず、挑戦し続ける

2020年は、ショートムービーや音声コンテンツなど、さまざまなコンテンツに挑戦しました。2021年は、新しい挑戦を続けることを目標にします。

インターネットの世界は、新しい挑戦をしてもあっというまに古びていく宿命を背負っています。いったん確立したフローをそのまま機械的に続けてしまうと、知らず知らずのうちに、オーディエンスが離れてしまうことも。

企画の選定方法や記事の書き方、サイトのデザイン、SNSの運用、音声コンテンツ。すべてのコンテンツをルーティン化せず、課題をみつけて改善し続けることを自分たちに課す。これが2つ目の目標です。

目標3.オーディエンスを裏切る

和樂webがTikTokに動画を投稿し始めた頃のこと。SNSで「和服の人が出ると思った!」「和楽器の演奏じゃないのか!」なんて声を発見しました。

たしかに「日本文化の楽しみを伝える動画」と聞いたら「三味線をBGMにお茶を点てる和服の人」なんてイメージをするかもしれません。

しかし! 馬鹿馬鹿しく真剣に、日本文化の民主化運動を進めようとしている和樂webが、誰もが想像できるような表現をしても、誰の心にも響かないのではないか? なんて思うのです。

和樂webは、2021年も「いい意味で読み手を裏切るコンテンツ」を作り続けます。TikTokでいえば、POPな音楽で浮世絵と一緒に、江戸のメイクや吉原や地獄や生理事情について紹介してきたように。

Webメディアでも音声コンテンツでも他のSNSでも。見た人をドキッとさせたり、いい意味で期待を裏切ったりしていきます!

目標達成のためのアクション

和樂web、2021年3つの目標
1.
社会にインパクトを与える存在になる
2.ルーティン化せず、挑戦し続ける
3.オーディエンスを裏切る

ここまでに挙げた3つの目標を達成するために、音声コンテンツやSNSはもちろん、Webメディアにおいては以下の2つのアクションに注力します。

1.記事のクオリティUP

和樂webのWebメディアでは、これまで日本文化の多様性を発信するために記事の本数を増やすこと、ジャンルの幅を広げることに集中してきました。

2021年は、多様性に加えて、オーディエンスの期待をいい意味で裏切るために、1本1本の記事のレベルを上げることに集中します。

専門家に記事を書いてもらおう! という意味ではなく、主に切り口やメッセージなど「企画力」のレベルアップです。どの記事を読んでもワクワクドキドキできるように、記事の本数を絞り、1本1本の読み応えをさらにあげていくための工夫に時間をかけていきます。

レベルアップのひとつとして「記事の最初の1行」にこだわりたい! と考えていますが、このことについてはまた別のnoteで公開しますね。

2.合いの手機能のフル活用

Webメディア上の新しい挑戦として、記事に「合いの手」を入れ始めました。合いの手とは、記事の合間合間に入ってくるスタッフの感想(以下のキャプチャの「平安暴走戦士〜chiaki〜」アイコンと吹き出し部分)のこと。

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この機能には、読み方の方向性をオーディエンスにしらせる効果があるんじゃないか? と考えています。オーディエンスとライターの橋渡しとして、スタッフの共感ポイントを伝えることは、お笑いにおけるツッコミのような役割に似ているかもしれません。

Webメディアの記事は、ともすると一方通行になりがちで、せっかくのメッセージも平坦に伝わってしまいます。そこにメリハリをつける役割として、合いの手を活用しているところです。

これまでのWebメディアにはない的確なツッコミをどんどん増やして、記事のおもしろさをさらに強化していきます!


......というわけで。長くなりましたが、和樂web、2021年の目標は3つ。Webメディアにおいては2つのアクションに注力します! 今年も馬鹿馬鹿しく真剣に、日本文化の楽しみを発信していきますので、どうぞお楽しみに!

和樂web、2021年3つの目標
1.
社会にインパクトを与える存在になる
2.ルーティン化せず 新しいことに挑戦する
3.オーディエンスを裏切る
Webメディアの2つのアクション
1.記事のクオリティUP
2.合いの手機能のフル活用


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