なぜ、その銘柄にしたの?【パート2】@教育資金を新NISAで
こんにちは、ちゃんこです。
このno+eは、娘へ教育資金をつくるための投資日記となります。
今回は、「なぜ、その銘柄にしたの?」のパート2、インド編になります。
過去の投稿、基本戦略はこちらから。
ベビちゃんこのポートフォリオ
ポートフォリオの構成銘柄になぜインドを選択したのか、様々な意見はありますが、私なりにここ数年毎日の投資系Youtuberさんの動画視聴や記事からの情報を元に考えが作られ、まとまった結果となっています。
今回は、2つ目のHSBCインド・インフラ株式オープンについて。
前回の投稿でコアとなる部分【eMAXIS SLIM 米国株式(S&P500)】の選定背景を述べてきました。コアを決めた後、サテライトとなる部分はどこが良いのかと悩む方も多いのではないでしょうか。
インド株を推したい、さらに何故インフラなのかを徹底解説したいと思います。
私がインドのインフラを選んだ理由
推しポイント:①高い経済成長力
インドは若く豊富な労働人口を背景に、今後も高い経済成長が期待されています。内需主導の成長により、欧米経済の影響を比較的受けにくいのも特徴となっており、現在は年率7%超える勢いで成長中しています。
内需の成長はインフラ面を構築することで高まります。
民間最終消費支出,民間設備投資,民間住宅,民間在庫品増加など、国民が自然と消費を行うサイクルを繰り返します。
推しポイント:②人口ボーナス
インドは2023年に人口が中国を抜いて世界一となりました。特に生産年齢人口の増加が今後の消費拡大や経済成長の原動力になると期待されています。
現状、予測では人口増加のピークは2060年〜2070年とされるも、生産年齢人口はもう少し早く2040年〜2050年にピークに達します。私個人としては、老後資金というよりか教育資金の構築にはぴったりかなと。
加えて人口に占める労働参加率はまだ40%となっています。背景として、社会的慣習から女性の立場が低く、これから改革が行われるため、まだまだ上昇の余地があると見込まれます。
推しポイント:③構造改革の進展
モディ政権下で税制改革や外資規制緩和など様々な構造改革が進められ、ビジネス環境が大きく改善しています。製造業の育成にも注力しており、サプライチェーンの中国離れの恩恵を受けています。
インドに工場を作ることを発表した企業一覧
アップル
アマゾン
テスラ
マイクロン
トヨタ自動車
ルネサスエレクトロニクス
以上の企業の他にも、NVIDIAのCEOジェンスン・フアンがモディ首相と会談を行うなど、インド国内への投資の話が立て続けに実施されています。
このようにメガテックの企業なども積極的にインドへ訪問し、事業の拡大をは図っています。
以上がインドに投資を行う理由になります。
今後、インドではなくて新興国でも良くない?やオルカンを好んで購入した方に向けても、このような買い方もありというのを、レビューしたいと思います。
現在の価格
投資する金額は、S&P500:インド:先進国債券=2:1:1で配分
先進国債券は近日中に入金を予定。
参考サイト
海外の経済動向
このブロックでは海外の経済動向に関して、チェックしていきます。
私が普段、参考にしているYoutuberさんから仕入れる内容もあるので、
共有したいと思います。
最近の米国の経済ニュース
①予想外に高いインフレ率を受け、利上げ観測が後退
3月の予想外に高いインフレ率のデータを受けて、FRBが今年中に示唆していた利下げが遅れるのではないかと投資家は懸念しています。年2〜3回と言われていた予測も、年に1回かという声も聞こえ始めています。
予想インフレ率が、3.4%だったことに対し結果3.5%でした。
②バイデン大統領、高インフレと高金利に直面
バイデン大統領は、高インフレと高金利が大統領選の時期と重なり、悪いタイミングで訪れていると述べました。
大統領は、FRBが年末までに利下げを行うと考えていると発言。因みに、大統領が金利政策に口を出すことはできません。選挙の行方に影響が出ると踏んで異例のコメントとなりました。
https://www.washingtonpost.com/business/2024/04/13/biden-inflation-federal-reserve/
③経済指標の悪化が相次ぐ
3月の米生産者物価指数(PPI)は前年同月比で11カ月ぶりの大幅な伸びとなったが、個人消費支出(PCE)価格指数を構成する一部のカテゴリーでは伸びが鈍化した
主なポイント:
コアPPIは前月比0.2%上昇し、市場予想に一致
サービス価格は3カ月連続で上昇し、根強いインフレの主因に。
ヘルスケアなどの一部項目では伸びが抑制された
原油や銅などの商品価格上昇により、生産・輸送コストの上昇と消費者への波及が懸念
最近のインドの経済ニュース
①アジア開発銀行、2024年度のインドのGDP成長率予測を7%に上方修正
アジア開発銀行(ADB)は4月11日、2024年度のインドのGDP成長率予測を従来の6.7%から7%に引き上げました。
ADBは、インドの力強い成長は公共および民間部門への投資と消費者需要の改善によって牽引されるとしています。
②ムーディーズ、2024年のインドの経済成長率を6.1%と予測
ムーディーズ・アナリティクスは、2024年のインドの国内総生産(GDP)成長率が前年の7.7%から6.1%に鈍化すると予測しました。
インドの最近の消費者物価上昇率は約5%で、物価上昇圧力の鈍化に向けた明確な兆候はないとしています。
③選挙直前のインド、製造業PMIが最高水準に
インド製造業の購買担当者景気指数は2月の56.9から3月に59.1に上昇。
製造業者が在庫を積み増して生産を行い、国内と欧米など海外の需要増が起因しています。
振り返り
米国のCPIの結果に伴い、利下げ観測が日を追うごとに弱くなってきているのを感じますね。それと同時に暴落するという声も聞こえてきている気がします。
ただ、本当に日本の投資家が思うほど、暴落危機がある状況なのかというと、恐怖指数であるVIXはまだ17ポイントと高いものではなありません。
アメリカは日本が感じているほど、行き過ぎた経済状況とは捉えていないのではないかと考えられます。
一方、インドもインフレが高水準を維持しています。この状況でアジア開発銀行は楽観的に。ムーディーズは悲観的に予測しており、真逆の予想となっており、興味深い内容となっています。
インフレ期待も、鈍化をしてきているので、どこかで安定することを期待したいですね。
再掲) 新NISAで教育資金や自身の資産を築きたい方へ
今の時代、銀行預金では到底、自身の老後や子供の教育資金も貯めることはできません。日本もデフレの経済を脱却しつつある状況となってます。
世間では、春闘で賃金が〇〇円UPなどなってますが、物価の上昇は1年以上前から起こってきていたはずです。これで足りるでしょうか?
物価の上昇率にまだ賃金が追いついていなく、実質賃金はまだ低下したままです。株や投資信託への投資は、自身の資産を作るだけでなく、この物価上昇を恩恵を受けている企業にも投資ができます。
これだけでも、物価上昇の傷は少し減らせるので今からでも遅くないので、
新NISAをはじめとした資産運用を僅かな元手でも良いので始めましょう。
もし、その手助けができればと思い、オンラインでの新NISA開設支援をやってます。興味あれば、ぜひ覗いてみてください。お待ちしてます。
それでは、また次回の投稿で!
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