投資をするなら必ず知っておきたい「つみたてNISA」のお話
長期積み立て投資が最強であるというのは前回話したとおりです。
・投資初心者のための具体的な戦略を教えます。【ドルコスト平均法】
そのうえで、今回は皆さんが耳にすることも多くなったであろう、「つみたてNISA」について解説していきます。
では、早速始めます。
つみたてNISAとは、「毎年40万円まで、投資で得られた利益が非課税になる制度」のことです。
基本、投資で得た利益には、20.315%の税金がかかります。
例えば、40万円投資して利回りが5%だった場合、2万円の利益が出るのですが、もらえるのは1万5937円。4,063円もの税金が取られてしまいます。
でもつみたてNISAを使えば、この4063円分が非課税になるので、あなたの手元には2万円の利益がそのまま残るというわけです。
どうでしょうか?
デメリットも特にないので、使わない手はないですよね??
もう少し細かく説明していきます。
非課税で投資できる期間は、最長20年
例えば、2021年につみたてNISAで積み立てたお金は、2040年まで非課税で運用することができます。
仮に40万円積み立てて、2040年に60万円になった場合、利益分の20万円は非課税になるということです。
ただ、非課税期間は20年間なので、2041年にその60万円は課税口座に移されるということになります。
2021年に積み立てた分の、2041年以降に出た利益には、20.315%の税金がかかってくるということですね。
(例:60万円が70万円になった→利益の10万円分は課税対象となる)
この流れを毎年繰り返すイメージです。
つまり、
2022年に積み立てた40万円は2041年まで非課税で運用できます。
2023年に積み立てた40万円は2042年まで非課税で運用できます。
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2042年に積み立てた40万円は2061年まで非課税で運用できます。
2021年に始めれば、最大で40万円×22年間=880万円を非課税で運用することができるということです。
投資の方法は「積立投資」のみ
つみたてNISAは、文字通り積立投資でしか利用できない制度です。
毎月一定額決まった日に、一定額買い付けていくということです。
毎月決まった日に、33,333円ずつ積み立てると、399,996円になり、大体40万円となります。この要領で、2043年までコツコツ積み上げていけばいいということですね。
ただ、つみたてNISAでは増額設定ができます。
年2回まで、積み立て額を自由に設定することができます。
極端な例を言えば、一括で40万円積み立てても問題はないわけです。
以上がつみたてNISAの説明になります。
お得な制度なので、利用しない手はありません。
ぜひ参考にしてみてください。
それではまた!
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