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ハイキング|念願の備中松山城を目指して

寒気が流れ込んだ年末の12月26日
年越し旅途中のハイキングについて

年越し旅2日目としてさらっと書いたけど
さらっと流すにはもったいないほど
濃い時間だったので改めて書いてみます

ハイキングの出発は備中高梁駅
そこまでの諸々は添付記事をどうぞ😙

備中松山城へ行くきっかけ

なぜ、この時期に登ることになったのか・・
元々城好きってのがきっかけです。
その中でも山城は特に興味があって
これまで行った竹田城とか岩村城には
建築物が残ってなかったので建物が残る
備中松山城は以前から気になる存在でした

今回の年越し旅、本来この日は
松江へ行く予定にしてましたが
寒波のため交通機関の乱れを考慮して
岡山へ向かうルートに変更
急遽変更したので立ち寄る場所ないかな
と地図を見てたところ見つけたのが
備中松山城だったという経緯

雪が降ることは想定外でしたが
影響が出るほどの雪ではなかったので
登ってみることにしました😙

城に向けてハイキング開始

山に行くのに不要な荷物を
コインロッカーに入れていざ出発‼️

この時点で雪が舞ってます

駅から登山口までは約2km
寒いので自然に早足になりました🥶
12月になってもしばらく暖かったので
急に寒くなると体がびっくりする・・

3.5kmもあるのか😓
って思ったけど車でなら・・
ということやったんかな
距離はそれほどなかった気がする

細い川沿いの道を登ると
歩道入口の看板が見えてくる
さすが観光地だけあって
案内がしっかりしてました🤗

遊歩道入口(登山口)を抜けると
城に関する説明文がありました

備中松山城は、市街地の北端にある臥牛がぎゅう山に築かれた中世城郭(大松山城)と近世城郭(小松山城)が融合した山城です。天守の現存するお城(現存12城)の中で唯一の山城であり、秋から冬にかけては雲海に浮かぶことから「天空の山城」とも呼ばれています。

現地の看板

訪れた時期は雲海の時期ですが
雲海を見るなら早朝らしいので
今回はただ山歩きと城を楽しむのを
目的に登ってます🤗

歩きやすい道が続きます
中腹に来ると雪が薄っすら
日陰と雪で寒さ倍増🥶

登山口から登ること40分ほど
標高400m近くになったところで
ドンとした石垣が目の前に現れる

天空の山城を探索

大手門跡

石垣が複雑に入り組んでて
威圧感を感じる城の入り口
写真右側は自然の岩の上に
石垣が組まれてました
城内にこういう組み方してる場所
他にもあったけどすごい技術✨

日陰は雪が残る

城内に入ると舗装された道になり
勾配も緩やかになってきて
10分ほど登ると本丸にたどり着く

本丸から見た天守

天守はこじんまりとしているが
築城された1681年のまま残る現存天守で
重要文化財にも指定されているそうです
修復はされてるとはいえ、築340年⁉️

1681年、340年って言われても
桁外れすぎてピンとこないけど
具体的には5代将軍徳川綱吉の時代
そう考えるとなんか鳥肌立つ😆

天守の中へ

入館料は500円必要ですが
内部構造を見れるなら喜んで💰

連なる屋根が美しい
天守閣への入口
入ってすぐの梁組

根小屋式城郭
弓や馬が主流であった戦国時代までの城は、通常、防御のために山の上に築かれています。城主は普段、麓の居館で生活をし、いざ戦のときだけ城に立て籠もって戦うことを想定しています。こうした城のことを根小屋式ねこやしき城郭と呼び、ほとんどの場合江戸時代には無くなりますが、備中松山城ではそれが近世まで続いている。

天守内部の説明文より

戦いの時にしか使わないため
こじんまりとした城になったんやな♪
外観でも小さいと感じたけど
中に入っても大きな城の櫓程度の大きさ

最上階(2層目)の小屋組
下階(1層目)の梁組

天守閣内部には
歴史や構造に関する説明が
多くありゆっくり読みたかったんですが
天守内部は靴を脱いで靴下で歩くのと
窓が開いてるので雪が吹きこむという
床の冷たさと寒さにより
早々に外へ出ることに😓

そしてこじんまりした城なので
眺望も天守からはあまりなかった・・

吹きこむ雪

臥牛山と大松山城跡

城郭が現存するのは
備中松山城の中でも小松山城
にあたる近世時代の城跡
さらに北側の臥牛山頂付近には
中世の城跡も存在するということで
臥牛山ついでに行ってみることにした

天守北側にある二重櫓

石垣の下部は自然の岩で
櫓へ至る階段は岩の斜面を利用して
うまく組み合わせられてる
改めて昔の人ってすごいなって思う

小松山城跡から北へ向かう
雪で真っ白な道を慎重に下る

古い石垣

中世の城跡は建物は残ってないが
ところどころ平らな場所や
石垣がありこれが城跡なんやろな・・
大松山城が作られたのは1240年
てことはおよそ780年前で
鎌倉時代にあたるらしい・・😂

天守から40分ほどで臥牛山に到着

丑年(登った日はまだ2021年だった)に
牛のつく山に登れてよかった😆

分岐を左へ

この辺りが一番雪が多かった・・
今シーズン初の雪道ハイキングで
ちょっとテンション上がりつつ
大松山城跡へ向かう

大松山城跡

城跡というよりは遺跡に近い感じで
説明文にも平坦地が数ヶ所と井戸がある
と書かれていました
奥の方まで散策してもよかったけど
先を急ぐためここでUターンしました♪

備中松山城を望む展望台

城からはあまり景色が望めなかったので
雲海展望台と言われる場所へも
行ってみることにした

道中渡る吊橋
吊橋からの景色

吊橋から城は見えんかったけど
周辺の山並みが見渡せ
日陰になってる写真右側だけ
雪が残ってるんも綺麗でした

吊橋から先は林道のような道を
20分ほど歩きまして展望台に到着

高梁市街地と備中松山城

雲海なくてもまさに絶景でした🤗
市街地と連なる山並みそして城
クソ寒いのが辛かったけど
そんなの気にせず見てたい景色✨

340年前と変わらぬ景色なんかな

城の周りだけ見たら
現代のものが写らないため
築城当時の景色と同じなんかな〜

その後、来た道を戻ろうかとも思ったんですが
林道を歩いてる途中でピンクテープ見つけ
地図確認すると下山道のようなので
行けるとこまで行ってみることにした

左へ入る
印はあるが道は薄い

不安な道が続きましたが
途中で雪も消えてきて
踏み跡も残る道も見えてきたので
最終的には駐車場付近へ下山できました

ちょっと藪漕ぎしたけど
それよりも落ち葉の上に雪が積もり
滑りやすい道だったのがしんどかった
それ以外はちょっとしたスリルで楽しめました♪

城へのアクセス

今回、電車で来て登山口まで歩き
山を登って城までおよそ1時間40分でした

別の行き方としては登山口まで
バスでも行くことができるみたいです
備中高梁駅西口→松山城登山口下車(備北バス)

車で行く場合は麓の城見橋駐車場から
シャトルバスでふいご峠まで行き
そこから徒歩で20分ほどだそうです

シャトルバスは400円

今回のルート

今回は備中高梁駅から城へ向かい
臥牛山、展望台を巡り別ルートで下山
寒い一日やったけど澄んだ空気のお陰で
景色が見渡せたのが良かったことかな♪

YAMAPより引用した地図に書込み

・時間:5時間50分、・距離:10.0km
・登り:668m、・下り:655m
備中高梁駅(JR)→登山口→備中松山城
→臥牛山→大松山城跡→吊橋→展望台
→城見橋駐車場→備中高梁駅(JR)

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