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蒜山三座縦走|思いつきから計画、登山口まで

7月29日に岡山と鳥取の県境を成す
蒜山ひるぜん三座(下蒜山、中蒜山、上蒜山)を
縦走ハイクしてきました🌱

縦走とは尾根を伝って山々を歩くこと
登山口と下山口が異なる歩き方
(往復して戻る場合もある😓)

関西だと六甲全山縦走が有名で
ルートが多くあるので縦走やなくても
登山口と下山口が異なることが多い
ただ、六甲の場合は公共交通が多いので
どこへ下山してもどうにかなる🙌

なので山のルート計画はしても
入山前、下山後の計画はほぼしない😁

逆にアルプスでは公共交通少ないが
利用者が多いためかアクセス良い気がする…


話がいろんな山に飛びましたが
今回は蒜山三座縦走についてです🤣

普段の僕は思いつきから実行まで
比較的早いほうやと思ってるけど
今回は公共交通の少ない場所での縦走
さらに土地勘もほぼなかったので
山歩き以外の検討項目が多くなり
実行までに時間を要してしまいました

山歩きについては別で書くとして
今回は検討内容と選んだ理由について
別の山での縦走の参考にできそうなので
メモも兼ねて書いてみようと思います😁


蒜山に登ってみたい

蒜山の場所と周辺について…
Google mapに書き込みしてみました

西から上蒜山中蒜山下蒜山と並び
北西には中国地方最高峰の大山が聳える
蒜山三座の北が鳥取県日本海も望み
南は岡山県蒜山高原が広がってます


そんな蒜山という山名については
前々から存在は知ってましが
今まで登ったことはなく…
逆に隣の大山には何度も登ってた

だからというわけではないけど
数年前のある日、蒜山に登りたい
という感情が湧きました😁

YAMAPの地図ダウンロードして
ルート検討していく中で
三座縦走ができることを知り
さらに興味が湧いた蒜山🌱

というのも2年前から大阪の
府境稜線歩きが日課になり
縦走する機会も増えてたので
稜線と知ると歩きたい欲が
グッと湧いてしまう状態でした

そんな状況も相まって
蒜山登りたいな〜から
蒜山縦走したいな〜に変わり
検討を始めたんやと思います🤗


ただ縦走のイメージとして
いくつもの山々に登るため
1つ登るよりも距離が長くなるし
累積標高も高くなりがち

例えば先述した六甲山の場合
最高峰が931mにも関わらず
全山縦走だと累積3000mほど😓
距離は40kmを超え12時間以上を要す

今回のように初めて登る山での縦走は
普通に登るよりも難易度が増すので
できる限り余裕をもって歩くことを
計画の最優先事項としました🌱

現地の登山道案内

縦走するには三座を繋ぐ
東西の道を歩くことになり
起終点は西の上蒜山登山口
東の下蒜山登山口になるんやなと
それだけはすぐに決まった🙌

蒜山三座縦走ルート
片道距離:10.6km
累積標高:約1200m

距離、標高共に思ったよりマシで
これなら大丈夫と気持ち高まったが
ここからが大変でした💦

アクセスを考える

山歩きは良いとして
戻り(行き)はどうするか…
ここを解決しないと縦走できない😖

往復縦走する?

まず思いついたのは往復縦走
距離、標高共に増えるが
一方の登山口しか使わないため
戻りの手段を考えなくても良い👍

三座の山頂だけに登って
一方の登山口まで下山しなければ
片道縦走距離、標高は2倍にならない
という考えから計画をしてみた

上蒜山登山口 スタートゴール
10時間|16.3km|1687m
⛰下蒜山登山口 スタートゴール
9時間|13.7km|1601m

YAMAPで計画した結果

どちらから登っても
頑張れば行けそう…🤔

けど蒜山行きたいキッカケが
稜線の眺望だったので
一眼カメラ持参で歩きたい…
ということでこの手段は却下💦

ただ検討を始めた時点では
この手段しか思いついてなかったので
蒜山縦走自体をしばらく保留になった😖

路線バスを利用

しばらく保留になった後
再び検討することになったのは
蒜山のバス路線を知ったから🙌

蒜山は岡山県真庭市にあり
市内のアクセスを担うのが
コミュニティバスまにわくん

昨年末、真庭市の湯原温泉を目指し
乗継ぎ旅をした際に利用🚌
路線図に蒜山という文字を見つけ
これ利用したら縦走できそう♪
再び気持ちが高まりました🤗

まにわくん路線図

赤線が蒜山三座縦走ルートで
両登山口にバス停はないものの
紫線の道を追加で歩いたら
東西の移動はできそうでした🙌

西は湯船口BS、東は道目木BSが
アクセス的にはちょうど良さそう

どちらが先か、どっちに行くか

バスを利用するとして
決める必要があることが2つ

1つ目は縦走が先か、バス移動が先か🤔

どっちでもええやんと思われそうですが
結論としてはバス移動を先にしました😁

理由は田舎のバスは本数が少なく
最終バスも早い可能性があるので💦
山では何があるか分からないし
焦るのも嫌なので時間の制約になる
バス移動は先にすることに決めました🚌

2つ目はどちらの登山口から登るか🤔

今回は縦走前にバスを使うため
バスの始発が早い方向で決めました

青線(東から西へ縦走)
🚌湯船口6:27→道目木6:43(始発)
🚶‍♀️道目木BS→下蒜山登山口(約1時間)
🌱登山開始7:43
赤線(西から東へ縦走)
🚌道目木8:08→湯船口8:25(始発)
🚶‍♀️湯船口BS→上蒜山登山口(約30分)
🌱登山開始8:55

バス停から登山口までの距離を
加味しても始発が早い青線に決定
アクセスが決まれば実践あるのみ‼️


ただ、再び実行するまで保留…
というか今年に入ってから
歩き旅に夢中になって忘れてた💦
思い出したのはnoteで蒜山記事を
見る機会があったこと🙌

縦走のスタート地点へ

7月28日の夜、関西を出発し
上蒜山登山口駐車場到着は
深夜1時過ぎ🌌

家の明かりはもちろん
街灯すらない漆黒の闇で
車の外に出ると空はまるで
プラネタリウムのようでした

三脚ないので車の屋根に
カメラ置いて撮ってみました
ブレてるけど雰囲気は分かるか…

見えてるのは蒜山ではない

5:30|起床
夜が明けると駐車場の時点
景色が良くてびっくりした
5:50|登山口駐車場を出発
最寄りの湯船口バス停へ

朝日が眩しい

植物についた朝露が
太陽の光で黄金色に輝く
朝から虫は多かったけど
涼しく景色も良かった

6:15|湯船口バス停に到着
大丈夫やろうけど本当に来るか
今さら不安になってくる

バス停からは大山が見えました🙌
山からも見えたらいいなと願いつつ
6:27|湯船口バス停を出発

以前乗ったバスが来ると思ったら
代用車両だったので案内放送がなく
GPSで走行場所確認しながらの移動💦

車窓を楽しむ余裕なかったが
6:43|無事に道目木バス停下車

朝靄で霞む風景

下蒜山を正面に見ながら
ひたすら登山口までの歩き旅

稲にも朝露

右から下蒜山、中蒜山、上蒜山かな…
まだスタート地点にすら立ってない中
連なる三座を前に少し不安になる😓

下蒜山の登山口を少し過ぎ
岡山と鳥取の県境犬挟いぬばさり峠へ🙌

まだ山にすら入ってないのに
達成感があるのは歩き旅癖か🤣
バス停からここまで3.7kmの距離を
ひたすら歩けたのは歩き旅慣れかも♪

保留にして今実行したのは
意外と良かったとのかもな🤗

7:38|下蒜山登山口出発

バス停からの道のりを
予定より短時間で歩いたので
登山口出発も少し早くなりました🙌

いよいよ蒜山三座縦走へ出発ですが
縦走の内容は別記事で書きました

まとめ

今回、蒜山縦走をするために
バスという手段を使いましたが
正解ではないのかなと感じます

理由はバス停と登山口の距離が
普段歩き慣れてない人やと辛いこと
両登山口とバス停までの距離を足すと
5.5kmほどありました

逆に当初思いついて却下した往復縦走
普段縦走慣れしててトレラン目的なら
なんら問題ないのかもしれん🤣

ちなみに検討段階で思いつかず
後で知った方法がいくつかあるので
参考案として書いておきます

その他の手段(参考)

■自転車をデポする
一方の登山口に自転車を置き
もう一方の登山口から登る方法

両登山口間の距離は11kmほどで
高低差は140mほどなので
自転車なら楽々移動できそう

自転車を持参する必要があること
折りたたみなど車に乗せやすい
自転車がる場合に限られるかな🙄

利点と欠点

■タクシーを利用する
使った方の行程を確認すると
下山した登山口にタクシーを呼び
起点に場所に送迎してもらってた

自転車移動できる距離なので
あっという間に移動できるし
自転車より足の疲労度もない👍

迎車含めて¥4,000ほどらしいけど
欠点はやっぱり料金がかさむとこかな…
人数が多い時やったら良いのかも🙌

利点と欠点

■宿の送迎を利用する
蒜山高原の宿(たぶん一部)では
登山口までの無料送迎をしてるそうで
さらに下山後に連絡すれば迎えも…

行きも帰りも何も心配せずに
登ることに集中できるのは最高♪

ただ言うまでもなく
送迎のある宿に宿泊する必要がある😓
金夜出発の土曜登山には不向き…

利点と欠点

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