劇場に出続ける芸人さんの想いを知ると劇場行きたくなる

先週木曜6/22放送の
やすとものいたって真剣ですの
劇場合間メシというコーナーの中で

ニューヨーク屋敷さんと
タカアンドトシのトシさんが
語り合っている内容が良くて
考え方とか気持ちを覚えときたいので
メモついでに記事にしてみます

タカトシのトシさんは47歳
ニューヨーク屋敷さんは37歳
ちょうど10歳差ということもあり
それに触れる会話もありました

10年後の自分

屋敷：俺は今37歳で、10年後どうなっていたいですか？と聞かれることがあるんですけど…
トシ：なんて答えるの？
屋敷：モゴモゴして終わるんですよ😓逆にトシさん57歳のこととかってイメージつくもんですか？
トシ：イメージつかないよ😄
屋敷：それでいいんですね…
トシ：そうよ、どうなってるなんて分からないよ。

確かに芸人さんに限らず
10年後の自分ってどうなってる？
っていう質問ってあるあるよね💦

分からないと答えると意欲ないって
思われてしまいそうやけど
じゃああなたは分かるのか？って
逆に聞いてみたいって思う🤣

来年のことを考えるのも
半年先を考えるのも大変なのに
10年後のこと分からなくて仕方ない
そんなトシさんの言葉に納得🙌

（会話の続き）
屋敷：聞きたかったのが、今まで劇場ずっと出てた人生で最近やっとテレビ出演が2年ぐらい続いてるんですけど、劇場の時は努力がシンプルやないですか。ネタ作ってウケるかすべるか…、なのでテレビって何にも頑張ってない感覚なんですよ😓楽しいんですけど…。タカトシさんはずっとテレビ出てますけど、テレビのために努力してることってありますか？
トシ：最初は先輩とかMCとかを叩いたり、自分が面白いと思ったことをやってた。ツッコミの俺がボケたりしてみたけど、結果放送されなくて…そういうことではないんだと気付いた。相方がボケて、俺が突っ込んでという構図が求められてるんだと理解して、自分の役割が分かったらジタバタしなくなった。

劇場もテレビも鑑賞する側やけど
出演者の方はこんな悩みあるんやと
知ることができた

劇場は自分が面白いと思うことを
やってウケるかすべるか…
けどテレビって自分の思うことではなく
演者やスタッフ、視聴者の求めることを
理解する必要があるんやなと…

逆に万人ウケを狙うテレビは
平凡というか刺激ないというか…
ありのままの芸人を見るなら劇場やな🤣

（会話の続き）
屋敷：10年後とか分からないですね。トシさんの年齢になった時に…
トシ：あ〜分かんないね、こればっかりは…だって、自分が分からないんだから😓今ここで屋敷と食事してる自分が何でこうしてるかも分からないんだから🤣
屋敷：めちゃくちゃホッとしました😊
トシ：言いたいよ俺も…コレとコレをやってたら上手くいくからって言いたいよ…かっこいい一言を。なるほど！目から鱗です！って言わせてやりたいよ😞
屋敷：めっちゃ救われました…。そっち（分からない）の方が…。

トシ：ありがたいことにお仕事いただけてるんで、目の前の仕事一生懸命やりますって積み重ねでしかないよ。
屋敷：それめっちゃありがたいです🤗

劇場に出続ける理由

テレビで活躍しながら
ネタ作りも精力的な２組が思う
テレビと劇場の違いについて
さっきよりも深い話されてました

屋敷：テレビって手応えがないというか…🤔
トシ：例えばとんねるずさんの番組だと、とんねるずさんのルールがあるから、若手がうわぁ〜って何かしたってスタッフはうんともすんとも言わない。でも終わった後に「いや〜よかったよ」とか言われる。俺らは『え？本当ですか？』って何が良かったのか分からないってことがあった。テレビは自分で何とかしようと思うより、なすがままの方がいいのか…とか、みんな体感で覚えるんだよね。
屋敷：自分らの冠番組やらせてもらったんですけど、それですら自分のパーセンテージってそんなに大きくなくて、スタッフさんが考えてくれたことを俺らがやらせてもらう…感じ。
トシ：あとはゲストがどう動くとか、どう盛り上げるかとかが仕事になってくるからな。

屋敷：漫才やコントってずっと２人だけやないですか。皆さんが漫才やコントをやめない理由はこれか！と気付いたんですよね。漫才やコントをやらなくなった時に、テレビだけでやっていくとなったら怖くなるというか…、俺らって何なんやろってなりそうやなって😓
トシ：テレビって直接の手応えがないもんね。あれ見ましたよとか反響はあるんだけど…。芸人って目の前の笑いという小銭が欲しいじゃん😁

トシ：やっぱり目の前の人を笑わせたいというのが原点だから。劇場でお客さんが笑ってくれる。それがないと不安になるというか、大丈夫かな…ちゃんと面白いことできてるのかなって思うよね。自分のフォームをチェックするではないけど、劇場に出るというのは俺らにとって必要なことだよね。

テレビ上でのお笑いって
芸人が企画することもあるっぽいけど
番組スタッフの色が出やすい感じで
演者は自分の気持ちではなく
求められたことをこなしてる感じ

悪い言い方するとすべったとしても
自分の責任やないとか編集が悪いと
逃げ腰の演者の方もいる気がする

けど劇場って身一つで飛び出して
同じ空気を吸うお客さんを笑わす
ネタは練習してたとしても
アドリブは入れてくるやろうし
それが爆発するかどうかは
公演次第でも変わってくる感じ

逆にすべって素の部分見れたり
お客さんとの掛け合い面白かったり…

やっぱり芸人さんを見たいって思ったら
テレビなんかより劇場で見たいな♪
って改めて思わせてくれた内容でした

トシ：ずっと劇場に出続けたい？
屋敷：分かんないですね…。あんまりテレビ出てない時に「テレビでたらネタやめますか？」って聞かれて『テレビ出てみないと分からないです』って答えてたんです。今テレビ出てみたらネタやりたいってなってて…、なので10年後、俺はまだ劇場に出たいって思ってるか…、分からないですね🤔
トシ：そうよ、分からないよね。40半ばでもうダメだ、ネタやめよって思うかもしれないしね。
屋敷：そんなに甘いもんじゃないと思うんですよ劇場出るのって

トシさんと屋敷さんのやりとり見て
10年後の自分が分からない件について
やすともさんも共感されてました

ともこ：決めんでいいのよ、そんなの
やすよ：すぐ答えを求められちゃうから…

みんなグレーって嫌いよね🤣
なんでも白か黒か決めたがる

分からないものは分からないやのに
どうしても答えを求めてくる

答えが出せないものもある
分からないが答えの時もある
そう思えるだけで気持ちが
楽になる時もあるなと感じました

思えば昨年末から劇場行けてない…
近いうちに劇場行ってきます🙌

やすとものいたって真剣です | TVer

この記事で書いた内容の放送回は
既にTVerでは公開終了になってますが
6/29の放送分では相方同士が
真剣トークをされています
（7月7日(金)0:17 公開終了予定）

ニューヨーク嶋佐さんと
タカアンドトシのタカさんの話
まだ視聴できてないので楽しみ🤗