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ハイキング|絶景の雨山から修験の山へ

5月28日のハイキング
目的は最近の恒例となった
大阪50山に登ることです🌱

昨年から大阪の山によく行くけど
行かないと知れなかっただろう
良い山ばかりだなと毎回思う・・
その中でも今回登った雨山は
即再訪したくなるほど良い山でした✨

まずはモーニングから

今回は山へのバスが出る南海泉佐野
駅を出て北へ徒歩1分ほとのとこ

渋い喫茶店が2軒並んでて
メニュー見ながら悩んだ結果
マインドさんに入ってみることに・・
ブラインドが閉まり営業中の札もないが
店内の照明が灯ってたので突入😂

細長い店内にテーブル席が並び
高齢のご主人が迎えてくれました

飲み物代金で食べれるのと
4種類から選べるセットメニュー
悩んだけどこれから山へ行くし
しっかり食べたいのでAセットを注文

モーニングには卵付くこと多いけど
オムレツってのは少ない気がする
そして今回は完全に当たり👍
洋食屋さんで出てきそうな
ふわっとろっなオムレツでした😋

珈琲も美味しくて間違いなく
どのメニューも美味い店✨
駅近いから泉佐野行く時はぜひどうぞ

店名:マインド
場所:大阪府泉佐野市栄町5-3
営業時間:7:30〜19:30
定休日:無し

喫茶でのんびりしたいとこですが
山へ向かうバスの本数が少ないため
南口のバス停へと向かった

ハイキング開始

南海ウィングバス犬鳴山行きに乗り
途中の土丸バス停で下車する🚌

バスには山に行きそうな方々がいたが
土丸で下車したのは僕だけでした・・

土丸・雨山城跡

集落を抜けて山の入口に
山ではなく城跡へ案内する看板が・・
行こうとしてる雨山は城跡なのかと
この時初めて知りました
(相変わらず道以外の下調べ無し😓)

登山道は整備されてるが
葛折り道や階段が続き
序盤から汗が噴き出してくる

少し開けた場所は日当りも良く
植物が元気に芽吹いてきてる
藪漕ぎの季節到来ってことか🤗
(ちょっと嬉しい♪)

正面は小富士山(名前が良いね♪)

20分ほど登ると景色が開けてくる
こういうとこは低山の良さやな♪

岩がむき出しなところもあるが
真っ平らな場所があったり
途中で神社があったりする
こういうとこ城の跡なのかな・・

山頂近くの見渡し良い場所

設置された看板には左奥の集落
日根荘大木ひねのしょうおおぎの農村景観
について書かれていました
現地でもさらっと読んでみたけど
用語の意味が分からずだったので
あまりちゃんと理解できず・・😓

日根荘:鎌倉時代に立荘した九条家の家領荘園けりょうしょうえん
荘園:8世紀から16世紀に存在した貴族、社寺といった権門けんもんによる土地の「都市的、貴族的領有」システム。またはそのシステムに基づき領有された土地のこと。
大木:このエリアの地名

言葉を知ったら理解できました
歴史的な場所を見下ろしてたんやな
今度は現地へ行って歩いてみます🤗

詳しい情報は下記サイト👇

古井戸跡

山頂付近は平坦な場所が多く
古井戸も残ってました

山頂からは海が見えました

大阪50山の雨山 312m登頂🌱
ここまで距離は短いけど
景色が良すぎてペース上がらず
のんびり登ってきました🤗

ここまで登ってきてみて
想像してた城跡ではないな・・
と思って現地の看板読んでみたところ
築城されたのはおよそ700年前の
室町時代だったようです

紀州きしゅう泉州せんしゅうを結ぶ粉河こかわ街道を抑える戦略上重要な山城でした。山肌を削って造成した曲輪くるわ堀切ほりきりなどの防衛施設が確認されました。

現地の看板

木々が生い茂ってるので
痕跡を見つけるのは難しいけど
造成されたであろう平らな場所は
周辺に多くありました🌱

どんな城やったんやろう・・
って想像するのも良いな😆


登る前から気になってたけど
雨山っていう名前・・
由来については現地に書いてました

雨山は古来より熊取に水をもたらす雨神として人々の信仰を集め、昭和初期まで「雨山踊り」を奉納する雨乞あまごいが行われていました。山頂には「雨山神社」が鎮座している。

現地の看板
山頂の雨山神社

永楽池に下山

雨山周辺は多くの道が整備され
いろんな方向に下山できるが
今回は永楽池方面を目指しました

見晴らしの良い場所にベンチ
ここも曲輪跡かな〜♪

登りくだりを繰り返して
稜線を東方面へ向かう

再びのパノラマスポット

左には府県境をなす和泉山脈
右には歩いてきた山々と
奥には泉佐野市街地と海まで
まさに一望できる場所でした

稜線を歩き鉄塔方面へ

山肌がむき出しの稜線が続き
そのおかげでずっと見晴らしが良い
そしてその影響でのんびりペース😓

下山予定の池が見えてきた

池と煙突(ゴミ処理場)以外は
山しか見えん場所でした🌱
場所によったら普通なんやろうけど
一瞬大阪ってことを忘れそうになる
面積は狭い大阪府やけど
まだまだ知らん場所多いんやな😆

永楽池

普通のため池のようやけど
水面が鏡のようで綺麗な場所でした

熊取町マンホール

マンホールを見ていつの間にか
熊取に入ってたんやなと気付く

高城山への道

永楽池からは貝塚市方面へ向かい
集落を抜けて川の上流へ

川沿いの道を辿れば
高城山へ登れるはず・・

林道が山道になったこの辺りの
左側斜面に印があったが
直進する道が明確だったので
気になりつつ直進をしてしまった・・
(たぶんそれが間違いだったんかも)

実は今回の道は地図にはあるが
繋がっているか不安な道でした
こういう道でも印を辿れば
迷うことはないだろう思ってました

今回は印はあるものの道がない
という場所が多くあったことで
30分ほどですが道迷い状態で
急斜面を登ることになりました😓
(GPSで居場所は分かっている)

最終的には無事に稜線に出ることができ
稜線には道があったため先へ進めました

ただ、今回の件は確実に反省案件😖
・不安な道をルートに入れたこと
・戻るのが面倒に感じ進んでしまったこと
・印や地図の道を信じすぎたこと
以上、教訓として記録します。

稜線の道

稜線には道があったので
おそらく登った斜面が違ってて
どこかしらから道が繋がってた
と予想できますが・・
再訪する気は無いので謎のまま(ノД`)

山頂近く

稜線を登っていくと
関西空港や先に登った雨山など
景色を一望できました

大阪50山の高城山 649m登頂
標高は雨山の倍ほどある山ですが
山頂からの景色は全くなしでした

犬鳴山域をめぐる

最終的に犬鳴山方面へ向かうため
高城山からだと西に行けば
最短距離ではあるものの
今回は稜線を一周することにしました

高城山付近からは
犬鳴山ハイキングコースのため
道沿いに標識があったけど
歩く人が少ないのか見失う場所も多々

道が不安なため並行する車道へ
ここまで時間ロスしてきたので
ペースを上げて歩きました😂

目的地は犬鳴山ですが
一周するため逆方向の五本松へ

五本松付近

展望台などがある建物には
自動販売機もあったので補給👍
ここなかったら水分不足でした・・

出発時:500mlを2本
五本松付近で追加:500mlを2本

紀の川市方面

五本松付近で府県境に出たので
見える景色は和歌山県でした🌱

五本松からおよそ3km車道を降り
大タワで再び山道に入る

この付近の山道は倒木が多く
道が分かりにくい上に
棘の植物が多かったので
よく衣服に引っかかりました😓
(肌むき出し服装やなくてよかった)

大天上ヶ岳は50山ではないが
犬鳴山八岳の一つであり
葛城二十八宿修験行所らしい

修行の場になっているからか
ロープがある急な斜面が多かった
終盤でこれはきつかった😓

大阪50山の燈明ヶ岳 558m
ここは以前登ったような気もするが
曖昧だったので再訪してみました
(初めてかもしれんけど・・)

燈明ヶ岳から戻り下山ルートへ
この看板では燈明ヶ岳の文字が無く
行くときも悩んでしまった・・

後から確認したら燈明ヶ岳
この付近の山の総称的な扱いで
558mの山頂が天狗(魔王)岳
山頂東ピークが経塚権現山
どちらも犬鳴山八岳の一つ

経塚権現山の経塚

この山を過ぎると急な降りへ
道の途中にはいくつもの
祠、鳥居や石仏などが並び
ここが行場なんだと実感する

一つ一つに挨拶していきたいが
バスの時間が迫ってきてたので
早足で下山していきました

犬鳴山について

身代り不動明王

犬鳴山七宝瀧寺しっぽうりゅうじの境内に下山し
犬鳴渓谷に沿ってバス停へと向かう

犬鳴山いぬなきさんは七宝瀧寺の山号で、山中で大蛇に襲われた猟師を、身を挺して守った愛犬に宇多天皇が与えたことに由来する。女人大峯とも呼ばれ、女性も修行できる場として知られており、山内には主要な行場、岩、堂、祠などを巡礼できる「山内二十八宿」を設置。

現地の看板

ちなみに犬鳴山という山はなく
犬鳴山渓谷とそれを取り囲む
犬鳴山八岳などの山々を総称して
犬鳴山と呼ばれているらしいです

今回は大阪50山の高城山と燈明ヶ岳に
登るために稜線を一周しましたが
いつの間にか犬鳴山域をめぐってました🤗
そして最後は犬鳴山渓谷で〆る🌱

バス停までは1.6km

新緑の渓谷沿い道でありながら
境内の中でもあるという場所

大木がそびえる横を抜ける道
ここでまた思う・・
大阪府内ってことを忘れそうになる

瑞龍門
犬鳴山総門

今回は修行目的ではなく来たけど
心が洗われたような気持ちでした
犬鳴山域は眺望少なかったけど
眺望を求めること自体が雑念なのかもな
とか感じてしまいました😓

バス停には出発の15分前に到着
泉佐野行きは最終バスですが
熊取行きはこの後にもあったはず・・

下山後銭湯は泉佐野駅から徒歩15分ほど
住宅地にあるなごみ湯さんへ
町の銭湯価格にも関わらず露天もある👍
人は多かったけどのんびりできました

今回のルート

今回は雨山と犬鳴山という
2つの山域を歩いてきました
欲張ったことで反省点が生まれたけど
これを教訓にできればなと思ってます🙇‍♂️

⚠️道曖昧エリアを明記しました
行こうと思えば行けるが危ない道

高城山から先は時計回りに
犬鳴山域の稜線を巡りました
目的は大阪50山でしたが
終わってみれば犬鳴山八岳を
半分も巡れてました🤗
こうなると八岳も制覇したくなるな・・

YAMAPより引用した地図に書込み

・時間:約8時間10分、・距離:15.4km
・登り:1450m、・下り:1366m
土丸BS→雨山(雨山城跡)→永楽池→高城山→五本松
→大天上ヶ岳→天狗岳(燈明ヶ岳)→経塚権現山(燈明ヶ岳)
→不動明王→犬鳴山BS
太字:大阪50山

大阪50山制覇まで残り10山🌱
この先も安全登山を意識します

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