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気になる灯台の色についてと灯台写真まとめ

お盆休み中に行った北海道で
気になる場所を巡ったら
自ずと岬めぐりになりました😁

思い返せば以前の旅行中にも
岬めぐりになってたことがあって
今年は北海道以外でも岬行ってる🙄

意識してなかったけど
岬を含め特異な地形が好きなのかも🌱

今回は岬へ行くと目にする
灯台について気になることがあり
調べたのでメモを兼ねて書いてみます


灯台とは

灯台を知らない人いないと思ったけど
内陸部で生まれ育った人なら
見る機会ない人もいるのかな…

灯台は船が海上で位置を知るためや港への入港ルートの指標となる航路標識の一つで、光波こうは標識の夜標やひょう(灯火を発するもの)に分類される。

Wikipediaより

灯台の中にも種類があり
設置場所や役割で2種類に分類される

防波堤灯台

港湾や漁港の防波堤の先端に
設置される灯台で色は港に入る時に
側が塗色赤灯色赤
側が塗色白灯色緑
と海上保安庁が規定している

岡山県犬島港

写真は港から見てるので
上記規定の逆(右白、左赤)

鳥取県網代漁港
兵庫県居組漁港

港によっては防波堤の形状で
どこを通って入れば良いのか
分かりにくいこともあるが
右赤、左白の間と指定されてると
航路が決まり間違えなくなる🙌

船舶免許を取得する場合は
基本中の基本なんやろな😁

けどこれについては
漁港近くで生まれ育ったので
うっすらやけど認識はしてた✨
気になるのは岬にある灯台の色🙄

沿岸灯台

岬に設置される灯台はこっちで
沿岸の顕著な場所にも設置される

気になる色についての規定ですが
基本的には白色と決まっているそう

三重県安乗あのり埼灯台

山の上や岬にある灯台は
白色のイメージなので規定通り

けど先日の北海道の岬で
縞々の灯台を見たのでなにこれ?
って思ったのが調べる経緯です😁

北海道積丹しゃこたん出岬灯台
北海道神威かむい岬灯台

白色との規定は基本で例外もある
今回気になった縞模様の灯台

赤と白、黒と白の横縞模様に
塗色されるのは冬季に雪国になる地域など
地理的な条件で白では視認が困難な場合

過半数が北海道にあるそうですが
視認が困難な場合なので雪国以外にもあり
逆に北海道でも白一色の灯台もある

 縞模様灯台の規定

赤か黒かの規定はないが
縞の数や順番には規定があるらしい
ここまで深掘りする必要ないが
見つけてしまったのでついでに…

灯台の塗色について日本では
明治の頃から規定があったそう

灯塔(灯台)に着色を施し、その形状と相まって一見していずれの灯台か識別しやすく、また背景と区別しやすい色を選ぶこと

1983年、国際的なルールに則り
航路標識の塗色及び灯質の選定標準
というものが規定され基準をもとに
塗色を決めることになった

灯台(防波堤灯台を除く)については原則として白、ただし背景又は地理的な条件などにより、白色では視認が困難である場合においては、白色と赤色又は白色と黒色をそれぞれ交互に帯状に塗色することができる

白赤または白黒と規定されるが
どちらがどうという規定はなく
設置場所の視認性なんやろな🤔

積丹は赤白、神威は黒白で
これも理由が気になってました😓

その後、1986年になって
航路標識の塗色の塗り分けについて
という基準が制定された

白地に赤帯及び黒帯を塗る場合、帯の幅は地上から構造物の頂部までの高さをほぼ奇数等分した値になるように塗色すること

あくまでも基本の白色に
赤または黒の帯を塗色するので
灯器部分(最上部)は白らしい…
以前、赤や黒やった灯台もあるが
規定が変わった後に塗り替えしたそう

その他細かな規定あるようですが
これ以上の深掘りはやめときます🤣

●参考にした記事


とりあえず岬にある沿岸灯台は
基本的には白
視認性の関係で赤白、黒白もある
ということが分かっただけでスッキリ♪

灯台写真まとめ

岬や海沿いに行く機会が多く
過去にも灯台を撮ってたので
種類別にまとめてみます🙌

色の規定はあるものの
形状や規模、材質は様々で
意識して見ると面白いのかも…

防波堤灯台

香川県高松港

せとしるべ(高松港玉藻防波堤灯台)は
世界初のガラス製の灯台らしい
最上部だけではなく胴部分も灯るそう

京都府間人たいざ漁港
鳥取県田後たじり漁港

日本海に面する間人と田後の灯台は
自然の岩礁上に設置されてました

沿岸灯台

防波堤灯台と違い観光地の印象
基本的に沖を照らす目的なので
見晴らしが良い場所が多くて
一部は登れる灯台もある🙌

男木島灯台(香川県高松市)

1895年に完成
灯塔は総御影石(庵治石)造り
日本に2ヶ所しかない無塗装灯台


稚内灯台(北海道稚内市)

野寒布のしゃっぷ岬にある灯台
対岸が樺太で国際海峡に位置する
塔高43mは北海道で一番高い


矢城ヶ鼻やじょうがはな灯台(兵庫県新温泉町)

灯台自体は小さいが
標高50mの場所にあり
断崖に面するため眺めは良い


入道埼灯台(秋田県男鹿市)

男鹿半島の北端に位置する
北海道以外にある白黒の灯台
大人300円で登ることができる

のぼれる灯台を参観灯台といい
日本全国に16基しかないそう


龍飛たっぴ埼灯台(青森県外ヶ浜町)

津軽半島龍飛崎の突端に位置する
津軽海峡を挟み対岸に北海道を望む


経ヶ岬灯台(京都府京丹後市)

京都府最北端の経ヶ岬に位置する
日本に5基しかない第1等灯台


チキウ岬灯台(北海道室蘭市)

地球岬の絶景として室蘭八景の一つ
1920年初点灯し土木遺産に選定


大間埼灯台(青森県大間町)

本州最北端の大間崎の沖合にある
弁天島に設置される白黒灯台


鴛泊おしどまり灯台(北海道利尻富士町)

利尻島にあるペシ岬の先端にある
標高93mの岩山で別名灯台山

UPの際にどこの灯台やったかなと
地名を書いてて気付いたのは
北海道東北では岬めぐりしてる🤣
なんでやろ…
先端に行きたくなるんかな💦

今後は西日本の灯台も
意識して見れたらいいなと思います🤗

●岬めぐり記事
2日目地球岬、3日目積丹岬、4日目神威岬


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