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妄想トラベル ~熊野詣の旅 DAY1~

なかなか遠出しにくい今日このごろ、そのうっぷんを晴らすため、憧れの地を脳内旅行してみたいと思います。
皆さんもぜひ、ご自宅からお茶を飲みながらトリップしてみてください。そして、おすすめのお店やポイントがあれば、ぜひ教えてください。

今回の旅の目的である熊野詣とは「熊野本宮大社」、「熊野速玉大社」、「熊野那智大社」の熊野三山を参拝することをいい、平安時代に当時の上皇や法王の間で流行し、その後武士や庶民にまで広がっていきました。
今回は、かつて皇族も使った、京都〜大阪〜紀伊路〜中辺路のメインルートをたどりたいと思います。当時は往復1ヶ月かかったそうですが、今回は文明の利器を使ってダイジェストで向かいたいと思います。

1. 京都〜大阪

まずは京都を出発し、大阪へ向かいます。
当時は、淀川を船でくだって大阪まで進んだようで、到着の場所は天満橋あたり、大阪城付近です。
もともと現在の大阪は海や湿地が多い場所でしたが、大阪城のあたりから南にかけて南北上町(かみまち)台地という陸地が広がっていました。
大阪城は高台にあたり、南にいくにつれて大きな下り坂になっていることが今でもわかります。そう、大きな坂で大坂(のちに大阪)です。
今回は、文明の利器電車を使って大阪へ向かいます。

2. 大阪粉もんで腹ごしらえ

大阪といえば粉もん、今回はたこ焼きを食べようと思います。
ソースで食べるたこ焼きも美味しいのですが、出汁でいただく明石焼きっぽいたこ焼きを食べようと思います。
難波にある「元祖 味穂」、関西の出汁文化が凝縮したような美味さで、無限に食べられます。以前行った時は、数人で200個くらい食べました。

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・・・・と思ったら、オープンが14:00〜(土日祝)で味穂経由だと和歌山への到着が遅くなってしまうので、行き先を変更です。

お昼に寄るのは、大阪駅前にある阪神百貨店のスナックパーク!
大阪の粉もんがたくさん集まっているので、サクッと食べ比べできて最高です!個人的にはイカ焼きが大好きです。

3. 和歌山へ! Made in Wakayamaなクラフトジンを飲む

大阪から和歌山へ電車で移動、特急に乗ると1時間くらいで到着です。
和歌山市内は和歌山城の城下町、御三家の紀州徳川家のお膝元。
現在はあまり大都市のイメージがない和歌山ですが、戦国時代〜江戸時代はかなり大きな街でした。また、もともと雑賀衆という鉄砲隊で有名な傭兵集団の根拠地であったため、その反乱因子の抑えとしても親藩大名を配置したようです。


さて今日は熊野古道へは行かず、和歌山市内でゆっくり観光と準備の日にします。
行き先はなかのの酒蔵。庭園のある酒蔵で、サイトから酒蔵見学の予約ができるので、チェックしてみてください。
この酒蔵、スピリッツ商品を束ねた、富士白蒸留所というブランドを展開しているのですが、和歌山の原材料を使ったクラフトジンが有名です。

まずは、コウヤマキを蒸留した「KOZUE」。

続いて、紀州杉・紀州檜を使った「KODACHI」。

そして、南高梅を使用した「KAYUKI」です。
こちらは、ジンではなく、梅酒を蒸留したスピリッツです。

舌で和歌山の自然を楽しめるシリーズ、面白い試みです。

4. 和歌山のゲストハウスで宿泊

その後和歌山駅周辺に移動。1日目の夜は和歌山市内のゲストハウスRICO Wakayamaに宿泊です。
カフェバー、イベントスペース、コワーキングスペースも併設したゲストハウスで、とってもおしゃれな空間です。

定期的にイベントも開催されているので、和歌山のカルチャーを感じ、旅人どうしでコミュニケーションも取れそうです。
そして夕食は宿のカフェバーでいただきます。和歌山の食材を使った料理を提供されているのですが、それに合わせるのは和歌山のクラフトビール。
なかなか本格的なビールもあり、良いディナーになりました。

本当は和歌山駅ラーメンなども食べたいなと思いながら、
現地のお酒を堪能し、今日は早めに就寝。明日からの熊野詣に備えます。

熊野詣の旅 DAY1 工程表

10:30 京都駅出発
10:30 → 11:00 移動(京都駅→大阪駅)
11:00 → 12:00 阪神百貨店スナックパーク
12:00 → 14:00 移動(大阪駅→海南→なかのの酒蔵)
14:00 → 16:00 酒蔵見学
16:00 → 17:30 移動(なかのの酒造→RICO Wakayama)
17:30 → 18:00 チェックイン、休憩
18:00 → 20:00 夕食

妄想トラベル ~熊野詣の旅 DAY2~


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