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#68 種を蒔く

本日6時45分起床する。
しかし、そこからダラダラとスマホをいじって過ごす。
気付けば一時間経過。なんだかなぁ。
起床7時45分というほうが正確な気もする。
そもそも6時30分が目標だから、色々とおかしいのだが。
近頃、無精の勢力が強まっている。ここらで一発ビビらせねば。
外界の誰をも傷つけない恫喝。平和的。

ラベンダーとミントを種から育ててみたい。
だが、今は時期じゃないと思うので、却下。
夏が終わったらやろう。ミントは来春にするか。楽しみだ。

やはりこうした日記のようなものが一番書いていて心地が良い。
排泄行為のようなものだからだろう。
アウトプットは排泄。そう考えると色々と合点がいく。
自分の中にないものを出そうとするから辛くなる。
出るわけないんだ、そんなもん。
人間は本当に頭が悪いと思う。

種を蒔く、という行為が面白い。
これは何かの比喩ではない。
先月より大葉とニラの種を蒔いて育てている。
私の中では種を蒔いたときが喜びの最高潮だ。間違いない。
きっかけだけ与えて、あとは自然に任せるということ、それ自体が面白い。パルプンテ。
ブライアン・イーノの生成音楽との関連性。そういえば、彼もガーデニングか何かに喩えていたような気がする。
種を蒔いた時点で私の役目は終わっている。
だから、大葉が虫に食われようと、そこまで気にしない。
大きく立派に育たないかもしれない。全く収穫できないかもしれない。
でも、それでいいのだ。
私は種を蒔きたかっただけなのだから。
種は某百円ショップで買った二つで税込み110円のもの。
プランターと土は元々家にあって使われずにいたもの。
畑にしているのは、家の庭。
つまり種以外は驚愕の0円。
こんな低予算で充実した時間を過ごせたのだから、豊作を求めるなど強欲過ぎやしないか。
それはそれで喜ばしいことに違いないが、本分を忘れてはならない。
種を蒔くこと。
どんな結末であっても、私は損をすることがない。
もう既に対価は貰った。
日々の植物への水やりは楽しませてくれたことへのお返し。奉仕活動。慈善事業。
感謝してさっさと次へ行く。


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