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少し先をみて楽しく過ごせる春の種まき

ベランダで、あさがおと風船かずらの種をまきました。
一昨年から、毎年秋になると、ベランダで育てたあさがおと風船かずらの種がとれます。春にその種をまくと、夏には綺麗な花が咲きます。
今年の夏も、今から楽しみ。

少し先のことが楽しみになると、心も生活も少し変わってきます。
数日後や、数週間後に植物の姿が変わるのを想像して、そのことを考えて過ごすようになります。

芽が出るのが楽しみ。
もっと葉が増えたら丸い支柱を買って、行燈仕立てにしよう。
もうすぐ、花が咲くかな。
種がとれるかな。

少し先の事を楽しみにしながら、日々を過ごすようになります。
いつか、ではなく、ちょっと先の未来に楽しみがある、というのが良い。
毎日の気持ちが全然違うんです。
嫌なことばかり考えがちな辛い時期でも、日々変化していく植物を育てていると、とりあえずその楽しみを見るまではやっていける。そしてまた、そのちょっと先に楽しみが出てくる。
自分だけが知っている小さな世界で、小さな楽しみが次々と出てきます。今のことだけではなく、未来を考えるようになります。

これが、来年の夏はあそこへ旅行に行こうとか、来年はもっと広い部屋に引っ越そうとか、だいぶ先の事だと、こういう気持ちにはならないような気がします。


朝起きるのも楽しみになります。
「今日はどうかな。」
ベランダのプランターをチェック。
日当たりが悪くても、今の季節は東向きの我が家にも朝日が入るので、とても気分がいい。

毎年夏に、休日でも疲れていても、朝ちゃんと起きられたのは、あさがおのおかげ。
「今朝はいくつ咲いているかな。」
夏休みに、あさがおを育てる子どもみたい。


あさがおは行燈仕立てにすれば場所もとらないので、マンションのベランダでも育てられます。
あさがおの種をまくのは5月の今がちょうどいい時期だと思うので、興味のある方はぜひ種まきをしてみてください。

嫌なことがあっても毎日辛くても、もう少しがんばってみようかな。
そんな気持ちになるかもしれません。

昨年撮った、我が家のあさがおの成長がわかる動画です。


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