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自分時間

今年は特に自分への時間が使えてなかったかのように思える。それは慣れない恋愛をし、その人に寄り添うことに全身全霊をかけていたから。一人でも生きていける、でも誰かと共に生涯を過ごすのもいいかもと思えた。

今になって落ち着いてみると、たくさん学ぶこともあれば不憫にも思う。そうやって生きることでしか元彼は生きていけないのだから。もちろん本質的な部分でもあるのだろうが、家庭環境や特異な部分が目立ちわかってもらえず苦労したこともあっただろう。私自身彼を変えることすらも理解しようと努めてもわかりえなかった。

でも彼の側に見える水子の霊は本物だったし、今でもたまに感じるものはあるが彼自身が気づくことができなければ私はもう関わりもないのでどうすることもできない。
ここまで思ってくれていたのに、彼が失ったものは大きすぎる。これは周りの方に言われたことであるがその通りだと自負している。そして、この先の行く末もなんとなく予想ができるからこそ哀れに感じてしまうのだ。

負け惜しみでもなんでもなく、そうなると言い切れる私も怖いが悪い予想だけは必ず的中する。だからこそ前を向けるのかもしれない。因果応報、自らの行動は返ってくる。
皮肉にも別れてからのほうが生き生きしてるとか綺麗になったと言われるのでそれを糧に自分に時間を費やしていくつもりだ。

話はそれたが、バースデーイベントも無事に終わりやっと自身のことに集中できる。SNSやYouTube、noteにおいて自身を曝け出して続ける理由を改めて考えたがやはりやりたいこと、本を出したいという目標。そして口唇口蓋裂と性同一性、この2つのマイノリティーを持ち合わせる者は恐らく私含めてごく僅かであろう。だからこそ発信できるものがあるし、まだ書ききれてない過去もある。

こちらの動画は1年前のものにあるが素人同然で去年始めたYouTube、そして登録者も僅かのチャンネルで今現在も見られていて1.2万回再生されている。その理由はなぜか。マイノリティーの中でも少なくとも興味をひく内容であり、今もなお求められているからではないか。ペースは遅いが記録は残る。それがYouTubeのメリットでありデメリットでもあるかもしれない。

そしてこちらも確実に回数が伸びている動画である。去年私が実際に受けた手術内容に関してである。改めて今日自身で見てみたが細かく説明できており面白いと自画自賛さえしている。しかし、そのマインドでよいのだ。ゆっくり、マイペースで。

今後はバースデーイベントの動画や口唇口蓋裂の動画の入院編も今年中にはアップされる予定なので是非そちらもチェックしていただきたい。もちろんその動画も誰か一人の人をポジティブにできたらという思いがある。口唇口蓋裂でニューハーフで、それでも暖かい環境と人に恵まれている。もちろんなにも努力しなかったわけではない。ただ、この先の未来に失望しないでほしい。自分は変えることができるのだから。

個人チャンネルの方に関しても積極的に撮りたいとは思っているが内容模索中である。でも、この私の境遇に興味をもち指南してくれる方がいるからこそ私も虎視眈々と続けられているので歩みは止めるつもりはない。
余談ではあるが失恋動画についても削除するつもりはないと改めて書き記そう。今はもう自身でもなかなか見れないが、当時の私の気持ちや発信する場、そして嘘偽りない真実を残しておきたいし大事にしたい。彼にとってはデジタルタトゥーのように感じているかもしれないが自業自得であり、これが先に書いたYouTubeのデメリットなのかもしれない。

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