一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会

コミュニティホスピタルの立ち上げで地域と医療の課題解決を目指す、CCH協会のnoteで…

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コミュニティホスピタルの立ち上げで地域と医療の課題解決を目指す、CCH協会のnoteです。 全国の中小病院への経営支援を軸に、病院で働く人、患者さん、地域住民が共に幸せを追求できる社会を創造します。 https://cch-a.jp/

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日本プライマリ・ケア連合学会学術大会シンポジウムの報告

2024/06/07~2024/06/09 に開催された日本プライマリ・ケア連合学会(JPCA2024)において、当協会企画のシンポジウム「地域を創るコミュニティホスピタル、その未来を描く」を開催いたしました。(座長:当協会理事、㈱メディヴァ代表取締役社長 大石佳能子) 6/8土曜の8:30~という早い時間にも関わらず、会場は満席、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。会場・オンデマンド配信にて視聴いただきました皆様には御礼申し上げます。 シンポジウムのテーマは「地域を創るコ

    • 【CCHパートナーズ会員限定】7/22(月) C&CH見学会 Meet up!同善病院 開催のご案内

      こんにちは。C&CH協会事務局です。 この度、7/22(月)に見学会イベント Meet up!同善病院 を開催します。 CCHパートナーズ会員イベント初となる、現地・対面開催のイベントです。記念すべき第1回目は、2022年4月からコミュニティホスピタルへの転換に取り組んできた同善病院@東京都台東区です! ーコミュニティホスピタルって、どんな病院? どんな雰囲気なの? ー組織作り、教育、採用、DX、地域活動・カイゼンを実際に見てみたい! ー取り組んできた道のりを、働く人たちに

      • 開催済【お知らせ】第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 企画公募シンポジウムのご案内

        6/8 シンポジウムは無事終了しました。報告レポートをぜひご覧ください。 こんにちは、C&CH協会 事務局です。 第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会において、当協会による企画公募シンポジウムで私たちの活動を発表します。 地域を支える医療機関は、医療機関内にとどまっているのではなく、積極的に地域に出ていき、地域住民とのつながりの中で医療を展開することが大切になってきます。このような地域活動は、昨今関心は高まってきていますが、地域活動をどのように始めればよいのか、短

        • 【お知らせ】民間医局レジナビフェア2024 東京 ~臨床・専門研修プログラム~ 出展のご案内

          こんにちは、C&CH協会 事務局です。 6/16(日)開催の民間医局レジナビフェア2024 東京に、当協会が出展します。 当協会は、病気だけではない、人の「人生」を診る総合診療専門医の育成に向けて、関東圏で地域に密着した実践的なフィールド(外来・病棟・在宅・地域)で研修を受けることができるよう、展開しています。 2024度からは、CCH総合診療プログラム・家庭医療専門研修プログラムの連動研修を開始しました。 当日は、同善病院をはじめ各プログラムの指導医や専攻医がブースでお

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          【お知らせ】第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 専門研修プログラム紹介のご案内

          こんにちは、C&CH協会 事務局です。 6/7(金)、6/8(土)、6/9(日)開催の第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に、当協会が出展します。 当協会は、病気だけではない、人の「人生」を診る総合診療専門医の育成に向けて、関東圏で地域に密着した実践的なフィールド(外来・病棟・在宅・地域)で研修を受けることができるよう、展開しています。 2024度からは、CCH総合診療プログラム・家庭医療専門研修プログラムの連動研修を開始しました。 さらに、CCHで展開している地

          【お知らせ】第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 専門研修プログラム紹介のご案内

          横浜市寿地区でプライマリ・ケアを学ぶ ~研修ガイドブックの制作後記~

          C&CH協会の村上です。 前回の記事ご紹介した研修ガイドブック「マナブことぶき」、半年前からこのガイドブックの制作に関わったのですが、この制作に携わって色々なことを感じ、学ぶことができました。 研修ガイドブックに載せられなかったこともあるので「制作後記」としてその一部を記録しておきます。 私自身、寿地区の知識はなく、訪れたこともなかったために、まず最初に金子先生推薦の参考書籍「寿町のひとびと」を読むところから始まりました。読み終えたあとは、寿町の介護や福祉に関わる方の話を聞

          横浜市寿地区でプライマリ・ケアを学ぶ ~研修ガイドブックの制作後記~

          横浜市寿地区でプライマリ・ケアを学ぶ~研修ガイドブックの制作~

          当協会にて、総合診療、プライマリ・ケアの推進の一環で横浜市立大学大学院ヘルスデータサイエンス専攻、横浜市寿町健康福祉交流センター診療所の医師の金子惇先生とご一緒に「マナブことぶき」という16ページの「研修ガイドブック」を制作いたしました。 金子惇先生が勤務する横浜市寿町健康福祉交流センター診療所は横浜市寿町にあります。 この寿地区は、東京の山谷、大阪の釜ヶ崎とならぶ日雇い労働者の街として知られていますが、現在では住民は高齢化して福祉ニーズの高いまちに変化してきています。

          横浜市寿地区でプライマリ・ケアを学ぶ~研修ガイドブックの制作~

          「CCH総合診療専門医/フェローシッププログラム」の新メンバー9名の歓迎式を開催しました

          2024/04/01はC&CH協会がサポートしている総合診療専門医プログラムと指導医フェローシッププログラムに新たに加わる医師9名の歓迎式が行われました。 当協会では東京都の2つの医療機関(同善病院、桜新町アーバンクリニック)と連携して総合診療専門医プログラムを運営しています。 2024年度は新たに3名の専攻医が加わりました。3名の皆さんは元々総合診療医を志向されていた医師で、コミュニティホスピタルの理念に共感して、大病院の中ではなく、地域に近い場所で研修を受けたいと当プ

          「CCH総合診療専門医/フェローシッププログラム」の新メンバー9名の歓迎式を開催しました

          CommunityHospital@シンガポール見学記③(今後のCHの方向性と可能性)

          C&CH協会、同善病院の小笠原雅彦医師が2024年1月にシンガポールのCommunity Hospitalに見学記の第3回。1~2回ではシンガポールの医療にまつわる背景、見学した2つのCommunityHospitalについてご紹介してきました。今回はこれまでのまとめとして、もう一つのシンガポールの医療、見学を通じて再確認した方向性と可能性についてご紹介して、今回のシンガポール見学記をまとめようと思います。 前回はこちら タクシー運転手が口にした「もう一つのシンガポールの

          CommunityHospital@シンガポール見学記③(今後のCHの方向性と可能性)

          CommunityHospital@シンガポール見学記②(ソーシャルな機能を有す2つのCommunityHospital)

          C&CH協会、同善病院の小笠原雅彦医師が2024年1月にシンガポールのCommunity Hospital見学記の第2回。前回はシンガポールの医療にまつわる背景について紹介しました。今回はいよいよ本題であるシンガポールのCommunityHospital見学レポートです。 前回はこちら 204床のCommunity Hospital(St. Lukes Hospital) 見学した1つ目のCommunity HospitalがSt. Lukes Hospital(以下、

          CommunityHospital@シンガポール見学記②(ソーシャルな機能を有す2つのCommunityHospital)

          CommunityHospital@シンガポール見学記①(国策として推進されるCommunityHospital)

          シンガポールは高齢化が進行する中で、国の医療政策として地域を支える病院(シンガポールでは“Community Hospital”と呼ばれている病院)を増やす取り組みを行っています。 C&CH協会、同善病院の小笠原雅彦医師が2024年1月にシンガポールのCommunity Hospitalに見学に行って参りましたので、その見学記を3回に分けてご紹介します。 医療制度や環境は異なるものの、高齢化という同じ問題を抱えている中で、コミュニティホスピタルという同じ形の医療に行き着い

          CommunityHospital@シンガポール見学記①(国策として推進されるCommunityHospital)

          駆け出しコミュニティナース奮闘記@同善病院 ー地域の関わり町会編ー

          こんにちは、コミュニティナースの小笠原です。 私事ですが出産のため昨年8月からお休みをいただいておりましたが、活動を再開しました。 同善病院として地域活動をするなかで、商店街や町会の新年会にもお声かけいただけるような関係性ができました。 今回は町会との現在の関係に至るまでの軌跡をお伝えしようと思います。 町会長から一言「同善病院はどこを向いているのかわからない」 コミュニティホスピタルとして初めて同善病院が町会長と関わりを持ったのは2022年の夏でした。社協さんの勧めもあ

          駆け出しコミュニティナース奮闘記@同善病院 ー地域の関わり町会編ー

          【CCHパートナーズ会員限定】C&CHカンファレンス2024春を開催しました

          2024/03/16 C&CHカンファレンス2024春はオンラインで開催されました。今回のカンファレンスはCCHパートナーズ会員限定で行われましたが約100名の方からの参加申込があり、盛況のうちに終了いたしました。(CCHパートナーズ加入いただいた皆様にはアーカイブ動画をご案内します) ▶CCHパートナーズについてはこちら C&CHカンファレンスとは 当協会では、コミュニティホスピタルを全国に広げていくために、関心を持っていただいている病院、個人の皆様がお互いに学び、情報

          【CCHパートナーズ会員限定】C&CHカンファレンス2024春を開催しました

          コミュニティホスピタルが取り組むACPの普及~「もしバナゲーム」を通してACPを学ぶ地域と病院

          こんにちは、CCH協会です。コミュニティホスピタルでは患者さんが住み慣れた地域でそのひとらしく生活できるようにするために様々な取り組みを推進しています。 今回は水海道さくら病院で取り組んでいるACP(アドバンスドケアプランニング)についてのお話です。 1.なぜ当院が主体的にACPに取り組むのか 茨城県常総市にある水海道さくら病院。常総市の医療機関で唯一訪問診療を展開しているコミュニティホスピタルです。訪問診療を開始して6年。その間、住み慣れた地域で最期を迎える人たちを多く

          コミュニティホスピタルが取り組むACPの普及~「もしバナゲーム」を通してACPを学ぶ地域と病院

          開催済【CCHパートナーズ会員限定】3/16(土) C&CHカンファレンス2024春 のご案内

          こんにちは、C&CH協会 事務局です。昨年秋にスタートした「CCHパートナーズ制度」の特典の一つであるオンライン勉強会のお知らせです。 ※CCHパートナーズにご加入いただければ聴講可能です。 ▶CCHパートナーズについてはこちら https://cch-partners.jp/ 中小病院が日本の医療を変革する”コミュニティホスピタル構想”とは? 今回イベントではコミュニティホスピタル構想について具体的に紹介し、全国の先駆者たちから実例や取り組んでいることをお話しします。 総

          開催済【CCHパートナーズ会員限定】3/16(土) C&CHカンファレンス2024春 のご案内

          地域活動を振り返る@同善病院 ー広報誌のつくり方ー

          こんにちは、CCH協会の福井です。 昨年2024年9月から、コミュニティプランナーとして、同善会を中心に地域とつながり、小笠原彩花さんと共に、いつまでも安心して暮らせる地域づくりを目指し活動をしています。 本記事では、地域活動の取り組み1つ1つに注目し、各種施策の目的・実践・反響を振り返っていきたいと思っています。 今回のテーマ「広報誌」です。同善会では、「同善会だより」という名称で、地域の方向けにイベント実施後のお知らせを配布しています。実はこの広報誌、広報部門ではなく

          地域活動を振り返る@同善病院 ー広報誌のつくり方ー