お母さん・お父さんのための教育系メールマガジン『くじらの教室通信』、始めました
こんにちは。
僕は、ふだんは高校の先生として仕事をしています。
だけど、文章を書くのも好きで、いつか作家になりたいなあ、と思っていました。
でも、「いつか…」と思っているだけだと、実現しないんですよね。
そこで、思い切って小説を書きました。
2023年3月に処女作
「くじらの部屋〜不登校を死語にしてもいい」
を発表。
ありがたいことに、3月だけでも電子書籍版で100冊以上のダウンロード、Kindle Unlimetedでは、4500ページ以上の既読ページになりました。
また、多くのご感想や高評価(☆4.8)をいただいています。
小説にしたのは、
僕が経験してきたこと
僕が感じていること
願っていること
そういう、
《想いをカタチに》したかったからです。
子どもたちが安全に、
安心して将来について考えるようになって欲しい。
母さん・お父さんが、
穏やかな気持ちで子どもたちと接してほしい。
こういう想いです。
僕の場合、職業柄、特に、お母さんから、思春期の子どもとの関わり方や、子供の将来について、ご相談をいただくことが多いです。
子どもの進路をどう考えたらいのだろうか
進学するのか、就職するのか、この子は一体何を考えているのかな
学校に行きたくないって言い出した
ゲームばっかりやってて、親としてイライラする
そして・・・
不登校になってしまって、子育てに失敗したのかな…。
いいえ。
そんなことは、ありません。
「不登校」は「問題行動」ではないし、誰にでも起こり得ることなんです。
決して、親の育て方が原因とは限らないです。
2016年9月に、文科省がこんな通知を出しています。
一方、文科省の2022年の調査報告によると、小中学生の不登校がおよそ30万人、高校生の不登校は6万人と不登校の児童・生徒は年々増えています。
でもね。
やっぱり、子どもの将来に不安を覚えますよね。
その気持ち、よく分かります。
僕の子どもが、中学生のときに2年ほど学校に行かない時期がありました。
「学校に行かない、不登校になるなんて…」
と、困惑もしたし、
どちらかといえば、イライラしていました。
子どもが、なかなか学校に行かない。
そうすると、中学校の先生も家庭訪問してくださるんですよね。いろいろとプリントを持ってきてくれるとか、様子を見に来るとか。
中学校の先生が家庭訪問してくだされば、親として当然のように、
「先生がわざわざ家に来たんだから、顔を出しなさい」
・・・って、言っちゃいますよね。
僕、言っちゃいました。
そうすると、子どもは貝殻のように、本当に固まって全然動けない状態になってしまいました。
それが、さらにイライラを募らせる原因に・・・
結局、学校に気持ちを向けようとするほど、学校に向かなくなるし、
言えばいうほど、
親子の会話がなくなる感じでした。
僕が子どもの状態を本当に受け入れるようになったのは、中3の夏過ぎかな。
学校に行かなくなってから、1年半ぐらい経って、ようやく、スッて受け入れることができました。
学校に行かないっていうのは、どういう意味があるんだろう…。
「不登校の状態」という意味は…。
この子は、
心のエネルギーが無い状態なんだ。
だから、
今は心のエネルギーを回復する場所と時間が必要なんだ。
と、子どもが学校に行かないことに意味が見出せたときに、イライラしなくなりました。
「不登校の状態」は、
それが今の、子どもののありのままの状態なんです。
僕の子どもが学校に行ってなかった期間は、中学校の2年間。
今は、オンラインの通信制高校に所属してて、毎日家にいて過ごしているのは「不登校」の時からずっと変わっていないんです。
でも、子どもが学校に行かなくなったときとくらべて、大きく変わったのは、
僕自身。
今は、家族で、楽しく過ごしています。
改めて、自己紹介しますね。
太田みのるです。
よろしくお願いします。
僕は、小説を書いたり、オンライン教育相談サービスをしている、高校の先生です。塾講師を振り出しに、私立高校と公立高校で合わせて20年以上、高校の教壇に立っています。進路相談を中心に、最近は不登校についての教育相談も承るようになりました。今までの相談件数は、1000件以上になっています。
20代の頃に、半年間、フリースクールのボランティアスタッフとして、学校に行けない子どもたちに寄り添っていました。この経験から、カウンセラーの先生が主催するプライベートな学習会に参加して、カウンセリングの勉強を始めました。
今は、国家資格のキャリアコンサルタントを取得し、キャリアカウンセリングを特に専門にしています。また、コーチングも学び、コーチングスキルアドバイザーの民間資格を得ています。
こんな僕が、
親として経験してきたこと、
先生として親御さんの相談を受けて感じたこと、
そういう親としての「モヤモヤ」を少なくして、心の重荷を軽くしたい、と思ったんですね。
そこで、
《不登校から子どもの進路、学校のこと》をテーマにした
公式メールマガジン
『くじらの教室通信』
を始めました。
登録はメールアドレスだけですし、いつもで登録解除ができます。
また、
こんな話をききたい、
こんなことでもやもやしているんだけど、
という親御さんからのご質問にも、メールマガジンの中でお答えしています。
まずは、ご登録を。
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ご登録特典として、音声解説もお届けしています。
例えば、
『子どもが学校に行かなくなったら』という不登校の子を持つ親の気持ち。
子どもが「学校に行かない」って言ったときに取り組んだ《3年後のわたしの気持ちを想像する》ワークの解説
「学校に行けないのと学校に行かないのと学校をサボりたい」という子どもの気持ちの違い
嬉しいことに、
音声解説のご感想をいただきました。
ちなみに、お昼過ぎに、お便りを送っています。
こんな内容です。
お母さん、お父さんのモヤモヤしたことに寄り添えるように、お便りを書いています。
少しでもあなたが背負っている重荷が、
軽くなりますように。
願いを込めて。
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