見出し画像

サラエボ市内を散歩中、ムーティー氏に驚く

おはようございます🌞Dobro jutro.
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(BiH)の首都サラエボからお届けしています。9月も後半になりました。
短い秋と長い冬がサラエボ市内に訪れる前に、
夏にお別れをしつつ超久しぶりに市内を散歩しました。


リッカルド・ムーティ―氏降臨


2週間ぶりにチトー通りを歩いていたら、な、なんと!
サラエボフィルハーモニー管弦楽団100周年のGALAリッカルド・ムーティ―氏が指揮をする!という横断幕が目に飛び込みました。

チトー通り
言わずもがな
イタリアンマエストロ
Riccardo Muti
※ ※ ※
私が小さい頃
ムーティ―氏は超イケメン
(今なおですが)
ムーティ―氏が指揮の
TV番組は必ず録画しました

5日前からチケットが販売されているらしいのですが、すでに完売。

チケット売り場のおばさまに
「1枚だけ何とか」と懇願してみたら
「1枚だけなら・・・良いわよ!」と小躍りしながら売って下さりました。
小躍りするのは私のほうなのですが、本当にボスニア人は気さくな方ばかりです。とりあえず購入できました。

左はボックスオフィスがある
カルチャーセンター
右は10月11日にR・ムーティ―氏が
サラエボフィルで指揮をする
国立劇場
現在はバレエフェスティバルで
日本人バレリーナの方々もご活躍中です!

こちらも大好評で
チケットは完売!
当日券目指して行ってみます

トラムが10か月ぶりに運転再開

大々的に工事を行っていたトラム。運転再開を市民の皆さんは待ちわびていたことでしょう!私もです。車両は相変わらずレトロなままですが。

バラストが敷かれ
線路も奇麗になりました
まだ行ったことのない
歴史博物館へ行ってみました

BiH歴史博物館

国立博物館の並びにありますが
外観からして老朽化が否めません

ボスニア・ヘルツェゴビナ(BiH)歴史博物館は、第二次世界大戦の終結直後の1945年に国家解放博物館として設立されました。

入り口はきれいで
スタッフも良心的
出だしはOKだったのですが

口コミ通り展示物がほとんど無く英語表記がないミュージアムでした。

入場料は7KM(500円位)なのですが、お隣の国立博物館とほぼ同じくらいの金額。比較しても全く納得がいかない展示でした。

新聞の切り抜きと
舞台の写真がちらほら

ミュージアムのスタッフにたずねたところ、「次の展示の準備中の為大々的に閉鎖している」というのです。でも、口コミによると年中このような感じなので、無料で十分のクオリティーです。

キャプションすら
見当たらない展示

見どころは、小さなミュージアムショップしか無かったと言っても過言ではありません。

Tシャツはサラエボオリンピックの
キャラクター、ヴチュコなど
社会主義のキッチュなポスターは
約2千円
大学出版の本など
※ ※ ※
これが国営のミュージアムとは思えない
学芸員の勉強と仕事をしてきた者
としてはガッカリ過ぎる時間でした
ユーゴ軍のお人形
TAKE CARE SNIPER!!
という文言は一体
だれ目線!?!?
説明も何もない屋外展示
ユーゴスラヴィアという
今は無き国を
ユートピアだった
と言う人もいます
複雑な歴史を歩みながらも
魅力ある今のサラエボにふさわしい
ミュージアムとなるように
願っています

旧市街地を散歩

次はミュージアム前からトラムに乗ってバシュチャルシヤ(Baščaršija)という1400 年代から続く賑やかなマーケット、文化的な名所の旧市街地へ向かいます。
狭い路地を抜けるのでちょっとした遊園地の乗り物よりもワクワク感があって楽しいです。

冷暖房はありません
スリも多いです
しかし
車窓から市内観光ができ
街中を走るので大変便利です
今日も鳩と観光客が
いっぱい!の
セビリSebilj
オスマントルコ時代の
公共水飲み場
飲めます

PHOTOで観光

ピスタチオのアイスは約150円
夏は沢山の
アイスクリーム屋さんが
露店で販売しています
とても美味しいので
必ず買います
銅細工職人"coppersmith"の
ピンピン音
ハンマーと釘が金属に打ち込む
音が鳴り響く路地
地元の子ども達も
社会科見学中です

ここから東側はオスマン帝国の影響を受けた建物が並んだ街並みでモスクなどがあります。西側はオーストリア=ハンガリー帝国の影響を受けたヨーロッパ風の街並みで教会などがあります。

ここを境にがらっと
街の雰囲気が変わります
カトリックの教会や
街頭で絵画を販売する人
オーストリア・ハンガリー帝国
時代の建物
サラエボはヨーロッパの都市
マインドセット変換
こちらはモスクと
ホテルヨーロッパ
個人的にお気に入りの
サラエボ市の風景

ペット🐱情報

夕方は動物病院へ飼い猫を連れて行きました。

サラエボ市の隣にある
ヴォゴシュチャ(Vogošća)
という街の病院へ
もう慣れましたが
車で常に
坂道を登ったり
下ったり・・・
病院は山が見えて
自然の中にあります
熱心な先生なので信頼しています

クール宅急便がありません

BiHには冷え冷えの物体を運ぶクーリエシステムが存在しません。
私は知りませんでした。
抗体検査を必要とするペットオーナーは、自ら採血をウィーン、ブタベストなどの検査機関へ直接持参しなくてはなりません。もしくは一時帰国の時に採血を持参して日本の検査機関に提出するか。はたまた、セルビアへ行きクール宅急便でウィーン等へ送る方法もありますが、いずれもハードル高めです。

EU域内にお住まいのオーナーさんは
持っていらっしゃる
ペットパスポートです
BiHはEU加盟国では無いけど
たぶん周辺国へは簡単に入国できる
と思っています
しかし
狂犬病清浄国へ入る際は
お気を付けください!!
上の猫さん達は
病院でお会いしました
自分の番を
今か今かと待っています
誰一人としてケージに
入っちゃいません
※ ※ ※
下にいる我が家の猫さんは
病院で暴れてぐったり
帰宅後は寝ちゃいました

この記事が参加している募集

ペットとの暮らし

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?