不登校について㉕~最終章~
【不登校について㉔】は、コチラ↓
今年に入り私自身がフリーランスとして起業し、何かと変化のある日々を送っていたので、記事の更新が随分滞ってしまいました。
以前の投稿(年末)からの振り返りを兼ねて、書いていこうと思います。
コロナ感染
あれから娘は、しばらく家でまたのんびり過ごしていました。
【不登校について㉓】とーちゃんの雷以来、彼氏とは昼過ぎに出掛けて19時頃に帰るような日が続きます。
2022年2月
そんな中、いつものように一緒に過ごした翌日、彼が発熱。
当然のように…というべきか、その翌日娘も発熱。
「そりゃそうなるよね」
案の定コロナ陽性で、10日間の自宅療養が始まります。
しかし、これによって予期しなかった転機が訪れます。
10日間の自宅療養明け、娘が口にした言葉です。
この体験は、娘にとても大きな気づきをもたらしたようで、それ以降の意識の変化は色んなところで感じ取れました。
春になって
4月になり、彼が就職しました(娘の1つ年上です)。
それをきっかけに彼の生活スタイルが変わり、娘もコロナ回復後から探していたバイトの求人を、より真剣に探し始めます。
そんな中見つけたのが、家族でもよく利用してた居酒屋。
16歳以上で募集をしていて、
「夜なら無理なく働けるかも」
と、そちらで雇ってもらえるコトになりました。
お客さんに絡まれたり、忙しい時なんかは愚痴を言いながらも、夜型の娘には合っているようで、仕事は順調に続いていました。
娘も高校3年生。
今後の進路について、学校からも色々と話が挙がります。
就職先を調べたり、私もキャリアコンサルタントとして自己理解や仕事理解のお手伝いをしながら、これまでとはまた違った会話が増えるようになって来ました。
これから。。。
最近になり
「昼間のゴロゴロしてる時間も稼ぎたい!」
と、以前とはまた別のコンビニでバイトも始めました。
前回の経験を踏まえて、
・早朝は入らない
・週3日程度で無理のない時間
・居酒屋バイトとの両立
等、きちんと自分の希望も伝えられているよう。
ところが、コンビニバイトが始まって1週間。
居酒屋の方のバイトが苦痛になってきたようで、そちらは当分お休みを頂くコトになりました。
「どうしよう。」
「無理かもしれん。。。」
私に色々訴えながらも、最終的には自分で居酒屋を休職できるよう、店長に掛け合って決めた様子。
「ヤバいかも」
という兆候を自分で感じ、
自分の状態を客観視して、
自分で調整が出来たコト。
まだまだ不安定なよちよち歩きですが、少~しずつ自分の足で歩いているように感じ、とても頼もしく思います。
中学3年の秋。
「学校に行けない」
から始まって”不登校の記録”として残して来たこのマガジンですが、この様子だと当初の目標だった”高校卒業”は、何とか達成できそうです。
私が望んだ訳ではなく、周囲が期待した訳でもない、娘が自分自身に設定した目標の達成。
これは、娘にとって1つの大きな自信になってくれるコトでしょう。
娘は今月末、18歳の誕生日を迎えます。
これからは、娘が苦手だった”学校”という場所に縛られない日常が始まります。
さて、これからが人生の本番。
たまにはこけたり、つまずいて足をくじいたり…
時には派手に転んで大ケガして、立ち上がれなくなるコトもあるかもしれません。
でもそんな時こそ、これまでの道のりを振り返って、1歩ずつでも、半歩ずつでも。。。
小さな小さな自信を持つコトから始めていって欲しいと思います。
私はこれからも、そんな娘の姿を見守って行きたい。
娘の力を信じて。。。
そして、私の価値観や考え方、色々変えるきっかけをくれたコト、たくさんの気づきをくれてありがとうと伝え続けたいと思います。
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