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約10年ぶりに化粧を落とさずに寝て胃腸を慮った話。


8月末に熱中症になり、丸2日ほど寝込んでいた。

来年は同じ轍を踏まぬように、なぜ熱中症になり丸2日も寝込むことになったのか自分なりに考えて、改善策を少し試してみました。



まず、熱中症になった日は8月にしては涼しい日で体調もすこぶる良かった。だから最初は自分でも、

  • ちょっとめまいがする

  • ちょっと頭が痛い

と思ったくらいでさして気にしていなかった。

だけどそれらがどんどん悪化していき、気分が悪くてトイレとお友だちになった頃にはここ数年で一番体調が悪い状態になっていた。



体もふらふらで、なにかを支えにしないと立っていることも座っていることも辛い。
外出着から寝間着に着替えるだけで精一杯。
この日は結局、化粧も落とさずに寝た。

20歳を過ぎた頃からこれ以上肌を痛め付けることはやめようと、どれだけ酔っ払っていても布団に入る前には絶対化粧は落としていたのに。

とてつもなく具合が悪いのに、化粧を落とさずに寝る自分がとてつもなく情けなく感じて、ちょっと泣きそうになりながら寝た。



だけど結局、この翌日も体調は戻らず。
病院に行き点滴をしてもらい、その後も丸2日寝込むことになった。

ただ、そんな状態でも(だからこそ?)、なんでこんなに体調を崩すことになったんだろうという疑問がむくむくと湧きあがり、自分なりに調べて考えたところ、

体がすでに夏バテ状態だったのでは?と考えた。


3年ぶりに大阪で過ごす夏は溶けそうに暑かった。
久しぶりに体感した猛暑に、自律神経のバランスが崩れてもおかしくない。

そして暑さを言い訳にして週に3回以上アイスカフェラテを飲み、週に3回以上アイスを食べていた。
飲み物を飲むときもいつも冷蔵庫から一番冷えているものを飲んでいた。
しかも、私は食べるときにあんまり噛まない。 

これだけの負荷を約2ヶ月間かけられた胃腸の気持ちを考えるとたまったもんじゃないだろう。

それ以外にも、ここ数ヶ月の自分の行動を思い返すと全体的に夏バテになる心当たりしかない。


つまり、ただ熱中症になったのではなく、そもそも気付いていないだけで体が夏バテ状態だったので、寝込んでしまうほど熱中症の症状が出たのではと仮定してみた。


仮定したならとりあえず試してみたい。
幸い、暑さは少し和らいできた。
なのでまずは胃腸の夏バテ(仮)を改善するため、胃腸に優しく接しようと決めて、

  1. 朝一番は温かい飲み物を飲む

  2. よく噛んで食べる

  3. 冷たい飲み物はゆっくり飲む

  4. 冷たいものを食べるときは小分けにする

をとりあえずしてみることにした。



そして、3週間ほどゆるゆると試した結果。
その後、熱中症のような症状は出なかった。
むしろ夏になると毎年感じている、屋外と室内の寒暖差による怠さとか、体のどこかが緊張している感覚みたいなものは少し良くなった気がする。

とくに朝に温かい飲み物を飲むことは体感的にとても良くて、夜のあいだにエアコンで冷えた体をゆっくりと温めてくれる感じ。
なんとなくだけど、体も思考もスッキリする。

なにより胃腸を慮る生活をしていると「消化がのんびりモードなので良く噛んで食べてください」「アイスは1/3までならいいですよ」など、胃腸がちゃんと合図を出してくれている気がする。
そして、そういえば最近、常にながら食べだったなあと気が付いた。



今回体調を崩した理由を用語的なもので説明すると、熱中症や自律神経の乱れ・胃腸が弱っていたなど色々とあると思う。
だけど、胃腸を慮る生活をしてみて私的には、


自分の感覚を無視していた


が、1番しっくりときた。

もちろん、これは全て私の主観的な感覚の話だし、誰にでも当てはまることではないけれど。
体調や気分がいまいちなときに、最近、自分の感覚を無視していないかと、自分自身にきいてみることは誰にとっても大事なことなのかも。


まあそもそも、ここまでにならないと気が付かなかったことはセラピストの不養生と言うほかないのですが。

今回身を持って気付かせてもらったことが今後の自分と、誰かが自分自身に意識を向けるきっかけになってくれれば、とっても嬉しいです。


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