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知らないとヤバい⁉成功も失敗も共有する時代になった3つのポイント

地の時代から風の時代になった

2020年ごろを境にして、大きく時代の価値観が大きく変わった。

それまでは、夢を持って、いい学校、いい大学、いい会社というのが既定路線だったけど、夢がなくてもいい、いい学校じゃなくていい、いい大学じゃないけど、やりたいことを仕事にしようと変わってきた。

キラキラした成功体験だけが取り上げられる時代になり、誰もが簡単にやりたいことを仕事にする時代。

転勤して、本社に戻って、出世してという時代から、自分らしく働くってどんなことだろう!?という時代に入ってきた。

今までは個性を出すことはあまりなかったけど、これからの時代は個性を出すことが求められる時代へと変化をしている。

欧米のコミュニケーションは、信頼関係があるのと、ないのでは大きく違っている。

会議に出た時に何も言わずに終わってしまったり、意見を求められたときに、自分の考えをしっかり言わずに、あなたの言う通りですと忖度をすると信頼が無くなってしまう。

きちんとした自分の意見であったり、ドローンで俯瞰の位置から見ていて気付いたことを述べたりすると、信頼関係がより強固になっていく。

立場や肩書にとらわれることなく、いい意味で意見を対立させることで信頼関係を築いていくことになる。

日本の場合については、会議=報告会になっているか、ワンマン社長が評議するだけの場である。

意見があるなら、関係各所で後でやってくれというのがお決まりなパターンである。

こういう無駄な会議があると、生産性やパフォーマンスに影響をしているということは全く気付いていない。

当たり前の壁をぶっ壊すまでには時間がかかるし、反体制派というレッテルを貼られると仕事がしづらい現状がそこにはある。

失敗は誰しもするもの!?

組織の中でよくあるのが失敗の責任転嫁をする会議。
そういう時にやり玉にあがりやすいのが、反体制派や目立っている人達。

いくつになっても失敗をすることはあるし、年齢を重ねて失敗することは致命傷になりかねない大きなリスクが潜んでいるからだ。

失敗は常にする可能性が高いということを頭の片隅に置いておくと、どんな事態が起きたとしても、ドローンで俯瞰の位置から見渡すことができ、冷静沈着な対応をすることができるだろう。

そうするためには、チームメンバーとのコミュニケーションと信頼関係が不可欠である。

失敗するかもしれないから、相棒が失敗をしないようにドローンで俯瞰の位置からいろいろアドバイスをしてくれたら、状況を判断しながら目の前のことに集中をすることができるようになる。

仲間を信頼し、相棒を信用していれば、冷静沈着な対応でパニック状態になることはない。

失敗をするかもしれないと感じたら、仲間を信用して仲間を頼ってみたらいい。

失敗したのはチームが悪い⁉

失敗したときによくあるのが、犯人捜しをしてしまうことである。
チームが責任を負うことではなく、個人に負わせてしまうのが人間の性であり、その人をみんなで責めるかたちになる。

失敗については、たまたまその人の順番で結果として、失敗をしたわけであり、その人個人の能力やスキルについてどうこういうことはありません。

個人の問題にして、個人に責任を負わせるのは昔の古き悪しき習慣が今もなお残っているということである。

個人が悪いというのであれば、その個人に任せた管理職も同じように批判されるのが当たり前であるが、管理職が幹部候補である場合は擁護されやすい。

組織の理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームのルールであり、これを変えていかないと、エンゲージメントがどうだとか、心理的安全性がどうだとか、言ったとしても本質が変わっていないんだから、進歩はない。

失敗も成功も共有する時代

時間は有限であり、経験も人それぞれ違うもの。
時代や環境によっても違いますし、いろいろな状況が違うわけですから、共有しておくことはすごく大切なことです。

チームメンバーがいれば、その何倍にもなるわけですから、貴重な体験を言語化して、人に伝えるということはこれからの時代には必要になるでしょう。

人の失敗を学ぶことによって、失敗の蓄積をすることができるようになるのはもちろんですが、成功体験についても同じことが言える。

そうすることで、実際にそういう場面に出くわしたとしても、あの時こういっていたなぁ~ということで対応をすることができます。

そうすることによって、失敗を回避することができるのはもちろんですが、場合によっては致命傷になりそうなことだったとしても、かすり傷程度ですむんです。

スキルや未熟さで失敗してのではなく、順番が来たと考えるようになると、失敗することを恐れず、引き出しを増やしていくことができるようになり、それが年齢を重ねていくと、人柄(にん)になっていくのではないでしょうか。


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