midnightbluesVOL1
すべてはスマホの中にある
街の中から本屋さん、書店というものが無くなった。
移動するときには小さいA6サイズの地図を持っていた。
財布の中身にテレフォンカードが入っていた。
小銭入れの中には10円玉が入っていた。
帰りの切符や回数券が入っていた。
思い出せばきりがないことですが、今ではすべてがスマホの中に入ってしまっている。
アプリの中に用途別に整理整頓をされてはいってしまっている。
銀行のアプリでは、振込までできてしまうし、通帳の記録までつけられてしまうという。
ニホンザルがWalkmanをかけているCMも懐かしいのですが、音楽についてもスマホの中に入り、ラジオ、Podcastなど音声コンテンツもスマホの中に入っている。
一番影響を受けているのは、テレビ業界ではないだろうか。
テレビではコンプライアンスが厳しくなり、演者を変えてもフレームは一緒だから、新鮮さにかけるものが多くなってきたことによって、無料で流れている情報より、SNSで真偽不明の情報を検索することが多くなってきている。
コロナショックの初期にあった、トイレットペーパー、ティシュペーパーの買いだめ、小麦粉やパスタ、インスタント食品の食料の買いだめなども、きっかけになったのはSNSだったというのも時代が変わったのかもしれません。
便利になって一瞬でわかることはすごくいいことかもしれません。
また、いつでもどこでもアクセスすることができるのはもちろんですが、社外にいるときも、時間外でもつながってしまうことがデメリットであり、通知機能で即レスをしなきゃいけないというのが既成概念になりつつある。
道具を使いこなすことが人間の目的になっているのに、道具に使われているのが現在の実情かもしれません。
日本の18歳以上の人のスマホの普及率が94%
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