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フーテンの寅さんは多様性を極めた働き方をしていた!?


短期と長期で変わる⁉人間関係の築き方

求人広告などでよく見るのが、「アットホームな会社です」「入社年次にかかわりなく、いろいろな意見が活発にできる会社です」「風通しのいい職場です」などという文言をよく目にする。

会社は長期にわたって繁栄をしていくことが目的ですし、短期に利益を上げることが求められる世界です。

その時に人間関係がどうなっているかによって、結果として成長できるかどうかが関わってきます。

3年未満の短期的なプロジェクトや仕事については、ウェットな関係で濃密な関係性で一気にやり遂げることが理想的である。

期間限定であるからこそ、ウェットな関係で過干渉過ぎるぐらいの濃密な関係性が功を奏することが多い。

高校野球などのように高校総体、インターハイなどの目標とする大会でいい成績を収めることが目的となったときには、濃密なコミュニケーションが必要になり、他人との距離が近い方が目標達成をする確率が高くなっていく。

3年以上の長期的なプロジェクトや仕事については、他人との距離感がちゃんと取れていないと、チームの力を最大化させることができなくなってしまう。

距離が近すぎると悩むことも多く、病んでいくことになるので、過干渉になりすぎると人間関係で困ってしまう管理職も多いのが特徴である。

管理職でチーム力を発揮していることができる人は、他人との距離感が絶妙であり、コミュニケーションのタイミングを間違えずに見極めていくことができる。

チームには4タイプの人が必要⁉

大きく分けて4つのタイプの人たちがチーム内にいることが理想的であり、相互補完関係になったときにある程度力を爆発させることができる。

最大限まで活かせるかどうかは、管理職の資質。

1つ目は熱い人。

面倒見がいいけど、熱すぎる人。

2つ目はムードメーカー。

好かれたい人であるけど、実行力が低いというのが玉に瑕。

3つ目は配慮型のタイプ。

組織の要になることが多いけど、対人関係を重視してしまうあまり、創造力が少ないのが特徴。

4つ目はエンジン型のタイプ。

対人関係など関係なく、自分がやりたいことをやっている人。ちょっとズレている人といわれることが多い。

ちょっとズレている人の特徴として、他人と比べることがなく、競争が苦手な人が多い。

比べることが常識となり、競争が好きな人であればそれでいいのだが、苦手な人にとっては苦痛になるので、すみわけをする必要がある。

フーテンの寅さんのような生き方

いろいろな生き方や人生があっていいのに、常識や思い込みによって正論をぶつけて論破したがる人が増えている。

男、女、未婚、既婚、子供あり、子供なしで社会がカテゴライズ化されており、その既定路線から外れてしまうと、いろもん扱いをしているのが現在である。

多様性を認めようといいながらも、昔ながらの風習や習慣に縛られて生きており、生きづらい世の中になっているのも事実である。

正解はなくなってしまったし、過去の成功体験が通用しなくなっているにもかかわらず、未だに新しい価値観を見出すことができていない。

映画の男はつらいよのフーテンの寅さんや所ジョージさんのような生き方に憧れる人が多くなってきている。

いろいろなことをやって人生を楽しんでいるように見える。

人はいろいろなしがらみや常識にとらわれてしまって、そこからはみ出すことができないジレンマを抱えているのは事実である。

やりたいことを仕事にしよう、副業・複業をしよう!という風潮になっているけど、実際にスタートをしている人は1割にも満たないだろう。

年収を増やすことは2つの選択肢がある。

1つ目の選択肢は、転職をして年収をあげる方法。

2つ目の選択肢は、副業・複業をして年収をあげる方法。

世間の流れは2の選択肢になりやすいのですが、体調管理、時間管理、目標管理ができないと労働時間だけが増えてしまい、余暇に使う時間がなくなってしまう。

1の選択肢については、なかなか気づかない。

なぜなら、副業・複業に関する声が大きくなり、そちらの方向へ先導されているから。

離職してから転職活動は絶対にしないようにしてほしい。

なぜなら、足もとを見られてしまい、お金に余裕がないと見受けられると、そのすきをついてくることになり、結果不幸な転職になってしまうからである。

現職中に転職活動を進めているのは、お金の余裕があるのはもちろんですが、スキルもさらに伸びしろがあることが証明することができ、体力的にも精神的にも病まないで済むからである。

心技体という言葉があるように、どれか1つがかけたとしても、最高のパフォーマンスを出すことができないからである。

多様性については目的論になっていることが多く、結果を出すためのことと理解されていることが多い。

人生観の中に活かしてほしいけど、間違った方向で違っていることが多いので、注意が必要である。

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