見出し画像

知っている人がコッソリ実践している⁉失敗しない転職5つのポイントとは⁉

キャリアについて正解がない時代

サマーインターンシップが締切になる企業が多くあり、夏休みのインターンシップが選考のステップになると聞いたら、新卒学生は躍起になります。

今までの職業訓練の一環として行うことではなく、選考会を兼ねているということになると、高く評価をされて選考のステップなどの特典を手に入れて就職活動を優位に進めたいという気持ちが出てきます。

社会とは窓ガラス割らずに、理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームということをこの時点で初めて知るのことになります。
椅子取りゲーム化してしまい、就職活動の本質を見失ってしまうリスクも潜んでいます。

各企業の人事は独自性をアピールして、時代に合った会社でホワイトということを主張することに躍起ですし、育児休暇の取り方、復帰のしかたなど、長期にわたって働いてほしいため、時代に合わせて評価制度などについて詳しく説明をしながら、ビジコンなどを行って優秀な学生を青田買いすることで自分たちの評価が下がらないように必死になっていくでしょう。

副業解禁ということを受けて今後のキャリアについて悩み始めているビジネスパーソンが増えています。

コロナショックの影響で不安を抱えながら前向きに進まなければならず、労働寿命も40年から45年に伸び、将来は50年、55年、生涯現役という長期戦になるため、20〜30代のうちに将来の基礎となるスキルを高めたいという人も増えています。

また副業解禁にともない終身雇用が完全に終焉を迎え、定年退職まで会社に要られる保証はなくなり、20代でも会社からいきなり戦力外通告を受けることもある時代へと変化をしています。

会社によって副業規程が異なるため画一的なことは触れられないけれど、今いる会社の就業規則や服務規程についてしっかりと確認をしておく必要があるでしょう。

実際にあった例としては会社の就業規則や服務規程を確認せずに副業をはじめて収入が給与所得以上となり、住民税が高くなってしまったことが人事部にバレてしまい、賞罰委員会を開催されて賞罰を受けてしまったビジネスパーソンもいます。

副業といっても投資での副収入がある場合と、労働の対価としてもらう副収入で大きく異なります。

就業規則や服務規程をまず確認をし、理解できない場合については人事部に相談をしてから、副業を始めることを強くおすすめします。

以前はビットコインや外国為替、投資がメインになっていたけれど、ここ数年で大きく流れが変わってきました。
億り人などという流行語が生まれたことも記憶に新しいところです。

社会的意義を求めて起業をする人がいたり、自分の居場所や存在価値を証明するために副業からスモール起業をして、軌道にのったところで独立をする人も増えています。

アメリカでは当たり前になっている、キャリアコーチやメンタルコーチなどが、これからの日本にも必要な時代になっている。

スポーツの世界ではメンタルトレーナーをつけて、チーム力アップを図っているところも増えている。

ラグビーの日本代表がエディヘッドコーチの時代に、選手のメンタル面を強化することでメンタルトレーナーを採用した結果、2015年のワールドカップで初勝利、ジェイミージョセフの時代である2019年のワールドカップではジャイアントキリングを起こして、決勝トーナメントへすすんだ。

これから先が不安な時代だからこそ、寄り添いながらもキャリアの幸福感をあじわうためにも必要とされています。

キャリアコーチやメンタルコーチをつけることによって、自分のキャリアに対して真摯に向き合うことができ、理想とするキャリアに近づくための手段や方法はもちろん、心技体を揃えていくことができるようになります。

心技体が揃っていない時に転職活動をしたとしても間違った判断をしてしまう可能性が大きい。
不安や焦りを取り除きながら、自分が理想とするキャリアに近づいていく方法を探していくことができます。

キャリアの設計からメンタル面までサポート

人材紹介会社へ登録をした時に、「実務経験が乏しいから応募できません」とか、「実務経験が微妙なので書類選考が通るかわかりません」「とりあえず、応募してみませんか?」といわれてしまうと不安になることもあります。

マウンティングをしてくるアドバイザーがいたり、価値観を押し付けてくる元人事のアドバイザーがいたり、自分より年下で不安が募ることもよくある話ですが、自分たちの数字を作ろうとして必死になっているセールストークか時間の無駄かと感じることもよくあります。

人材紹介会社の営業担当やアドバイザーのスキルのフィルターと企業の人事や現場が求めているスキルのフィルターが違うということはあまり知られていません。

人材紹介会社のアドバイザーの質が低下しており、それが最近の生産性、効率性を追求しているあまり、人材紹介会社の本質まで揺らいでくる事になっているとは気づいていません。

また、人材紹介会社の中で行なわれている社内選考に勝ち残った上で、クライアントさんの企業の選考に勝ち残らなければ面接というところまでは行き着きません。

大手の人材紹介会社の場合は、アドバイザーが面談数、書類選考数を稼ぐために案件の紹介をしていることも多く、最近ではキーワードでマッチングした案件を紹介して五月雨式に応募数を稼ぐというのが基本的になりつつあります。

中小の人材紹介会社についてもキーワードでマッチングしてスカウトメールを送り、応募があったら面談して、企業へ推薦をしていることも多くなっています。

この場合については社内の選考がないため、企業人事へ直接持っていっている可能性が高く、フィードバックも正確であり、時間がかかっているのが特徴です。

そして、「○○はゲームに興味がないと面接は通りませんよ。」
「あなたの経験だと○○はスキルが不足しているので、転職できませんよ」というようなポジショントークやマウンティングをしてきた上で「☓☓はスキルを活かせるので応募してみませんか?」と自分の数字になる案件を勧めてくることになる。

自分のキャリアに幸福感を感じて働く人を増やしたい

人材紹介会社ではできない部分を手厚くカバーしていくことができないのだろうかと考えて、転職ありきの転職相談ではなく、キャリアについて相談する場として、転職はそこへ向かうための手段として考えてほしい。という気持ちが人材紹介の営業や人事の仕事をしていて気づいたことです。

転職活動は誰にも相談をしないでする人もいらっしゃいますし、人材紹介へ登録をして二人三脚でやる人もいらっしゃいます。
友人、知人のつながりや、SNSの弱いつながりを利用して転職する方もいらっしゃいます。

その他にも転職をしないまでも、いつリストラをされるかわからないので、いつでも戦えるように準備をしておきたいという人もいらっしゃいます。

また、今の会社に残ってキャリアを積むという選択をした場合、どういう事を具体的にやっていったらいいのかなど、不安を抱えながらもスキルアップを目指したいという人もいらっしゃいます。

長期休暇にもう一度見直してみませんか?

転職を安易に勧めるつもりもありません。
これからの時代は終身雇用が崩壊して、年功序列も廃止になってしまって、右肩上がりだった給与もどうなるかわかりません。
コロナショックの影響でGDPがー20%以上になるかもしれませんし、業績連動型のボーナスについてはあまり期待ができなくなっています。
一部の業界では冬のボーナスゼロ回答という声も聞こえてきています。

そういうときに今一度、ご自身のキャリアについて考え直してほしい。
なぜなら、転職をする際にも必要になることですし、「ちくしょう〜!転職だ!」といって慌ててやってしまうと案外見落としてしまったり、自分の強みさえ見失ってしまうことになってしまいます。

私も転職相談をされたときによくいっているのですが、「心技体が揃って初めて転職活動をはじめないと、どれか1つが欠けている状況でおこなってしまうと、冷静に判断ができなくなってしまい、間違った方向へ進んでしまうリスクがあるから」です。

キャリアデザインは今後、ビジネスパーソンとして会社に頼ることなく自分のキャリアを主体的に描いていくために必要な習慣になりつつあります。
人間ドックのように定期的にやっておくことによっていざというときに困りませんし、時間にもお金にも余裕があるうちであればいろいろな人からのアドバイスについても素直に受け入れることができるようになります。

自分自身のキャリアについて真剣に見直してみたいと思ったときにしっかりと見つめ直してみてください。
キャリアの棚卸しをご自身のなかでいったんおこなった後、人材紹介会社に相談をされるなり、知り合いの人事、友人などにご相談されることも1つの方法です。

できるだけ利害関係のない人に依頼をすることによって、ストレスなくいろいろなことに気づくことができるようになるでしょう。
有料、無料のキャリア相談が多数ありますので、よく調べて頂いた上で複数利用されることをオススメします。

かかりつけ医という言葉があるように、キャリアについても相談できる人を3人持っていることが理想的です。
なぜなら、1人になると正しいかどうか判断をすることができない。
2人なら意見が割れてしまうこともあり、付き合いの深さなど感情的に流されてしまって判断を誤る可能性が高い。
3人ならいろいろな意見が出てきたとしても、判断材料が増えるため冷静沈着に判断をすることができるようになる。

キャリアデザインって…なんだろう!?

コロナショックによって過去へのリストラと未来へのリストラの両輪で動いていく、新リストラが注目を集めるようになりました。

過去へのリストラは余剰人員の削減、在庫の削減、借金の削減をトータルに行なっていくことになる、昔から言われているリストラクチャリング。

未来へのリストラは設備投資、新規事業、新規採用など未来につながるためのものを見直すことを意味しています。

最近増えているのがリストラをされることに対する不安や、この会社が生き残れるのかという不安が先行をしてしまっている相談が増えているのが現状です。

そこで必要になるのがキャリアデザインです。
キャリアデザインとは、仕事をしていく中での自らの目標や理想、なりたい姿、モデルを設計、実現させていくプロセスのことを指しています。
やりたいことをやろう!ではなく、目的地から最短距離でいけるルートを探すことになります。

目的地から逆算をすることが必要になるのですが、ここを怠ってしまうと全く違う方向へ向かってしまうので注意が必要です。

なぜ、キャリアデザインが必要になるのでしょうか?
その答えは次の3つに集約をされているからです。
1:グローバル化
2:年金受給年齢の繰り上げ
3:終身雇用の崩壊

それぞれの理由についてお話を進めていきます。

1:グローバル化がどんどん進んでいる

1990年代からテクノロジーが進化するスピードが早まってきたことに伴い、グローバル化が一気に進みました。
国内だけでビジネスをすることよりも、独自の技術をうまく活用して海外との取引も容易にできるようになりました。

例えば中小企業で缶詰を作っている会社がメキシコやベトナムの会社から自社の缶詰のオーダーを作っていたり、コピー機メーカーが中国からベトナムへ生産拠点を移して奮闘していたりするニュースを聞きます。

中小企業も大手企業の下請けから脱出して新しいステージがグローバル化の波にのって、新しいことについてチャレンジをしているところが増えています。

IT以外にもいろいろな分野で欧米、中国から出遅れていることも多くあり、世界を相手にビジネスを行う人は、自分の立ち位置や意見を明確に表明するスキルは必須です。
「自分の立ち位置を明確にする」というのはキャリアデザインの重要な要素です。

グローバル人材という言葉が人事界隈ではいわれていますが、そういう人材になろうとしたときに、自分が担当しているビジネスの目標やキャリアのあり方を考え、自分の意志を明らかにしていくことが、グローバル人材へのキャリアデザインになるでしょう。

2:年金受給年齢の繰り上げ

年金の受給開始年齢が60歳→65歳になっており、将来は70歳、75歳まで繰り上げられるともいわれています。

なぜなら、年金制度を作ったときの平均寿命と現在の平均寿命がかなり違うことや少子高齢化社会への変化があります。

年金制度を作ったときはリタイア後10年間ぐらい過ごすために、国が保証した制度でしたが、平均寿命がどんどん伸びてきたことやベビーブームが終わり少子高齢化がここまで進むということは、制度を作ったときには考えられなかったことでした。

また、年金制度も社会の情勢によって見直す機会があったにもかかわらず、政治家のみなさんが先延ばししてしまったことが原因ともいわれています。

その他にも年金積立金の運用を失敗したりしてしまったため、年金受給額が目減りしているということいわれています。

年金受給者と支える人とのバランスが崩れてしまったことが最大な原因かもしれません。

長命化により年金受給開始年齢は引き上げられており、今後日本のビジネスパーソンは長く働き続けなくてはならないケースが多くなります。

しかし、キャリアデザインによって仕事の目的や理想の姿を明確にすることで、仕事の継続に対するモチベーション維持に大きく寄与し、ひいてはキャリアアップなどでの収入増が目指せる方もいるでしょう。

3:終身雇用の崩壊

2019年にトヨタ自動車社長が記者会見で「終身雇用制度は維持できない段階にきている」という趣旨の会見がおこなわれました。
その時の反応が「あのトヨタがいうんだから、相当な問題になり始めている」という反応でした。

雇用形態にとらわれないノマドワーカーやフリーランスの登場によってスキルを持った専門家に任せたほうが効率的であるという考えを持つ経営者も多くなり、結果にコミットをするプロ人材の採用が始まったのがここ数年であり、プロジェクトごとに採用をすることが多くなってきています。

正社員での採用をしてしまうとコストが高くなる可能性がありそうなところを、短期的に結果にコミットをしてもらう事によって、最小限の予算でノウハウをもらって浸透してもらえればプラスになると考えるようになったのは間違いありません。

必要な場面で必要なスキルを持ったプロを採用していく流動的な人事体制に移行した場合、これまで企業の言われるままに仕事をしていたり、自分の強みやスキルを作れなかったビジネスパーソンは居場所がなくなる恐れがあります。

自分のビジネスパーソンとしてのアイデンティティやキャリアの方向性を決めておかないと仕事が得られにくくなる可能性もあります。
そのためにも、自ら主体的にキャリアの目標を立てそれに向かってPDCAを回していく姿勢は今後必須のアクションになるでしょう。

キャリア権ということばが有名になったこともありますが、正社員の定義として昔からあるのが、雇用を守ってあげるから、人事異動とキャリアについては会社のわがままをきいてほしいというトレードオフの関係が成立していたわけですが、ロスジェネといわれた失われた20年で終身雇用と年功序列が崩壊しており、成果主義に表向きは変化をしていました。

しかし、実情としては終身雇用と成果主義のハイブリッドなダブルスタンダードで雇用を守ってきたというのが事実である。
コロナショックの影響で新卒採用の停止、中途採用の停止は当たり前ですが、そろそろ早期退職制度を活用したリストラがはじまり、その後は老害といわれるおっさんや妖精さんといわれる定年退職まで穏便に過ごしたいと考えていた40歳以上の管理職を中心に大リストラの冬の時代が訪れるでしょう。

いつリストラをされるかもしれないう不安を抱えながら、会社に貢献する人物に変化をしていくのか、それとも違う道を進むのかはあなたしだい!

キャリアデザインの具体的な方法とは!?

いきなり職務経歴書のようにアウトプットしたり、言語化することはなかなかできません。
そこで付箋紙を用意してもらって、スキルのキーワードをどんどん書き出すことから始めてみましょう。

キーワードを出し切ったというところでwill(やりたいこと)、can(できること)、mast(やらなければならないこと)の3つの内容に仕分けをしてみるといいでしょう。

will(やりたいこと)をまとめてみよう!

自分が仕事において成し遂げたいこと・やってみたいことはもちろん、どんな生活をしたいか?
どんな人生を送っていきたいか?といった自分のあり方全体を観点にしても構いません。将来の夢、とも言えます。

例えば・・・
いい車にのりたい!
モテたい!
できるだけお金を稼ぎたい!
将来は独立して、起業家、青年実業家になりたい!
タワマンに住みたい!
リモートワークで地方にいながら都心の企業で働きたい!
春夏秋冬ごとに世界中どこからでもパソコン1台で仕事をしたい!

はっきりいって何でもいいんです!
まずは「自分のしたいこと」をできるだけ言語化し、なぜそう思ったのかも合わせて考えてみましょう。

また、どうしても自分のしたいことが思い浮かばないという人は、これまでの自分の人生を振り返って、夢中になったこと、好きなこと、楽しいこととその理由を言語化し、「自分のしたいこと」を探す方法も有効です。

can(できること)をまとめてみよう!

自分のスキル、向き・不向きを可視化していきます。
スキルには、資格など客観的に分かりやすいものから、コミュニケーションスキルなどの評価が主観的になりやすいものまで様々ですが、定性・定量ともに表現ができるといいですね。
イメージがしやすくなりやすいのと裏付けしやすくなります。

例えば・・・
営業成績であれば、
目標金額10,000万円 実績12,554万円 達成率125.5% 成約率70%というように数字で表現できる定量についてまとめてみましょう。

定性を表現するのであれば、
業務の効率化を図り、残業時間が40時間だったものが、20時間に削減することができたというようにエピーソードを話せるようにしましょう。

定性面のエピソードが定量面の裏付けになることもあります。

スキルはキャリアを考える上で強力な武器になります。
自分のスキルでどのくらいキャリアを切り開けるのか、ジョインする場所でどのくらい活躍できるのかという点をより具体的に描けるといいでしょう。

must(やらなければならないこと)をまとめてみよう!

今自分が仕事でやらなくてはならない課題、会社から期待されている自分の役割などを指します。

1on1ミーティングや評価面談で会社から期待されていることについては理解することはできます。
また日頃から上司と話をしていると上司が期待していることが理解できるようになり、評価を上げる手段と方法を確立することができます。

また、自分がやらなければならないことについてはキャリアデザインの目的地から逆算をしたときに、どれぐらいのギャップがあるかどうかを客観的にみることが必要になるでしょう。

フリーランスの方や離職中の方の場合、自分が今しなくてはならないこと、やらなくてはならない案件の課題点などが挙げられます。

Will・Can・Mustの3つのうちどこかにズレがあると、キャリアの方向性が合わなくなっているので調整が必要になります。

例えば、WillとCanは明確だけど、Mustとどうしても連動していない認識があれば、今の仕事からWill・Canに合う仕事内容に変えた方がいいでしょう。

また、WillとCanの間に方向性のずれがあるなら、Can(スキル)に合わせてWill(やりたいこと、目標)を修正するのか、Will(やりたいこと)を達成するためにCan(スキル)を新たに得ていくアクションが必要です。

常にズレが生じた場合には修正をして見直していくことが必要になります。

年齢や入社年次をベースに目標設定をおこなう

人生設計に合わせ、年毎に目標設定を行うのもキャリアデザインの方法として有効です。

仕事は人生の一部です。仕事と人生を完全に切り離して考えることは難しいでしょう。
そこで、自分がどんな人生を送りたいか、またどんなビジネスパーソンになりたいかを1・3・5・7・10年と区切って目標を設定するとイメージしやすいです。

例えば22歳の新卒で入社した場合

23歳…仕事を任されるぐらいにまで成長したい
25歳…新卒社員のメンターになり、仕事を1人で回せるようにしたい
28歳…部下を持つようになっていたい
30歳…事業部のエース格になっていたい
32歳…営業以外の部署でも結果をのこして、この仕事にこの人ありといわれたい

など、ライフイベントや出世についてごちゃまぜになっても構いません。
独立をするのであれば、32歳までに独立をすると考えて、いろいろな仕事に対する吸収したいことを描いてもいいし、人脈づくりに力を入れてもいいでしょう。

などと、具体的にプランを立てます。定期的に見直し、微調整していきながら、自分のキャリアを検討していきます。

また、結婚、子育て、介護など、その年齢で起こりうるライフイベントも想定してキャリアデザインを行っていくと現実的なキャリアデザインが可能になります。

パートナーや家族との人生設計と照らし合わせてディスカッションをしてみるとさらに具体的で現実的なキャリアデザインになるでしょう。

キャリアデザインをする2つのメリット

キャリアデザインをするとどんなメリットが得られるのでしょうか?
1つはモチベーションアップにつながる。
もう1つは不安を解消して自信に切り替わっていく。

自分で通過点を決めて目標設定をしているので、きちんとここを通過しているという実感が得られるので、モチベーションが上がっていくことになります。

また着実に階段を登っていることがわかるので不安が消えていき、自信にも変わってくる形になります。

モチベーションが上がる理由

キャリアデザインを行う1点目のメリットは、モチベーションの向上です。

上司から与えられたタスクをこなしているだけの毎日で、本来の働く目的が遠のいてしまい、何のためにこの仕事をしていたか良く分からなくなる経験をした方も少なくないでしょう。

自分のキャリアの目標や理想を明確化する。それを日々の業務に落とし込んで、目標を達成・実現するために行動していく。
キャリアデザインに沿ったアクションを仕事でも心がけることで仕事に対するモチベーションも向上し、結果自身の労働効率も上がることになります。

キャリアに対する不安が減る理由

キャリアに対する不安の多くは、自身のキャリアを考え、目標を設定する習慣が少ないことに起因しています。

これまでは企業の用意したレール通りにキャリアを重ねれば定年まで働け、そこから先も年金を受給し不自由なく暮らせる方が多い時代でした。

しかし今は企業が用意したキャリアと自分が考えるキャリアをすり合わせ、必要によっては企業と折衝を重ねて自分のキャリアを作っていくことが求められます。

キャリアデザインを定期的に行うことで、自分のキャリアの目標像を意識しながら仕事に取り組めるようになるので、自分のキャリアの軸ができ、キャリアへの不安も少なくなります。

よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。