スタートアップへの転職で意外とおすすめな職種とは?
ハイキャリアのための転職相談プラットフォームCareerSuiteでは、実際に転職を決められた方にインタビューして転職体験記を掲載しています。
今回の記事では、前回に引き続きキーエンスからスタートアップに転職したKさんにお話を聞きました。
前回の記事はこちら↓
──スタートアップに転職するならこんな職種がおすすめといったものはありますか?
そうですね、定番どころでいえばエンジニアになるかと思いますが、
あえて穴場な職種をあげるとすれば、
バックオフィスがおすすめですね。
──ほお〜、バックオフィスですか。それは意外ですね。
そうですね。
バックオフィスがおすすめな理由は3つあります。
特に最後の1つがおすすめポイントなので、ぜひ聞いてください。
1つ目は、扱える業務の幅が広いこと。
スタートアップのバックオフィスは大企業のように細分化が進んでいないので、なんでもやることになります。人事・労務、経理、総務など、バックオフィスと呼ばれるものは全部やることになりますし、それ以外にも落ちてるボールは何でも拾っていきます。広報を兼務することも多いです。
裁量の大きさというスタートアップならではの醍醐味を味わえるのは意外とバックオフィスだったりします。エンジニアだと開発業務しかしなかったりするので、ここは大きな違いです。
2つ目は、市場価値がつくこと。
スタートアップ業界でバックオフィスって意外と需要高いんです。スタートアップでバックオフィスを経験した人なら、他のスタートアップでも採用されやすくなります。バックオフィスって汎用性の高いポータブルなスキルですし、スタートアップは毎年たくさん生まれているので新しい職場は次々に生まれていきます。
しかも、独立することも可能です。
例えばスタートアップのバックオフィスとして人事・採用に携わった経験を活かして、他のスタートアップに対して人事・採用コンサルを提供するフリーランスとして活動することも可能になります。頑張り次第ではありますが、独立への道があるという点ではとてもワクワクするのではないでしょうか。
3つ目は、スタートアップの経営を一番間近に見ることができる職種だということです。
スタートアップのバックオフィスは経営層との距離がとても近い職種です。
人事であれば、スタートアップにおいて最重要課題である採用活動を間近に見ることができますし、人事制度の構築といった経営課題に携わることもできます。
経理であれば、資金調達の様子を間近に見たり、メンバーの給与や会社のバーンレートを知ることができる立場なのでスタートアップの経営判断を間近に感じることができます。
大企業のバックオフィスと違って、スタートアップのバックオフィスはとにかく経営層との距離が近いので、かなり勉強になります。
──なるほど、お話をお聞きして、バックオフィスにも興味が出てきました!ありがとうございます!
今回のインタビューは以上になります!
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