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ミスマッチを起こさないためのたった1つの考え方

こちらは「等身大のロールモデル」となる若手トップの社員がキャリアを語る大学生向けインタビューサイトキャリアアンカーのコラム記事の抜粋です。

今回は「ミスマッチ」について考えていく。

就職活動の1社目の選択は非常に難しい。

自分にとって何があうのか、どんな事がやりたいかを学生時代に急に考え、自分にあった会社を探す事が求められる。

一方でそもそも学生から社会人にあがる際、自分と会社が「完璧にマッチする事」などなく、新卒採用に「完璧」を求めてはいけない。

では就職活動における「ミスマッチ」をなくすためにはどのように考えたらよいのか。

1.ミスマッチとは

そもそも「ミスマッチ」とは

「入社後に業務や条件が折り合わない状態」

である。

具体的には下記のようなケースである。
・仕事内容が自分に合わない
・上司との人間関係が合わない
・労働時間が思っていたものと異なっていた
・給料水準があわない

新卒入社は社会に出た事がないケースがほとんどで、そもそも「働く」という事が想像できない事が多い。

働いた事がない故、入社後「思っていたのと違った」というケースは多く、就活をする段階で「ミスマッチする可能性のある事項」を認識する事が重要である。

2.トレードオフで考える

先ほど述べたようにミスマッチが起きたと考えられる条件はいくつか存在する。

例えば下記の通りである。
・仕事内容
・一緒に働く人(上司、同僚)
・労働時間
・給与、ボーナス
・配属、仕事内容
・その他諸条件(福利厚生など)

よく「企業や仕事内容を十分に調べきれていなかった」「OB訪問をしっかり行えてなかった」と言われるが、例え十分に企業研究し、OB訪問で話を聞いたとしてもミスマッチは起こる。

ミスマッチを防ぐために大切なのは

「トレードオフで考える事」

である。

トレードオフとは
両立しえない関係。一方を取ると他方を失うという事

トレードオフで考える際のコツは

「捨ててもいい条件を決める事」だ。

給与が良く、労働時間も少なく、やりがいがあり、自分の合う上司と働けるという「あらゆる条件がととのった状態」などない。

例えば就活生に人気のコンサルティング業界は給与がいい事で有名だが、ある程度夜遅くまで働く事が求められる。

3.一緒に働く人はコントロールできない

そして、もう一つ重要なポイントは

「一緒に働く人」はコントロールできない。

という事である。

よくあるのは「人事が一緒に働いてみたい人」だったから入社するというパターン。

残念ながら、その人と働く事はない。

「社員と話したときにこの人と働いてみたい」から入社したという事例もある。

それについても残念ながら新卒入社の際にでてくる社員は「エース級社員」であり、「一緒に働く人」ではない。

誰と働くかは決める事ができないという事実を認識する事が重要である。

4.大事なのは「捨てる」事

例えば「賃貸を選ぶ時」が最も分かりやすい。

「駅に近く、広く、バスとトイレがセパレートで、安い物件」などない。

この時大切なのは

「自分の必要、不必要な条件を見分ける事」

ここではいくつかの就職に関していくつか条件候補を記載しておく。

皆さんも就活をする際に最も大事にする条件と不必要な条件を考えてほしい。

・会社の規模
・会社の知名度
・給料(新卒時と10年後の上がり幅)
・業界(ToC or ToBなど)
・業種(営業、エンジニア、経理など)
・仕事のやりがい
・ワークライフバランス
・福利厚生の有無
・オフィスの立地(東京or地方など)

あなたの最も大事にする条件と捨ててもいい条件はどれか

これが就職活動の「軸」となる。

5.キャリアを考えるための本

ここからは「自分の軸」を考えるためのお勧め本を紹介する

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