将来の夢が無いんですが。 ~二十歳の悩み事②~

もうすぐ大学2年生になる私は、将来について悩む事が去年より断然増えた。

日本に帰ってきて感じたのは、
「まぁ就職は、入れたところで」と考えてる大学生の友達が多いこと。

実は私、これは日本の「就活文化」の強みだと思う。強みっていうか、ありがたみっていうか。

よく悪いイメージで捉えられる就活だけど、実際は経験値も知識も全くないひよっこの大卒に、とても親切に大きなチャンスを開いてくれる魅力的な文化。

経験の無い人を会社で一から育てる。
そういう仕組みの中にいるから、日本の大学生は「まぁ入れたところで」ていう未来図を描ける。
そして、そこで成功できる。
そういった味方が、日本の大学生にはついてる。

一方、新卒採用なんてないカナダで就職しようと思う私は、日々焦りを募らせてる。

だれも、レールを敷いてくれる人がいない。
どんな経験を積めばいいかも分からない。
学費ばっかりかかって、結局自分は何が出来るのか。
どうすれば成功できる?


お父さんと話をした。

「なんでもいい。広く、色々な経験を積んで、有能な人間になろうと努力すればいい。有能な人間は、どうにでも生きていける。」

「大学在学中に学んだ専門知識で一生食べていけるわけでは全く無い。大学で専門性を極めれば最初の仕事に就きやすくはなるけど、その後そのフィールドに囚われた人生を送ることになる。それでいいのか」

らしい。



結局悩んでも、いつもまわり巡って帰ってくる「やりたいこと」は、国際関係学なんだよな。

国際関係学を学んで何がしたい?


何でもしたい。

自分に出来ること、何でも。

ひとつの環境にとらわれるのは嫌いだ。

新しい出会いや気づきが常にあることをしたい。

とりあえず、有無を言わずに、ダイブしてみよう。

踏み出した歩数だけ、視野は広がる。

悩んで動けなくなるのは違う。
行動して、もっと悩んで、もっと行動する。
そうやって人生を彩らせる。

自分は40代とかで突然思い立ってキャリア変更とかしそうだなぁと思いながら、それも良いなと思う二十歳です。


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