Shika ←

昔々、鹿は神の使いとしてそれはそれは大事にされ

大切な存在でした

よく言われている、早起きは三文の徳

これは鹿からきているそうで

鹿を殺してしまった人には死罪をと言われていたほど

大切な存在で

早朝に家の前で鹿が死んでいた場合も

死罪を言い渡されてしまうため

鹿が死んでいないか確認するために早起きをしていた

そこで、このことわざが生まれたとも言われています

そんな鹿ですが

数年前に奈良へ旅行へ行った際に

奈良公園あたりをプラプラとあるいていると

鹿がたくさん呑気に過ごしており

鹿のふんもたくさんあり

この際だから鹿に鹿せんべいを買って、あげてみようと思い

あまりたくさんあげるともっとくれ！としつこくなってくると思い

鹿一頭に1枚だけにしていましたが

鹿せんべいを持っていることにすぐさま気づかれて

わらわらと周りに寄ってきて

体をツンツンしてきた鹿もいれば

ボーッとしている鹿もいて

可愛らしかったです

しかし、食い意地が張ってる鹿もいて

そういう鹿にはあまり鹿せんべいをあげないようにしていたのですが

そのせいで、服についているボタンを食いちぎられ

思わず、ひゃあ！と声を出してしまいました

恐ろしかったです

あれ以来鹿に鹿せんべいをあげるのを躊躇してしまいます

見かけによらず食い意地が張ってる事を知れました

鹿は本来臆病な性格らしいのですが

やっぱり奈良の鹿は人に慣れすぎているため

恐れもせず、鹿せんべいをいただくために人に近寄り

むしゃもしゃと食べる

自由気ままでいいなぁと思います

動物は欲望の赴くまま

危険は察知したり、多少は何かを気にしたりしますが

自由ですね

喋れる鹿だったら面白そうですね

鹿のことを考えたり、見たりすると

万城目学さんの”鹿男あをによし”を思い出します

ドラマにもなりましたね

すごく関係ないのですが

ドラマ版に出ていた綾瀬はるかさん演じる藤原道子さんが

かりんとうを食べるシーンがあり

そのシーンが忘れられません

ただ単にかりんとうが食べたいだけだったからなのですが

今日は金曜日

特別な事はないけれど、少し自分を甘やかして

かりんとうをぽりぽり食べながら

だらだらする

自分にとってこれが一番幸せな時間なのかもと

改めて実感しました

ふと、思ったことがあります

鹿はかりんとうを食べるのか

けれど、元神様の使いだからと言って

なんでもあげるのはよくないですね

自分だけで食べてしまおう、そう思いました

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ここまでご覧いただきありがとうございました

なんとなく過去の写真を眺めていたら鹿の写真を見つけて、いろいろな事を思い出したのでnoteに書いてみました。鹿は少し食い意地が張っていますが、また会えたらいいなぁと思います

では、また明日

おわり←