【教育】ゲーム教育の将来性
皆さんは数年前に話題になったマイクラを使ったゲーム教育をご存じですか?
立命館小学校で行われた英語による問題解決型学習です。生徒は英語でコミュニケーションしながら、マインクラフト(建築もできればサバイバルもできる3Dドット絵のゲーム)で建物を組み立てるという目標を達成するそうです。
この教育方法が世界で注目されたように、ゲーム教育は非常に将来性のあるものだと私も思います。その理由を書いていきます。
ゲームで楽しく能力を伸ばすことができる
ゲームで遊ぶことで、学習者は楽しみながら能力を伸ばすことができます。
例えば、マイクラではプログラミング思考とコミュニケーション能力を身に着けることができるでしょう。
建物を設計するのにどのような構造で組み立てなければならないのか、論理的に考える必要があります。さらに、仲間とコミュニケーションをとりながら組み立てつことでよりクオリティの高い建築物を生み出せます。
RPGは逆算力を向上させます。
ラスボスを倒すという目的を達成するために、主人公には何が足りないのか思考します。その過程で、レベル上げをしたり、お金を貯めたりしなければなりません。世界でもっとも有名なRPG『ドラゴンクエスト』シリーズは正にその逆算力を使いますね。
シューティングゲームは戦略的思考を鍛えます。
敵の行動をパターン化し、裏をかいてやっつけますよね。また、勝つために、どのように動けば良いか自分なりの攻略法を考えます。(ただ、人をやっつけるゲームは教育上の問題があるので、ゲーム選びには配慮が必要です。)誰もが知っている有名なゲーム『Call of Duty』シリーズも戦略的思考を向上させますね。
どれも社会で求められる力ですし、それを楽しく身に着けることができるのは一石二鳥ですよね。
ゲームが高等教育科目の入り口になる
勉強のモチベーションがなくても、ゲームを使って学習することで興味を持たせることができます。
例えば、歴史が嫌いな生徒でも、『信長の野望』や『三国志』を授業の中に組み込むことで、関心を持たせられるかもしれません。いきなり土偶とか古墳を学ぶより、面白い分野から興味の幅を広げたほうが継続して勉強できますね。
もちろん、ずっとゲームをしても高度な能力は身に付きません。ある程度すれば教科書を使用して授業はするべきです。
しかし、ゲーム教育は楽しく能力を身に着け、興味の入り口を広げる点で非常に有効な手段でしょう。
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