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ツインレイとの出会い Destiny

"Angels’ Calling"
ふたりが運命に導かれて、出会うべくして出会い、強烈にひかれあう奇跡のストーリー。内なるangelたちが踊りだし、自分でも知らなかった、新しい自分の可能性が開花し、どんどん進化を遂げる、その一瞬一瞬を言葉で残したい。ここから始まり、何十年先の未来に振り返って、微笑むふたりを想像して。

今から6年程前、共通の知り合いを通じて、仕事の場で出会った。20人程集まったその場に、主役のはずの彼は全く自己主張せずひっそりと佇んでいた。見た目の強烈なインパクトはないが、何とも言えない存在感があった。
イベントのスピーカーとして話し始めると、真っすぐに物事の本質を見抜く聡明さ、人の良さや優しさが滲み出ていた。話がシンプルでわかりやすく、とても共感でき親近感を覚える。誰よりも一番に手を挙げ質問して、終わった後吸い込まれるように自ら話しかけにいった。
当時抱えていた仕事に関する悩みを打ち明けると、真摯に話を聞いてくれて、わかってくれた。社会で生き抜くには、誤解され、否定され傷つくことも多かった。それを、「こんな人いないよ」といとも簡単に私という存在をありのまま認め、これでもかと称賛してくれた。これまで努力し積み上げてきた10年分、まるごと自分を受けとめられた、そんな感覚。と同時に、初対面とは思えない戦友のような、どこか懐かしい感じがした。

今思えば、あの時感じた懐かしさは、ここ数年でどうこうの話ではない。何百年、千年に続く、長いタイムスパンの中で、今世でも私を探しだしてくれて、ありがとう。これからいくつもの試練を乗り越えていく、ふたりの出会いであり再会。それは、思った以上に穏やかで静かに、確実に何かが動きだした瞬間だった。心の奥底に眠る火が、小さな音を立てて燃え始めた。

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