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職人の日記
2021年2月10日 08:33
和室の縁側を拡張して薪ストーブを設置するためのウッドデッキ作り。どうやって作ろうかと考えていたら、知り合いから不要な木製パレットをもらえる事になったので活用する事にした。もうほとんどウッドデッキの形をしているので、土台に載せるだけで完成しそうではないか。週末に滞りなく作業できるよう、下記の資材を事前に用意していった。・防草シート費用:メーター単価100円×2m=200円用途;デ
2021年2月9日 16:05
工房移転先となる小屋は4畳半の板の間と、6畳の和室の二間からなる。この小屋は木工作業場とし、寝泊りや炊事などは全てお庭に張ったテントでするつもりであった。部屋が少し薄気味悪いという理由もある。しかし、6畳の和室の床下を修理する際に古いタタミをどかすと、それまで感じていた薄気味悪さが少し和らいだ。床を直して合板を敷いて掃除すると、さらに和らいだ。草むしりを終えたある日の夕方、お庭に
2021年2月4日 22:42
工房移転先で憧れの薪ストーブを使う日がやってきた。ホンマ製作所の、時計型薪ストーブ1型というやつである。素材はステンレスと鉄から選べるが、価格の安い鉄の方である。錆防止のために黒の耐熱塗料をスプレーする。煙突もスプレーする。煙突の高さが足りない事に気がついて、最寄りのホームセンターに買い足しに行く。しかし、後からスプレーするのがめんどくさくなってそのまま使用する事に。セットで
2021年1月19日 13:50
マイナス7℃を記録した夜も、小屋の中にテントを設置して厚着したら寒くて眠れないという事はなかった。午前6時にセットしていたアラームが鳴る。朝がやってきた。そして、ほぼ同時に朝の習慣もやってきた。「オナカイタイ、、、」それも突然ドシンと押し寄せて圧迫してくるタイプのものであった。この小屋には別棟にボットンのトイレがあるのだが、町の人に聞いたところ「使える状態なのかわからない」との
2021年1月18日 20:16
去る1月9日、工房移転先となる小屋に初めて泊まった。というか、正式に物件の契約をしてから行くこと自体が初めてであった。中は外観ほど年季が入った感じではないが、夜は少し不気味だ。何も無くて生活感が漂ってないからなのか、安普請の内装だからなのか、廃墟っぽさがある。この日は最近でも一番の冷え込みが襲来した日で、夜の最低気温はマイナス7℃と予報されていた。しかし私には、そんな不気味で寒い廃墟
2021年1月14日 22:50
昨年の8月、条件に合う物件というのを紹介してもらった。条件というのも、とにかく家賃が重要。どれだけ高くても払えそうなのは月額2万円以内である。1万円以内であるほうがいいが、多少の見栄も張って「2万円以内で」と伝えた。今にして思えば家賃の予算が1万円であろうと2万円であろうと貧相である事には変わらない。しかも見栄を張っても予算が2万円とは、自分の器の小ささが余計にきわだって悲しくなった
2021年1月10日 21:15
私にはお気に入りの田舎がある。大学生の頃から10年以上にわたってしょっちゅう散歩したり夕陽を眺めるために訪れてきた。その町へはバイクでも片道1時間以上かかる。去年も春から夏にかけて週に2~3度は来てた。そこで思った。「行ったり来たりする時間を考えると、もう住めばいいのではないか」と。お金は無いけど、先にこういうのを決めてしまえば後から仕事がついてくるのではないかとも思って物件探し