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【本当?】トマトのお味噌汁が美味しいと聞いて

寒い日が続きますね。

そんな時にあると嬉しいのが、温かい飲み物やスープではないでしょうか。

私は中でもお味噌汁が大好きです。

味噌と出汁という基本的な組み合わせに対し、具材は比較的何でも合うので、無限のレパートリーがあるなぁと思います。

だから飽きることがありません。

ワカメや豆腐、キノコ類、油揚げ、お麩、長葱、茄子、大根…。

肉や魚類を入れて具沢山にすると、ボリュームも出ておかずの代わりにもなりますよね。

そんな感じなので、今までも色々な種類のお味噌汁を作ってきたのですが、一つ試していなかったものがあります。

それは「トマトのお味噌汁」です。

「トマトにはグルタミン酸という旨味成分が含まれており、肉や魚にはイノシン酸酸という旨味成分が含まれている」

「鰹等魚介類から出汁を取るお味噌汁にトマトを入れると、イノシン酸とグルタミン酸の相乗効果でとても美味しくなる」

という話はずっと前から聞いていたのですが、私の中の固定観念だったのでしょうか、「トマトは洋食のスープ」という意識が強く、試そうと思いませんでした。

私の中でトマトスープといえば、圧倒的にミネストローネだったのです。

しかし、ふと思い立ってトマトのお味噌汁を作ってみることにしました。

①トマトを切る

②軽く煮て出汁を加える

③味噌を溶き入れて完成

長葱も入れました

飲んでみた感想ですが、不思議と(?)美味しいですね。

トマトがどうしても「コンソメ等の洋風出汁の方が合うのでは」と思っていたのですが、しっかり「和」の味でありながらトマトなんですよね。

また、「トマトの酸味が味噌と合わないのでは」とも思っていたのですが、こちらもすごく合うんです。

味噌の発酵感とトマト味の相性が良いということを初めて知りました。

今は冬ですが、このさわやかさ、さっぱり加減は夏に飲んでも美味しそうです。

肝心のイノシン酸とグルタミン酸のコンビネーションについてはよく分かりませんでしたが、「美味しかった」という感想が答えなのでしょう。

ありふれている、食べなれている、と思っていた食材でさえこんなに感動をくれるのですから、料理は本当に奥深いです。

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