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うどん風低糖質麺

糖質オフ生活を今よりも本格的に行っていた際、よくこんにゃく麺を食べていました。

合わせるスープやソースによって、ラーメン風になったり、パスタ風になったりと変幻自在で楽しい食材です。

しかし、どう頑張っても「〜風」の域を超えることは難しいように思えました。

それはこんにゃくの持つ弾力のあるプルプル感が原因のような気がします。

この食感はこんにゃくの美味しさの特徴の一つではあるのですが、逆にこのせいで小麦粉で作った麺のコシや噛み応えといった特徴から程遠くなってしまうのです。

色々あってしばらくこんにゃく麺を食べていなかったのですが、先日の買い物中にたまたま見つけて何となく購入したのがこちらです。

原材料の写真を撮るのを忘れたのですが、こんにゃく粉の他に餅粉も使われているとのこと。

どんな感じなのかなと思って調理してみました。

ザルにあけるとこんな感じです。

うどんそっくりですね。

でも、こんにゃく独特の匂いがします。

「水洗いだけで食べられる」とのことなのですが、この匂いを消し、また味をしみ込ませる為に、ちょっと煮込むことにしました。

画像では全然分からないのですが、生姜とニンニクたっぷり目で、コチュジャンも少し入れてみました。

予想通り、なかなか合います。

こんにゃく臭は消えましたし、濃い目の味が麺にしみ込んで良い感じです。

肝心の食感なのですが、確かに餅粉効果でプルプルツルツルするだけの麺ではなく、ちゃんと噛み切れて歯応えもあります。

ただ、完全にうどんかというとそんなこともなく、こんにゃく特有の弾力は健在です。

また、小麦粉が使われていないので当然なのですが、うどんの麺そのものの味はしません。

合わせるスープやソースで、うどんの雰囲気を出す工夫をすると良いかなと思います。

もどき食品全般に言えることなのですが、本家と全く同じように使うのではなく、新しい食材として持ち味の良さを活かしたり楽しんだりするのが良いのではないかなと思いました。

濃くて香り高い味付けが合うので、次はカレーうどん風で試してみたいと思います。

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