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表現したい事を探すべく思考の旅をする

私はまた、「表現したいものがない」という問題にぶつかっている。
noteに記事を投稿し始めてから一ヶ月ほどしか経っていないのに。
いつもそうだ。これは私の興味の先が大抵クリエイティブ方面であることも大いに関係していると思う。
何かをやり始めて、最初のうちは楽しくて。
でも次第に作りたいものがなくなって、終わる。
作ったものでたくさん褒められたかったけれど、そもそも作りたいものが浮かばないのだから形になるわけがないし上達するわけもない。
最終的に自分が使うだけのものを作り終わったら終了。その先はない。


今までは自分の体験や、たくさんやってきた私の趣味の中から書きやすそうなものをピックアップして記事にしていた。
まだそんなに数はないけれど。
しかし気付いてしまった。それってすぐにネタが底をつくのでは?
というより、既にほんのり頭を悩ませはじめている。
色々な趣味に手を出してきたとはいえ、それぞれに対してはあまり深く関わっていないのだ。
語れるほどの事はない。と思う。


こういう時に便利なのが、読んだ本の感想を書く事ではないだろうか。
なんせ気になる本はたくさんある。
片っ端から読み漁れば、ネタの種自体はできるような気がする。
しかし、如何せん私は昔から読書感想文というものが大の苦手だ。
占いの話で書いたが、ここでもやはり思考がまとまらないのである。
アニメや映画、漫画に関してもそう。
どんなに好きな作品であれ、感想を求められても語る事ができないのだ。
脳内にはこれが良かった、あれが良かったなどの単語や短文がいくつかぼんやりと光るように浮かんでいる。
あまりにもあやふやなそれらを、かき集めて長文にすることができない。
大抵、一言二言で終わる。


「やってみた」系も書きやすいのかもしれない。
何か新しい事をやってみて、その感想を書いているらしい。
しかしこれも私にとってはなかなか難しいと感じている。
なんせ、やりたい事が分からない。
これまで興味の湧いた事はお金と時間が許せばすぐにやってきたものだから、何かを新たに探す必要がある。
多分以前の私なら、それは当たり前のようにできた事のはずだけれど。
今の精神状態でそれができるかどうか、という話になるだろう。


こんな体たらくでこの先noteを書いていけるのだろうか。
そもそも私がnoteに登録したのはLightroomのプリセットを買うためであって、どうせなら記事の一つでも書いてみるかと思っただけなのだけれど。
そしてどうせなら、書けるだけ書き散らしてみようと。
それだけだったはずなのである。
しかしこれがなかなか面白かった。
表現したい事がない、という事すら表現できる。言葉とは便利なものだ。
noteを書き始めてそれに気付かされた。
私は自身について薄っぺらな人間だと思ってはいるけれど、そんな人間の戯言でも読んでくださる方が、更には好きだとまで言ってくださる方がいるようだという事も私は嬉しかった。
ならば、やってみようではないか。
飽きっぽい私だ。それでも、この想いが長続きすれば良いと思っている。


「書きたい事がない時はそれをネタとして書けば良い」というような文を、noteを始めてからの短い期間で既にいくつもの記事の中に見ている。
それに倣って、今回はこの記事を書いてみた。
案外書けるものである。



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