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考えたことを思ったまま書きます。 考察ではなく、あくまで感想文です。 YouTube: http://youtube.com/c/Cfoot_2022

最近の記事

「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:完結編 〜私を叶え"続ける"物語〜

はじめにこの記事は、今まで書いてきた「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論のラストに当たるものです。 これまで積み重ねてきた記事の続きではありますが、記事の内容自体は独立したものになっているので、この記事から読んでいただいても、すごく嬉しいです。 これまでの記事では、「ラブライブ!スーパースター!!」のTVアニメ2期の全12話の感想と自分なりの解説を長々と行ってきました。前回で、その試みは一旦は終了しました。ですから、この記事では範囲を広げて、他作品の「ラブライブシリー

    • はじめてLiella!のライブに行きました。

      はじめに人生ではじめて、現地でライブ鑑賞をしました。 はじめてはLiella!に捧げました! ので、その体験記録をここに残しておきます。 何しろ初めてなので、グダグダ体験記になります。 自分は、今までライブを見に行くことには抵抗を感じていました。 ・・・だって、恥ずかしかったから( ;∀;) だって、可愛い女の子が歌って踊るのを見に行くんですよ。 そんなの普通じゃないじゃないですか! それにステージでパフォーマンスをしている人を見ると、なぜか自分も緊張してしま

      • 続・私を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その9

        「分からない」は無くなったか「分からない」を終わらせることを目標にして、ここまで続けてきました。 「ラブライブ!スーパースター!!」ついて書いているものを目にする中で自分が一番気になっていた点だったからです。 自分としては歯痒い思いでした。 なんで? 「ラブライブ!スーパースター!!」めちゃくちゃ面白いじゃん! 分からないという言葉で簡単に終わらせるなよ! 世間の反応とのあまりの乖離に驚いただけでなく、自分が作品を見て抱いた感覚を否定された気にもなりました。作品をどう楽

        • 夢を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その8

          「ぼっち・ざ・ろっく!」で遊んでいたら、こちらの更新が後回しになってしまいました。案の定、しょーもない動画をこりずにセコセコ作ってました。 本当に終わらせる気があるのか、お前は・・・。 あと2回で終わらせる予定なので、頑張ります。 2期の物語 #11 part2東京大会の結果について、マルガレーテに因縁をつけられたかのんですが、勝つのに相応しかったのはLiella!の方だったという自分の気持ちはブレませんでした。 マルガレーテに勝てたのはスクールアイドルとしてのLiell

        「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:完結編 〜私を叶え"続ける"物語〜

        • はじめてLiella!のライブに行きました。

        • 続・私を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その9

        • 夢を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その8

          歌を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その7

          2期の物語 #10今回でやっと第10話に入ったと言うことですが、もうすでにこのエピソードで自分が言いたいことは他の記事や動画にあります。 ですから、言っていることは以前の繰り返しになる可能性が高いです。 コンパクトにしつつも、大事だと思うところや気づいたことは追加していく感じにしたいです。 ここで少しだけ簡単に2期のこれまでを振り返ります。 1期でLiella!は東京大会の敗退を受けて、自分たちのステージを表現するだけではなく、学校のみんなを笑顔にして喜んでもらう必要がある

          歌を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その7

          9人を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その6

          2期の物語 #9 part2第9話の続きから、改めて始めたいです。 「Sunny Passion」については前回で書き散らしたので、今回は残りの3つの要素である「2年生と1年生」「クゥすみ」「マルガレーテとかのん」を回収していきたいです。 Sunny Passionの敗退を知って、気持ちが落ち込むLiella!。 Sunny Passionが圧倒されたマルガレーテに、今のところのLiella!は勝てる見込みがありません。 そんな中、すみれは可可のことが気になって仕方ありませ

          9人を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その6

          先輩を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その5

          2期の物語 #9第9話の予告をはじめて見た時当然のように想像したのは、「可可が上海に帰らざるを得ない状況になる」というものです。 そのことを唯一知っているすみれが絡むことで、「クゥすみ」の感動するような展開がきっとあるのだろうと思っていました。 もちろん、本編も大方そうなるのですが、それに加えて2年生と1年生の実力差の開きにも焦点が当てられます。 2年生と1年生に実力の差が大きいことは、以前から分かっていたことですが、なぜこのタイミングで大きな問題になったかというと、マルガレ

          先輩を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その5

          結ヶ丘を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その4

          2期の物語 #61年生を2年生から引き離すことに成功した夏美でしたが、なかなか思惑通りに行きません。 Liella!の力になりたいという3人の想いの強さに夏美は押されてしまいます。 そして、3人がスクールアイドルを頑張る理由もここで明確になります。 つまり自分たちのことよりも、Liella!のことの方がはるかに大事だと思っているのです。逆にいえば、メイが言っている通りLiella!のためにならないなら、スクールアイドルをやめても良いと考えています。 この考えを先取りしてしま

          結ヶ丘を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その4

          仲間を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その3

          2期の物語 #3第2話で、優勝を目指す先輩を目標にしたきな子。 入部を決めた彼女が、Liella!としてステージに立つことができるのかが、第3話の焦点の一つです。 それと並行して、前回の最後に姿を見せた謎の少女こと、ウィーン・マルガレーテがLiella!の前に立ちはだかります。 かのんとマルガレーテの対決も2期の見どころになっていきますが、前半ではあまり表面化しません。 それよりも、Liella!に新入生を加入させることと、優勝を目指すことの問題の方が前半では大きく扱われます

          仲間を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その3

          物語を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その2

          はじめに何から手をつければ良いのか、少々困るわけですが、 「2期の物語とは何だったのか」 から始めたいと思います。 意外と分かっていない人が多いと感じます。残念ですが。 一番重要なテーマだと思いますし、そもそもここが分からないままだと、 キャラクターの行動理由や物語の展開がなぜこうなるのかも分かるはずがありません。 物語の柱であり、ここが分かっていないのに、そのほかの細かい批評などできるはずがありません。 いや「分からない」から批判しているとは理解しているのですが、一番大事な

          物語を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その2

          私を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その1

          はじめにこれは愚かにも「ラブライブ!スーパースター!!」を肯定する試みです。 これを見たことで、誰かが傷つくかもしれませんとか、注意してくださいとかいった、言い訳めいたことは一切書きません。 ものを書くことで誰かが傷つくことを止めることはできません。 自分や他人が傷つく覚悟がなければ、何かを発信することはできません。 そんな甘い話ではないのです。 残酷な真実自分は何も分かっていませんでした。いや、見たくなかったのか、知りたくなかったのだと思います。TVアニメ「ラブライブ!ス

          私を信じろ「ラブライブ!スーパースター!!」肯定論:その1

          「ラブライブ!スーパースター!!」2期までの感想と3期の展望(次の舞台は〇〇か!?)

          はじめに「ラブライブ!スーパースター!!」の2期の放送が終わってしまいました。 最初から最後まで、気持ちを揺さぶられる刺激的な3ヶ月となりました。 追加メンバーの4人が4月に発表されて、Liella!はどうなるのかと心配しましたが、アニメ内でしっかりテーマを掘り下げたこともあり、 最後は「Liella!はこの9人!」と信じられるようになったのですから、 新メンバーの加入は成功だったと言って良いと思います。 この雑文では、1期から2期までの感想と、 まだ気が早いですが3期の個

          「ラブライブ!スーパースター!!」2期までの感想と3期の展望(次の舞台は〇〇か!?)

          「ゾンビランドサガ リベンジ」 感想:本作が描いたアイドルとは何か。

          はじめにゾンビランドサガリベンジは2期ではありますが、続編ではなく2クール目と言った方が正しいです。 新たな物語としての続編ではなく、1期の12話に入らなかった物語を中心に描いています。1期の人気を受けて「リベンジ」を制作していることは間違いなく、「リベンジ」の最終回は1期を含めた全24話の最終回と考えるのが妥当です。 つまり、「リベンジ」は1期のカウンターでありながらも、お互いに同調して切り離すことのできない構成になっています。 「リベンジ」の真価はそこにあり、ここを誤解し

          「ゾンビランドサガ リベンジ」 感想:本作が描いたアイドルとは何か。

          TV版を乗り越えた劇場版の結末について:「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」感想

          劇場版の魅力劇場版レヴュースタァライトの何が魅力かと言われると、 映像と音楽が織りなす迫力のある高密度な映像体験であることです。 具体的には、以下の通りです。 ・シネマスコープならではの画面を生かした、ワイドな構図。 ・大画面を意識した、雄大で美しい美術。 ・限界まで音圧を上げた、低重音の迫力。 ・フィリムスコアリングによる、シーンにマッチした音楽。 ・キャラクターの心情に沿った歌詞。 ・胸に響く印象的で、力強いセリフ。 ・映画ならではの、他人の人生の追体験。 ・先が読めな

          TV版を乗り越えた劇場版の結末について:「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」感想