ヘルプマークがつけにくい話
COCOです🎈お久しぶりです。
毎日参ってしまうほど暑いですが、
お変わりなく過ごされていますか?
さて、今日は早速、
本題に入っていこうと思います。
私事で恐縮ですが・・・
最近「ヘルプマーク」を取得しました!
悪い波の中で生活する上で、一人で外出しなければいけない場面での、万が一の時のために。
そんな中で感じた「ヘルプマークのつけにくさ」について。
物理的な話ではなく、心理的障壁ということ。
今日は、そんなテーマをお届けです。
***
私の病は、目には見えません。
でも、確実に存在しています。
いつ強い不安感が襲ってくるか分からない。
365日24時間、病院で処方された、頓服(安定剤)を、手元に置いておかなくてはならない生活です。
電車やバスでの移動は、大げさに言えば「命懸け」。
出先で具合が悪くなってしまった時は、話す余裕もなくなるけれど、誰かの助けが必要です。
でも、そんな私でも、着飾ってお出かけしたい気分の時があります!
譲り受けたアクセサリーをつけたり、働いていた時に買ったバッグを持って出かけたり・・・
ちょっとした外出先でも、私にとっては大冒険なので、「可愛い持ち物で、最大限楽しみたい!」なんていう、乙女心です。
そんな時・・・
「ヘルプマーク、本当はつけたいけれど、今日の私の服装と、ヘルプマークは、マッチしているのだろうか?」
「この格好でヘルプマークをつけて、優先席に座っていたら、周りの人はどう思うんだろうか?攻撃してくる人はいないだろうか?」
そんな風に考えてしまって、ヘルプマークの装着を我慢してしまうことがあります。
私は幸いにも、ヘルプマーク装着時に、人から何か言われて、嫌な思いをしたことはありませんが・・・
SNS上で、いわゆる「健常者」である、少し距離の離れた友人たちに、私の状況が理解してもらえず、心無い一言をかけられた経験はあります。
また、日々のニュースを追っていると・・・
どうやらそれは、自分の周囲だけに限った話ではなく、日本全体で、理解不足・差別・偏見などが、蔓延っているんだろうな・・・と感じるんですよね。
具合が悪い人は、ボロボロの身なりで、地味に生活しないといけないのでしょうか。
お気に入りの服を着たり、高価なアクセサリーをつけたらダメなのでしょうか。
みんなが思う「弱者」を、演じないといけないのでしょうか。
推し活やゲームを、楽しんではいけないのでしょうか。
やっとの思いで捻出したすき間時間で、自分の趣味を楽しむのは、違和感があるのでしょうか。
具合が悪いなら悪いなりに、自分の全ての時間を、療養に充てないといけないのでしょうか。
そういう「誰が決めたわけでもないイメージ」が、私を締め付けている気がしてならないのです。
***
これがわたしの、ヘルプマークのつけにくさです。
だから、もっと多様性が認められる社会に!とかではなく、もっともっと根深い問題な気がしています。
(教育の質の悪さ、自己肯定感の低さ、不景気とそれに伴う日々の生活の余裕のなさ、SNSの異常な発達etc…)
微力ながら、私には何ができるだろう。
COCO🎈
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