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通院日記2 - うだれるような暑さの中、夜に待ち焦がれて私はマイスリーを4粒飲み干す

早いもので、今回は転院してから9回目の通院日でした。
外に出るのは2週間に一度の精神科がほぼ唯一の機会です。
その度、休息な季節の変化に目を回しています。
得に、「今回は貧血もだいぶよくなったしスタスタ歩けるだろう」と高をくくって10:30予約のところ、(健康体なら)10分程度で到着するため、10:10に出てみました。普段は10:00ちょうどに出ているので、自分の中では大きな試みです。しかし、これは病院に到着すると共にくずれさることになるのです。

10:32到着。2分の遅刻、大変申し訳ございませんでした。

診察室へ

主治医のお医者様は今回もお優しい方でした。
現在の体調について聞かれ、とにかく過食がひどくて困っています、とお答えしました。
誰に言ってもそうなのですが、元がBMI14~16でそれが普通、でも体質は太りやすいので食事制限はきっちりと、というような生活をしていたんですよね。今回はさすがに命に関わHb2.4を記録してしまったため、頑張って食べています。ここで食べる喜びに気づいてしまったのがよくなかったのでしょう。胃からせり出しそうになるまで無尽蔵に詰め込んでしまいます。
先生からは、買い置きをやめて家から食べられるものを減らす、できる限りゆっくり食べると2つアドバイスをいただいたので、実践していきたいと思います。今着れている服が着れなくなったら困ってしまいますから……。

最近の生活のお話

現在週2回訪問看護の方が来てくださっています。
それに合わせて掃除をしたり、苦手なお風呂に入って少しでも身ぎれいにしたり、栄養管理をしていただいているのでなるべくきちんと食べるように注意したり、お互い行きたい国、行ったことのある国のお話を伺わせていただいたり……この時間がとても癒やしになっています。
いくらこもった生活が好きだと行ってもずっと一人ぼっちは応えます。
そんな中にこにこした笑顔で「mariさ~ん」と訪問してきてくださって、会話を楽しめる時間ができたことは何者にも代え難い幸福です。
というようなことを主治医先生にお話してまいました。少しにこにこしてらしたような気がします。でも私自身はとっても恥ずかしかったです。

あとは読書の話を少しだけ。「どんなのを読んでらっしゃるの?」と問われたので「ミステリー」とだけお答えしました。実際にミステリーはSFに並ぶほど好きなジャンルです。実家の本棚ですが、アガサ・クリスティ文庫は抜けがなければ全巻そろっているはずです。星新一も、恐らく長編を含めて全巻揃えました。ミステリーの読書スタイルとして、邪道かもしれませんが最後の方をぱらぱらめくって代替把握してから読むのが好きです。その後スタートに戻っても、安心して神視点で読み進められます。

処方が増量

珍しく主治医先生からのご提案で、処方が増量することになりました。

セルトラリン25mgセルトラリン50mg

「1ヶ月経ったので増量してみましょうか」とのことでしたが、調子が良いのに増量するのは少し不思議な感じがしました。
しかし、主治医先生の処方箋に変えてからみるみる良くなっていくので一言返事で増量を承認んしました。

セルトラリン50mg錠です。25mg錠は針の用に細長い楕円形だったせいか、一気に大きくなったイメージがあります。同時に、シートも銀から金へカラーチェンジし、ゴージャスなイメージに。
期待を込めて明日の朝から飲んでみようと思います。
ちなみに最下層の2粒だけ空いているのは多分マイラリのせいです。

さて私は今マイラリ状態でこの記事を書いています。

4錠=40mgで済ませるつもりが、映画『シャイニング』なんかを眺めつつお酒を飲んでいたらいつの間にかこのペースに……先週の診察日後も同じようなペースでがっつり減らしたのでした。
そしてマイスリーが入ったままふらふらとコンビニに向かいアイスやお菓子、おつまみを爆買する始末です。
こんなことも翌朝になったらすっぱり忘れてるんだから小人さんってたちが悪いですね。

マイラリダメゼッタイ

マイスリーをある程度の量、お酒と一緒に飲んでも死ません。
しかし、徘徊すれば大怪我をおう可能性はありますし、煙草を吸おうものなら家事の原因になるかもしれません。ふらりと出かけて誘拐されてしまうこともなくないです。
マイスリーを飲んだらサンテラボ社に敬意を払いつつお布団に入ってすぐ寝ましょう。
飲むにしても4t程度の楽しい範囲に留めるのがベストです。

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