タニガワ チョウコ

英語とアメリカ好き。 主に、英語と言う"魔法の絨毯"に乗って旅して…

タニガワ チョウコ

英語とアメリカ好き。 主に、英語と言う"魔法の絨毯"に乗って旅してきたことを書いてみようかと思います。 他にもボチボチ色々と。

最近の記事

”意訳”は、ほぼ愛。

最近世間を騒がせている水原氏のギャンブル依存症などのニュース。あまりに有名な人の通訳者だったので、私も驚くとともにとても残念に思った。正直野球に興味がなく、大谷選手のニュースが流れてもあまり観た記憶はなかったけれど、今はテレビをつければ毎日のようにその情報が流れてくる。 彼のギャンブル依存症や学歴詐称疑惑、その他諸々にはあまり関心が無いけれど、ちょっと引っ掛かることが最近耳に入ってきた。 「水原氏には突拍子もない意訳があった」という発言だ。 外国語を通訳する際、一語一語を

    • 10年ひと昔。意外と長い。心配するな。

      10年前の今日、私は台湾旅行に出発していた。その日の朝の空港に降り注ぐ眩しい朝日を覚えている。窓を見ながらその3年前の地震の事を思い出していた事も覚えている。あぁ、10年後の今日も台湾旅行へ行けば良かった。。。そしたらまた、こんな10年間を過ごせるだろうか? 10年前の私は大分病んでいた。長期入院後にどうにか派遣の職に就いたけれどそれも3ヶ月で辞めてしまった。少し体力が付いた頃、旅がしたくなって近くの台湾に実験的に行ってみたのだ。2泊の短い旅だったけれど、海外旅行に行けた!と

      • ファンレターの返事が来て、英語に燃えた話。

        今はもう、紙とペンを使って「手紙を書く」ということ自体ほとんどなくなってしまっているようだけれど、その昔、私が中学生だった頃は好きなハリウッドスターにファンレターを書くことが流行っていた。私の学校内だけの事だったのかもしれないけれど、よく好きで買っていたハリウッド映画の紹介をしていた雑誌には各ハリウッドスターのファンレターの宛先が書かれていたので、今思うと割と簡単に手紙を送ることが出来た時代だ。今はどうなんだろう?もっと直接的、そして瞬時にメッセージを送れる時代になって、そし

        • スタバでよく思う事。英語のはなし。

          東京を離れてもうすぐ2年が経とうとしている。都内の会社で仕事をしていた時はほぼ毎日出勤前にスタバでラテを飲んでいた。仕事後にも行くことがあったり、ランチで使ったりもしていたので、私にとってスタバはまさに生活の一部だったのだけれど、今は家の近くにスタバがなく、一番近いスタバまで車で50分かかる。さすがに毎日は行けないけれど、それでも週に2度は通っている。 私が通っているスタバにはほぼ日本人客しかいない。東京都の隣の千葉県だけれど、きっと基本的に外国人があまり住んでいない街だか

        ”意訳”は、ほぼ愛。

          2023年のnoteまとめ。

          そろそろ2023年も終わりです。時間は持て余すほどあったはずなのに、たった12本の記事しか投稿できなかった・・・。私はきっと忙しい方がnoteが書ける体質なのだと思い知ったような気がする。 それでもたくさんの方に読んでいただき、本当に感謝でいっぱいです。やはり留学や英語に関する記事を多く読んでいただいた様なので、来年も引き続き私なりの英語に関する思いをnoteに綴っていければと思います。 『英語の勉強法』的な記事はほぼ書いてきませんでしたが、とにかく自分で自分を縛り付ける

          2023年のnoteまとめ。

          留学仲間の、その後。

          留学先で出会った仲間たち・・・。今頃一体どこで何をしているのやら・・・・。何せ私が留学したのはもうかれこれ30年程前の大昔。そう思うと時の流れの速さにゾッとする。当時はもちろんスマホもないし、EmailもなければFaecbookもない。と言うわけで、連絡先は専ら実家の電話番号と住所だ。紙に書かれたそんな儚い情報は、年月とともにいとも簡単に消え去ってしまった。それでも、今でも繋がっている友達もいるし、近況が耳に入ることもある。記憶をたどり、Facebookでまた繋がった友達もい

          留学仲間の、その後。

          英語力への劣等感を甘く見ない。

          劣等感の対語は「優越感」だ。でも、これまでも私は自分が英語が話せることに対して「安心感」を抱いたことはあっても、「優越感」を抱いたことはなかったかもしれない。理由としては、そこまで英語が完璧に話せるわけでもないし、躊躇なくネイティブの人と話せるわけでもないからだ。ただ、旅行先や仕事上で特に困ることが無い程度の英語力に対し、私は「安心感」を持っている。海外でトラブルがあれば英語で説明をすることもできるだろうし、相手が何を言っているかも理解できる。仕事で英語が必要な時も、同時通訳

          英語力への劣等感を甘く見ない。

          新しい言語、韓国語が気になる・・・。

          最近の楽しみは、パートナーと韓国ドラマを観ることだ。韓国ドラマなど観ることのない人生だと思っていたけれど、ふとパートナーがNetfixで選んだドラマが韓国ドラマだった。2人で並んで見始めたら、もう止まらなくなってしまった。パートナーはドラマを観る時必ず日本語吹き替え版を観る。どうしても吹き替えが付いていない場合は諦めて字幕にしているけれど、私たちは韓国ドラマを日本語で観ている。 しかし、私はどうしても字幕版で観たくなるのだ。俳優達の生の声と、迫力ある演技を感じたい私には、どう

          新しい言語、韓国語が気になる・・・。

          またまた英語が使えていない・・・。

          久しぶりに仕事を開始した。外資系IT企業で派遣社員として仕事を始めたものの、完全在宅勤務なのでほぼ毎日家の中で一人、PCと向かい合っている。ウェブで面接をした際は、「英語は問題ないですか?」と聞かれたし、書類を英語で作成してもらうことが多い、と言われたので、これは久々に英語をバリバリ使える環境に入れそうだ!と息巻いていたものの、蓋を開けてみればいやいや、ほぼ日本語でのやり取りしかない状態。在宅なので外国人のスタッフと会話をすることもないし、所属チームのメンバーは全員日本人。メ

          またまた英語が使えていない・・・。

          こんなにも飽きないものか?海ってやつは。

          東京から千葉県の外房に引っ越してもう1年がとうに過ぎた。1年の滞在というパートナーとの約束だったけれど、2度目の夏を過ごしている。人生とは予定通りにいかないものだ。パートナーの仕事の関係で私は東京での仕事を辞めこちらに来たが、なぜその決断が意外と簡単にできたのか?その理由の一つは、そう、「海の近くに住める」という事だ。東京にいる頃から、週末に電車に乗ってわざわざ逗子の海を見に行った。行くたびに、「いつか逗子に住んで毎日海を眺めて暮らしたい」と願ったものだ。何なら逗子に住んで、

          こんなにも飽きないものか?海ってやつは。

          うちの教祖が整形したっ!

          「うちの教祖」とは、正確に言うと「私の両親が信仰している新興宗教の女性教祖」の事である。 もうかれこれ40年以上に渡り父と母はその宗教の教えを学び、熱心に信仰をしている。しかし私は、今世間で言われているような宗教2世にはならずに済んでいた。 10代の頃は何度も入信を進められていたけれど、どうしてもその気になれずにいたし、二十歳になる頃にはもう両親の家から出てしまったのでその機会も自然に失っていた。 世間を騒がせているいくつかの宗教とは異なり、私から見ても両親が信仰するその

          うちの教祖が整形したっ!

          英語を使わなくなったこの4年半。

          2019年に外資系の会社を退職し、その後日系企業に入社したものの思ったより英語を使う機会が無く、コロナも重なり家にいる時間が増え、そして昨年その会社も辞め、パートナーの仕事の都合で共に千葉に引っ越し、更に家にいる時間ばかりが増え、とにかく英会話をする機会がこの4年半ほぼ無くなってしまった。こんなに長い間直接英語に触れない期間は初めてかもしれない。ああ、淋しい。それでも英語への愛は止まらないので、もちろん英語で映画やYouTubeを観たり、インスタで新しいスラング等を学ぶことは

          英語を使わなくなったこの4年半。

          子供を留学させるか、させないか問題。

          先にお伝えいたしますが、私は結婚もしていなければ子供もいません。20年以上前にアメリカ留学をし、その後も何度かアメリカで仕事をした事があるだけで今はもうずっと日本で暮らしてる。それでも私がアメリカ留学をしていたことを知っている何人かの子供を持つ人達が私に訊ねてくることがある。「アメリカの留学ってどうだった?子供を留学させても大丈夫かしら?」と。そして私の答えはいつだってこうだ。「う~~~~~ん。。。。。あーー、う~ん・・・・。」これまで何度となく留学や海外に行くことの素晴らし

          子供を留学させるか、させないか問題。

          「自分の不幸も蜜の味」だったりする。

          ふと数年前の自分を思い出すと、いつでもどこでも不幸の中にいて、涙がポロポロと頬を伝う日々。そしてその涙の温度に心が酔いしれ、また不幸に陶酔してしまう。不幸であることを無意識の中で求めてしまい、何があっても自分のせい。私が不完全で未熟だからと自分を責め立て、また不幸の中に浸ってしまう。幸せなことがあったとて、幸せを感じることにストレスを感じ、喜ぶことさえ自分に許さないという正に正気の沙汰ではない日常。何をしていても悲しいのだと友人に言ったらこう言われた。「自分が不幸であること自

          「自分の不幸も蜜の味」だったりする。

          英会話は、まず話したいことを話してみる。

          私は短期大学で英語科を専攻していた。その中で外国人の先生による単純な「英会話」的な授業を受けていた時の事。とにかくその先生の持ってくる英会話のトピックがつまらなかった。。。。トピックの細かな内容は忘れてしまったけれど、18歳、19歳の女子達が興味を持つようなものでは無かったことだけは覚えている。しかし、大人しい日本人の生徒たちは粛々とそのトピックのできるだけ沿った内容の英会話をするしかなかった。大概その授業の教室は水を打ったように静かで、私はその授業に向かうのが憂鬱だったもの

          英会話は、まず話したいことを話してみる。

          2023年。今、もし私が20歳なら留学するだろうか?

          私がアメリカに留学をしたのは20歳の時。もうずっと30年近く前の事だ。その頃にはまだ携帯電話も、インターネットも、自分のPCを所有するなんてことも無く、まだまだアナログな世界でみんな生きていた。英語の勉強は英会話スクールへ通うか、大学、短大の授業で学ぶか、または自分で参考書を片手にせっせとノートに学んだことを書き込む。そしてレンタルビデオ屋で洋画を借りヒヤリング力を育てたり、CDで洋楽を聞きながら歌詞カードに書かれている分からない単語を辞書を引いて覚えるのだ。そう、今では考え

          2023年。今、もし私が20歳なら留学するだろうか?