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またまた英語が使えていない・・・。

久しぶりに仕事を開始した。外資系IT企業で派遣社員として仕事を始めたものの、完全在宅勤務なのでほぼ毎日家の中で一人、PCと向かい合っている。ウェブで面接をした際は、「英語は問題ないですか?」と聞かれたし、書類を英語で作成してもらうことが多い、と言われたので、これは久々に英語をバリバリ使える環境に入れそうだ!と息巻いていたものの、蓋を開けてみればいやいや、ほぼ日本語でのやり取りしかない状態。在宅なので外国人のスタッフと会話をすることもないし、所属チームのメンバーは全員日本人。メールのやり取りも日本語のみだった。

ラクチンだ!

いや、しかし期待していたのと違う・・・・・。
ただ、社内全体に流れるメールや、本部からのメールなどはもちろん英語表記ではあるけれど、自分から英文メールを打つ機会は皆無だ。まだ仕事を始めたばかりのなのでこれから英語を使う仕事が発生する可能性もあるけれど、正直な気持ちは・・「あれれ??また英語が使えていない・・。」だ。

就業前にときめかせていた英語を使う事への胸の高鳴りが静かに消えていった・・・。しかし、コロナがほぼ終息した現在、完全在宅勤務の仕事も簡単には見つからない。ましてやバリバリの外資系企業で、東京の真ん中にある実際のオフィスの美しさを目の当たりにし、この仕事を手放すことも躊躇される。ただただ、またしても英語をさほど使えないこの状況がちょっと残念なだけだ。

これまで何度も転職を繰り返して分かったけれど、外資だからと言って必ずしも英語を使うわけでもないし、(勿論英語の基礎がないと働けないけれど)、日系だからと言って英語が不要なわけでもない。自分の中にスキルがあれば人の役に立てる場面も増えるし、自分へのチャンスも多くなる。

ただ、英語を話し、使いたいなら、やはり積極的に自分がその環境を探し、その中に入っていく事が一番なのだと実感した。それは必ずしも会社だけでなく、身近にあるコミュニティや趣味の場所や、学びの場所でも見つけられるのだろう。

今の仕事はもう少し続けてみよう。完全在宅勤務と言うものはこれまで経験したこともないし、IT業界での仕事も初めてで学ぶことが多い。そして英文メールで流れてくる様々な世界の最先端の情報を、まるで乾いたのどを潤すかの如く、ゴクゴクと水を飲むようにその『新しい英語』を私は声に出して読んでいる。社員の人権、新しいトレーニング方法、メディアに乗った社内情報など、知らなかった単語を知る良い機会になっている。どこにいても英語を学ぶ機会はあるものだなー、と感じることも多い。実際の業務では英語を使えていなくても、自分なりに楽しみを探して働いてみようと思っている。

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