「僕の体はゴーヤーで出来てるんだ」と言いたくなるほどに。
きたろうさん演じるタイチョーが、映画『南極料理人』の中で発する名言に倣って言ってみた。
そう、私はゴーヤー大好き人間である。
そして夏野菜がたわわになりはじめる7月中旬頃から、実家や知人などありとあらゆるところからゴーヤーが届きはじめる。
「ゴーヤーとトマトがなりはじめたから、ばあさん(母)が送るってよ」と、姉から電話がきたのは先々週。在宅の日がわかったらその日にあわせて収穫するという。そうこうしているうちに、「ゴーヤーがいっぱいなりはじめたから、ぶんぶんどーさんとこに早く持って行ってって、うちの母親が言うから」と、知人が大量の夏野菜を持って来てくれた。実はそのちょっと前には、大量のジャガイモと玉ねぎをいただいたのだ。ポテサラ万歳!
さて、そんなわけで毎年この季節はゴーヤー三昧。新鮮なゴーヤーをいただいた場合、まずはミョウガと一緒に軽く漬け込む。醤油、酒、酢を煮切って(というのか?)ひと晩漬けちゃう。
定番だけどチャンプルー、天ぷらはビールとの相性もいい。厚切りのベーコンと炒めるだけでも美味い。そしてナスと一緒に味噌炒め、シーチキンサラダ、お浸し、肉詰め、佃煮、しまいにはオムレツまで……。ゴーヤーって卵との相性も抜群だよね。
ところでチャンプルーの味付けを周りで聞くと、各家庭で全然違うことが分かる。
ちなみにわが家はシンプルに塩、醤油、かつお節だけど、最近は「マキシマム」に、醤油をちょい足して味つけしている。マキシマムとは宮崎県三股町の中村食肉の調味料で、ここ数年はスーパーでもよく見かけるのでご存知の方は多いだろう。三股町にはぎょうざの丸岡もあるし……と思ってたら、あれ?丸岡って都城市だった。工場、三股町じゃなかった??? 都城市には肉のふくしまの極上スパイス「喜」などもあり、肉に合うご当地調味料が多い。きっとこの辺りは「肉のまち」だからなのだろう。
と、ゴーヤー愛と同時に宮崎愛を語ってしまった……。
はい、本題に戻ります。
軽いお昼には、ゴーヤーでチヂミもどきをつくる。
スパムがあればスパムがいいんだけど、うちはウインナーでお手ごろに。具の材料を卵、小麦粉とあわせ、ごま油で焦げ目をつけながらジュージュー。食すときには醤油だ!
こうして毎日ゴーヤー三昧。
十分にゴーヤーがあるので涙目では言わないけれど、
僕の体はゴーヤーで出来てるんだあぁぁ。
猛暑をゴーヤーで乗り切ろう。
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