2023年に読んだ本の中でオススメの本10冊

2023年に176冊読んだ本の中で、
小説以外の本は136冊あります。
その中から特に勉強になったなって本を10冊ピックアップ!

①進化心理学から考えるホモサピエンス
生き物の本能には抗えないってことが分かる。
だから読んで損はないです。
テーマは「生存」と「生殖」
この2つの本能に支配されている。

②スピリチュアルズ「わたし」の謎
橘玲さんは編集の天才ですね。
ご自身が読んだ本や知見を上手に編集して書いてくれています。
人間とは何なのかを心理学/遺伝学などを交えて簡潔に伝えてくれます。

③直立二足歩行の人類史
なぜ唯一、人間だけが、
直立二足歩行の生き物になったのか
4足よりも移動は当然遅くなり、
敵に狙われやすくなるにも関わらず…
それでも「直立」二足歩行で進化したのはなぜ?に迫る人類学


④史上最強の哲学入門
色々な哲学の本を読んできましたが、
飲茶の書く哲学書が一番分かりやすい。
全ての大学生に基礎教養として読ませるべき本かもしれない。

⑤史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち
西洋哲学と異なるアプローチをとる東洋哲学を
飲茶さんが分かりやすく説明してくれます。
哲学を面白く、かつ分かりやすく説明する天才作家の本

⑥賢い人の秘密
哲学的であり数学的ですが、
賢い人って何が違うの?って事についての本
アリストテレスの教えを分かりやすく解説。
賢い人は思考法がしっかりしていて、それにはいくつかの要素があるっていう解説です。

⑦殺人犯はそこにいる
ノンフィクション書かせたら一流な清水さん。
ジャーナリストってこうじゃないとダメだと思う
商売に走った腐ったマスコミ関係者は読むべき
桶川ストーカーも面白いけど、
この事件の冤罪を証明したのも清水さんの力かもね。

⑧強い会社に変わる仕組み
作者は大手企業で人事責任者やってきた人
どうやって組織を強く変えてきたかのか…
ポイントは人事として心理学や社会学を
かなりしっかり学んでいる人だって事です。

⑨銀河の片隅で科学夜話
サイエンスの本は個人的に好きだけど、
その中でもこういう小話的なエッセイで
ここまで中身が深い本に出合ったことがない。
素晴らしい本でした。この本は凄い!
一例を挙げると、17%以上の固定支持層があると、多数決で最終的に多くの人がその意見に同意するというガラム世論力学は驚いた。
さすが理論物理学者です!

⑩黒化する世界
独裁を黒化、民主主義を白化として、
世界が黒化してきているってのを書いた本。
共産主義圏にいた人の世界の見方は、
参考になる事が多いです。
国際情勢に興味がある人にはオススメ!


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