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私のいろんな考察

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私の考察をまとめた作品集です
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#考察

菩提樹の下で

菩提樹の下で

ブッダが菩提樹の樹の下で「悪魔よ去れ」と言っている。それは人の魂というような光の粒が、眼に見えるものや眼に見えないもの、または何か自分の内部から生まれてきているような感じがする感情も、感覚も、どれもが光の粒との関係性で生まれて来た相対的で、反射によって映ったモノで。「私」と何気なく言っている「光の粒」の認識が消えた時点で、消えてしまうモノなのだと言っている。

「悪魔よ去れ」と言っている。
「光の

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漫画から夢に入る

漫画から夢に入る

近頃、ちょっと実験的に夢をみています。

私はTVやインターネットなどはBGM音楽による情報の過多が好きではないので、ほとんど見ません。(こんなのを書いていますが、情報は書籍(漫画も含む)や人の体験を聞く方が好きなんです。人から話を聴く時も、BGMは無い空間を選びます。)その傾向は近頃はさらに強まって、TVなどBGMがあるものを全く見ないようになりました。

その代わりゲオで漫画を沢山借りてきてい

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夢を見る感覚 他人の話を聴く感覚

夢を見る感覚 他人の話を聴く感覚

私にとって夢を見る時の感覚と、他人の話を聞く時の感覚は似ていると、少し思う。それははっきり見えない何かを、はっきり認識できない何かでもって受け取り、その感覚を自分の経験や知識で言葉にまで手繰り寄せるような行為なのだが。

だからたまにやってくる他人の話(相談とかちょっとしたこと)を沢山聞く日は、夢を取りこぼすようになる。まるで他人の話を聴くことで、夢に使っているエネルギーが消耗しているような感じで

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ICからみる「いい眠り」

ICからみる「いい眠り」

まだ考察としては不十分なのだけれど、たまにその人(依頼者とか)の「眠り」について、ホロスコープの「ICの位置」や「月」から考えてます。

占星術師の松村潔さんは「人は眠りによってエーテル体が回復する」という話をしており、一日の「死に場所」として「IC」位置を参考にするそうです。それは単純に”いい眠り”ということもありますが、MCをその人が共同体の中で「光らせる部分」とすると、ICはその「影の部分」

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今日は夢を覚えていられませんでした

今日は夢を覚えていられませんでした

昨夜も夢を見たことは覚えているのだけれど、今日は「のど」の調子が少し(本当に少し)悪くて覚えていられなかった。ああ本当に夢を覚えて記録するってのは、意外とナイーブな作業なんだと改めて実感する。

足が痛くても、頭痛がしていても夢は結構覚えていられるのだけれど、どうやら「のど」はダメだ。多分のどは発音器官だってことが関係しているのだろうと、私の実感としてはあって。私は文章を書くことや夢などを覚えてお

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私にできること

私にできること

私にできることは
あなたをトレースすること

あなたがどんな存在であるかを
私を使って示すこと

それは私が私の混沌を理解するために培った技術を
あなたに応用するということ

私はあなたをくくらない
培った技術から可能性を示すだけ

あなたの話をじっくり聴いて
あなたの存在を私の世界が照らし出す

だから一対一で話すのが一番いい
そしてできたら複数回話を聴かせてほしい

あなたの混沌を私も味わえる

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私にとっての描く事

私にとっての描く事

私にとって絵を描くとは
残響を放出することだと思う
というか そう感じる

心の中に日々散り積もっていく澱のような音
その音を蒸留するように形にして放出する

だから私の日々の絵を見て「画家になるのですか?」と
問う方に私は伝える「これは芸術では無いのです」と

芸術とそうでないものを
はっきりと線引きする必要は無い
と言えば無いのだけれど

内面に生まれた感覚を
外の世界に喜びとして
描くことを

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直線と曲線の周期性と天秤座的性質

直線と曲線の周期性と天秤座的性質

以前、絵の直線と曲線について考察した事があったと思いますが、相変わらず私の描くものはその二つを交互に行き来しています。具体的には、興味をもった対象を簡単な「直線」で描く所から始まり、それに慣れてくると自然と「曲線」の存在感が増してきて、それも満杯になるころには対象に対する興味が次へ移っているというものです。

絵という行動には違いないのですがテーマや描いている内容に焦点を当てると、私の作品には明ら

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肚を意識してみると

肚を意識してみると

脳科学的に脳と人間の各部分の関係(電気信号的なもの)を調べてみると、脳からの神経のほとんどは両手と頭(特に顎付近)に集中しているそうです。つまり、昔から「肚がすわっていない」なんて言葉がありますが、肚(丹田)は意識しない限り脳的には無視されやすい部分の一つという事になります。

しかし肚は、人体の重心などを考えた時にとても重要な位置にあります。ロボットの設計を考えた時に重心を意識しないで設計は、絶

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思考の力み対処法

思考の力み対処法

私は20年ほど合唱をやっていました。今はヨガを教わっています。といっても事故から定期的に来てしまう「痛み」に対する対処療法的なヨガなので、いわゆるヨガでは無いのですが二名の先生に教わっています。

それで近頃気が付いたのですが、人は「その箇所を意識するだけ」でいいんだなという事なのですが、それは例えば「腰を使わずに背中を使う時」は腰は「無いもの」として背中だけを「意識」すれば、ちゃんと目的に合わせ

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ある日の夢「(考察)」

ある日の夢「(考察)」

虫が出てくる夢を見た。
ああ、暖かくなってきたのだなと思う。

(考察)虫に関する夢を夢占いなんかで調べると本当にいろんな言葉(大抵はネガティブな事で一部ポジティブな事)が出てくるが、それ以前に私の場合は”暖かくなってくる”と夢に虫が現れる。哲学者のジャック・ラカンは「精神分析の四基本概念」の中でカウンセラーと患者の間で起こる「転移」(お互いに自分の中の何かを相手に映してしまう精神状態の変化の事)

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「○○と、する」力

「○○と、する」力

考えを構築する時に、自分で便利だと思っている考え方があります。それが「○○と、する」と一時的に自分の及ぶ範囲において仮定状態で問題を固める方法です。

例えば、先日知らない番号から電話があり、それは一見すると嬉しい連絡なのですが詐欺である可能性がぬぐえない。そんな時にどっちだろうかと悩むよりは多少「嬉しい話」がどこかにいっても、そんなもの初めから無かった話なので「私はこの話を「詐欺」と、する。」と

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占星術ハウスと一年間の過ごし方

占星術ハウスと一年間の過ごし方

私の一年の過ごし方の事です。

占星術では、現在運行中の土星の位置がその人の出生図のどこのハウスにあるかで「今、人生の何をメンテナンスしているか?」などの指標を貰えるので私も結構参考にしています。このような運行中の天体を使って、今の自分の状況を考える事は占星術師なら普通の事と思いますが、毎回全部の星をみていくのも骨が折れるし、同時に縛り付けられるような感覚も出てくるので、もう少し簡単、しかも1年間

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各属性における「直観」感

各属性における「直観」感

占星術においてサインは火、風、土、水に分けられますが、それに伴い「直観」という概念の違いについての考察です。

・牡羊座から代表される火の属性の「直観」
これは、ある紙を見た時に「それを3:2になる箇所で折ってください」と言われても補助線無しで折れるような感覚。それに理由などないのですが「宇宙原理」に則した結果は瞬時にわかるというもの。宇宙原理に則さない、人工的な他人の意図によって支持されるような

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