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漫画から夢に入る

近頃、ちょっと実験的に夢をみています。

私はTVやインターネットなどはBGM音楽による情報の過多が好きではないので、ほとんど見ません。(こんなのを書いていますが、情報は書籍(漫画も含む)や人の体験を聞く方が好きなんです。人から話を聴く時も、BGMは無い空間を選びます。)その傾向は近頃はさらに強まって、TVなどBGMがあるものを全く見ないようになりました。

その代わりゲオで漫画を沢山借りてきています。すると気が付いたのは、寝る直前に見た漫画の影響が夢に強く反映されている事です。漫画の影響は、その日の「夢の言語」を決定するようなもので、夢が漫画のようになるのではなく、漫画の印象を使って夢が言語化されるような感じです。

例えば「宇宙兄弟」という漫画を読んで寝れば、夢の中の言語テーマに「宇宙」が入ってくるようなものです。これは活字の本の時にはあまり見られない事でした。

恐らく活字の文字による言語的理解よりも、絵や図形による抽象的理解の方が夢に影響を与えやすいという事なのでしょう。占星術師の松村潔さんは、「意図的に夢に質問する時はそれに見合った図形を思い浮かべて寝る」と言っていましたが、つまり、もし「それに見合った図形」が思い浮かばなければ、とりあえず見たい夢の方向性を寝る直前に「絵」として思い浮かべれば、夢とのコミュニケーション方向をある程度こちらに引き込める事を示しているのかもしれません。

ちなみに「宇宙兄弟」を読んだ日の夢は、宇宙にいる私が物質的解釈とエーテル体的解釈の二重性を矛盾しつつ理解するようなものでした。夢の中のイメージでは両立できたのですが、言語化するにはちょっと無理があります。ですが、再び松村潔さんの言う「夢は物質性、エーテル性、アストラル性、メンタル性の4重構造であり、その中で言語化できるのは物質性とエーテル性の境界面だけだ」と言う話からすると、その日の夢は納得できる体験と言えなくもないものでした。

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