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【おもち】奥羽・北上ショートトリップ【焼きそば】

ども、ゆさっちです。
残暑の厳しい日々が続いていますが、お変わりありませんか?。
ゆさっちはあれこれおいしいものを食べてスタミナを付けて乗り切ってます。(*´∀`*)

さて買ってはみたものの、意外に消化しない青春18きっぷ。
ぽかっと空いた週末のある日、18きっぷを1日分使って日帰りでどっか行ってこようと決めました。

でも日帰りで行ける近場は結構行き尽くした感が・・・・。
!・・乗ったことのある路線でも、降りたことのない駅で降りてみよう。

すぐに一つの駅名が思い浮かびます。
第一の目的地は決定。
あとは流れで旅を楽しみましょう。

てな訳でやってきました、地元駅。
ここから当駅始発の東北本線上り方面の一番列車に乗ります。

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福島駅で奥羽線米沢行に乗換え。

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列車は郊外から山あいに入っていきます。

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福島を出発して約30分、列車はある無人駅に到着します。
それが峠(とうげ)駅。
住所的には山形県米沢市になります。

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豪雪地帯にあるこの駅、雪対策のスノーシェルターが異彩を放っています。
外から見るとこんな感じ。

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駅周辺には人家らしきものはありません。
秘湯であるいくつかの温泉地へのアクセス駅になっているけど、そこまでは10km弱くらいあるのかな。

こういう秘境駅は特に珍しいものではないのですが、この駅には秘境駅にあるはずのないものがあるのです。
それは、ホームの立ち売り。

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日中には3〜4時間に1本しか列車の停まらないこの駅(山形新幹線はばんばん通過します)、しかし停車する列車ごとに、立ち売りの方がホームであるものを売っています。
それは「峠の力持ち」

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中身の写真を撮るの忘れましたが、8個入りで1000円。
小ぶりの大福のようなお餅です。
かつては山形新幹線の車内販売で買うことができましたが、今ではこの駅まで来ないと買うことができません。
ゆさっちもお土産に1箱買いました。

列車はわずか30秒停車。
でも車掌さんは売り子さんが列車を一巡するまで阿吽の呼吸で対応してくれているようでした。

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さて、お餅を売っているのですから、もちろん作っているお店も近くにあります。
長いスノーシェルターを抜けたところに峠の茶屋があります。

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ミックス餅とお雑煮のセットをオーダーしました。
出でよ!ででん!

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12時方向から時計回りでずんだ、納豆、あんこ、くるみ、ごまですね。
(*´∇`*)
お店の方が「お茶にしますか?お水にしますか?」と尋ねたので「お水ください」といったら、表から清水を汲んできてくださいました。
いいなぁ、こういうの。(*´∇`*)

朝イチでいったのでお餅はつきたて、ふわっふわに柔らかいけど粘る粘る。
餅好きのゆさっちにはたまらんです。(*´∇`*)
あ、この店の開店時間は「日の出の時刻」だそうで、行けるなら1番列車で行くといいかもです。
つきたてを味わえるかもしれませんよ。(*´∇`*)

さて旅を続けましょう。
下り米沢行がやってきました。
ホームでは売り子さんがまた最敬礼で列車を迎えます。

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米沢ー新庄間は通り慣れた路線なので新幹線でワープすることにしました。

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あっという間に新庄に到着。

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次に乗る、奥羽線の秋田行と陸羽西線の列車が並びます。
「秋田行」という表示に、ちょい遠くまで来た実感がします。

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列車は夏の濃い緑の中を快調に飛ばしていきます。

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沿線にある難読駅名「及位」、地元の方と鉄っちゃん以外で読める方いらっしゃいますか?。

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さて、沿線から東北線に連絡する路線はいくつかあります。
北上線、花輪線、田沢湖線あたりが候補です。
北上線は記憶の限り乗ったことがないような、あと乗換駅の横手で名物の「横手やきそば」食べたいな。
との理由で、北上線をチョイス。

横手(よこて)駅で降ります。

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さて、おいしい焼きそばを求めて、駅前の食堂に入ります。

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待つことしばし、来ました!ででん!

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お店の方が説明してくださいます。
麺は蒸し麺、キャベツと豚肉、食べるとき割って黄身をまぶす目玉焼きは比内地鶏、奥のカレーポットに入っているしゃばしゃばの特製ソースをたっぷりかけて召し上がれ。

麺はやや太麺でもっちりした食感、でも歯でぷつっと切れます。
ソースは野菜の甘みを感じます。比内地鶏の目玉焼きも濃厚な黄身の味がグッドでした。(*´∇`*)

さて駅に戻ると、ホームに北上行のディーゼルカーが待っていました。

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列車は発車すると、山あいに分け入っていきます。
ほんとはよさげなとこでふらっと降りてみたかったのですが、次の列車は4時間後・・・自重しました。(´∀`; )
印象に残ったのは、沿線にそって流れる渓流の風景の美しさ。
へたくそな写真で恐縮ですが、ダイジェストでご覧ください。

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車窓に豊かな田園の光景が広がるとまもなく終点・北上です。

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ここで家族へのお土産を買って、しばし休憩。
あとはひたすら東北線を南下、帰路につきます。

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一ノ関(いちのせき)

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小牛田(こごた)

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仙台(せんだい)

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と乗り継いでスタート地点に戻ってまいりました。

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奥羽線は、このnoteでも何度か取り上げている、自分自身御馴染みの路線です。
でも、初見の駅で下車し、新たな視点でこの路線を見たときに、いろいろな気付きがあり、新鮮な気持ちで小旅行を楽しむことができました。

この投稿をご覧の皆さんにも通勤・通学沿線等で気になる降りたことのない駅ってありますか?
思い切って降りてみませんか?
新たな気付きや出会いがあるかもしれませんよ。(*´∀`*)

では、今回はここでお別れとなります。
次回はもう少し遠くへ、皆さんをご案内できるかもしれません。

ではではまた!
次の旅行記でお会いしましょう。

ばいちゃ!

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